tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

奈良のうまいもの認定プレミアム商品審査会(第3回)/明日香きくらげ、古代米シューマイとおこげの豆乳にゅうめん、白味噌のスイーツ!

2019年02月28日 | 観光にまつわるエトセトラ
昨日(2/27)「第3回奈良のうまいもの認定プレミアム商品審査会」が、学研奈良登美ヶ丘駅前の「アルション」で開催された(第2回の記事は、こちら)。主催は一般社団法人奈良のうまいもの会である。早速、今日の奈良新聞に「奈良らしさを評価 奈良のうまいもの会認定商品審査会 古代米、大和麩など使い 上位3品認定」の見出しで報じられた。引用すると、


堂土健一さんの開会挨拶

飲食店や生産者などで構成する「奈良のうまいもの会」(堂土健一代表理事会長)は27日、第3回認定プレミアム商品審査会を、奈良市中登美ヶ丘6丁目のブッフェレストラン「ブーランジェリー・アルション ラ・メゾン」で開いた。上位3品が認定プレミアム商品として認定された。

食材提供会員が提供する古代米や大和麩(ふ)、葛城とうふなど特定食材を使って料理担当会員がメニューを考案。食材と料理の両方について、奈良らしさや素材の魅力、料理の提案力について審査が行われた。審査会では試食とプレゼンテーションを実施。堂土健一代表理事と料理研究家、報道・情報紙、百貨店の関係者ら審査員11人が上位の品々を選んだ。



プレゼンテーションするばあくさんと桂花さん。美味しい焼き豚で挑んだが惜しくも賞を逃した

厳正な審査の結果、ベスト3(A~C。1~3位ではなく同率1位)と審査員特別賞(D)が選ばれた!

A.「明日香きくらげ~日本一を目指します~」
株式会社アスカグリーンファーム(明日香きくらげ)、農家酒場どはってん
B.「米米(まいまい)シューマイ」
一般財団法人明日香村地域振興公社(古代米)、べっぴん奈良漬
C.「古代米おこげの豆乳にゅうめん」
一般財団法人明日香村地域振興公社(古代米)、池利三輪素麺茶屋 千寿亭
D.「白みそショートケーキ」「白みそフロランタン」
株式会社井上本店(白味噌)、Cafēそらみる


11人の審査員が、それぞれ100点満点で評価し単純集計したが(合計1,100点満点)、上位3品はほとんど点差がつかず、同一順位となった。逆に審査員特別賞は評価が割れたが議論の末、白味噌を使ったスイーツが選ばれた。今回も私を審査委員長に選んでいただいたので、こんな感想を述べた。


ピンクのバラのような「明日香きくらげ」

A.キクラゲの国内生産率はわずか3%(ほとんどが中国からの輸入もの)。「明日香きくらげ」は安全・安心で栄養素の多い逸品。今回の料理は白キクラゲを梅酢で色をつけたものもあり、見た目も楽しく独特の食感もいい。将来が楽しみな食材。アスカグリーンファームは五條市の会社。この新食材で南和を元気にしてほしい。


新食感の「米米(まいまい)シューマイ」

B.明日香村の「古代米」はさほど珍しい食材ではないが、シューマイの皮に使うという発想が面白い。肉汁やうま味が閉じ込められ、口の中に入れるともちもちの古代米と一緒にしみ出してきて、とても美味しい。


完成度の高い「古代米おこげの豆乳にゅうめん」

C.「古代米のおこげ」「豆乳」「にゅうめん」とトッピングをどのように組み合わせるのか興味があったが、とてもバランス良く仕上がっている。明日からお店(桜井市の千寿亭)で販売できるのではないか。


「白みそフロランタン」(向かって左端)と「白みそショートケーキ」

D.西京味噌など市販の白味噌は水飴などを添加してやたら甘いが、井上本店の白味噌「万葉小町」は米、大豆、塩だけを使った白味噌。これをスイーツに使うという意表を突いた作戦が功を奏した。ほのかに味噌味が感じられるショートケーキも、香ばしさが引き立つフロランタン(焼菓子)も、新感覚のスイーツとして売り出せる。

第2回の講評では「プレゼンテーションにもっと工夫を」と申し上げたが、今回はその点でも改善が見られた。

それにしても楽しいイベントだった。奈良県内にはこんなに良い食材があり、良い料理人さんがいらっしゃることに改めて気づかされた。奈良のうまいもの会の皆さん、これからも「奈良の食」を盛り上げてくださ~い!



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日本遺産登録めざす「龍田古道」/毎日新聞「ディスカバー!奈良」第101回

2019年02月27日 | ディスカバー!奈良(毎日新聞)
NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」は毎週木曜日、毎日新聞奈良版に「ディスカバー!奈良」を連載している。2月7日(木)付で掲載されたのは「聖徳太子も通った道/三郷町から柏原市への龍田古道」、執筆されたのは柏尾信尚さんだった。龍田古道は現在、「日本遺産」登録を申請中だ。三郷町の公式Facebookによると、
※トップ写真は龍田古道の案内板

三郷町では現在龍田古道の日本遺産登録を目指しています。平成28年11月8日、柏原市と「包括協定」を締結し、日本遺産登録への道のりがスタートしました!柏原市と三郷町は龍田古道を中心として亀の瀬や水運・鉄道など、古代から近代に至るまでの「大和と河内を結ぶ道」をテーマに日本遺産に登録したいと考えています。

そして本年1月24日付で、三郷町と大阪府柏原市は「歴史と地すべりが創り出す壮観な風景と龍田古道~古代から現代まで苦悩に満ちた龍田越え~」として奈良県庁経由で文化庁に日本遺産申請が行われたのである。ではそろそろ柏尾さんの記事を紹介する。


峠八幡神社(大阪府柏原市)

JR関西線(大和路線)三郷駅付近から大和川右岸沿いに西へ大阪府柏原市に向かう道は、古代から大和と河内を結ぶ重要なルートです。北路、中路、南路と複数あり、それら総称して「龍田古道」と呼ばれています。

大和盆地の河川がすべて集まる河内国境の場所は亀の瀬と呼ばれ、川幅が狭く両側に山が迫り、現代も地すべり対策工事が行われている交通の難所でした。聖徳太子が主導して「官道」として整備したといわれ、道沿いには太子ゆかりの寺院が建っていたようです。

峠越えで最も高低差の少ない大和川添いの道(南路)が多く利用されたと考えられ、奈良時代には平城宮から郡山、斑鳩を経て難波宮に至る歴代天皇の行幸路でもあったようです。三郷駅近くの磐瀬の杜には、鏡王女(かがみのおおきみ)の万葉歌碑が建っており、道中には旅人の安全を護る峠八幡神社が鎮座しています。


日本遺産申請のタイトルが「歴史と地すべりが創り出す壮観な風景と龍田古道~古代から現代まで苦悩に満ちた龍田越え~」というのには驚いた。「地すべり」とか「苦悩に満ちた」という言葉が入っていたからだ。発表は5月、今から楽しみにしています!

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土井一成さん(書家・刻字家)と訪ねる川上村ツアー、3月23日(土)実施!(2019 Topic)

2019年02月26日 | お知らせ
こんなツアーがある。書家・刻字家の土井一成さんが案内される「川上村ツアー」だ(主催:一般財団法人奈良県ビジターズビューロー)。吉野杉の美林を見学したあと、土井さんの工房へ。ランチは「ホテル杉の湯」。午後は丹生川上神社で、土井さんの指導のもと書道体験(吉野杉の杉板に字を書いて持ち帰る)。大和八木駅からの送迎バスがついて7,800円(ランチつき)だ。いただいたチラシによると、
※トップ写真は開園10周年の「うだ・アニマルパーク」に寄贈された作品
土井さんの隣は、除幕式に駆けつけた南都銀行のNさん(2018.5.26撮影)

吉野杉・檜を使った書家・刻字家
「土井一成」先生と行く
吉野林業と水源の村「川上村」の旅

丹生川上神社上社での書道教室、土井先生の工房見学、吉野杉林の見学など
土井一成先生の創作活動を通じて川上村の多彩な魅力を体験
お1人様あたり 7,800円(昼食付)2019年3月23日(土)実施

実施日 3月23日(土)
 集合 10:00川上村役場前
 解散 15:45川上村役場前
料金(お1人様あたり)7,800円(税込)昼食付、大人・小人同額
無料送迎バスあり 
・近鉄「大和八木駅」発着
・往路(行き)大和八木駅(08:45発)→川上村役場前
・復路(帰り)川上村役場前→大和八木駅(17:00頃着)
※送迎ご希望のお客様は、ご予約時に同時にお申し込みください。

内容
「土井一成」先生は、川上村を拠点に活動する書家・刻字家。林業に携わった経験を活かし、吉野杉や吉野檜に自らの書を彫る、独自の木彫作品を作り続けています。土井先生の作品は、吉野杉・吉野檜の美しさに、書と彫刻、さらにはデザインを融合させた他に類を見ない作品となっています。

このツアーでは、土井先生の創作活動を通じて、川上村の多彩な魅力に触れていただきます。最初に、土井先生も携わった林業により守られてきた、樹齢250年を超える、江戸時代に植林されたとされる貴重な「吉野杉林」」をご覧いただきます。

その後、先生の工房を訪れ、作品が生み出される現場で、作品を見たり、製作にかかわるお話をうかがいます。昼食は、ミシュランガイドにも掲載された「ホテル杉の湯」で。大滝ダムの湖畔の素晴らしいロケーションにあるホテルです。

午後は、「丹生川上神社上社」にて、ご参拝の後、土井先生による書道教室にご参加いただきます。書道教室では、半紙で練習した後、吉野杉の板に、お客様ご自身で、お気に入りの漢字を一文字お書きください。(彫刻はいたしません。)

※近鉄「大和八木駅」発着の無料送迎バスもございます。ご希望のお客様は、本ツアーご予約の際に同時にご予約ください。

●旅行企画・実施:一般財団法人奈良県ビジターズビューロー
〒630-8361 奈良市池之町3 奈良県猿沢イン3階 電話:0742-23-8288
詳しい内容やお申込みは「奈良体験.com」へ。奈良体験.comでは、奈良の伝統的な産業を体験できるプログラムやツアーを多数掲載しています。


土井さんの作品はユニークだ。工房に伺ったとき、こんなにたくさんの作品を拝見した。ご自身で文字を書き、力を入れたところは深く、抜いたところは浅く彫る。墨のしずくの跡まで丁寧に彫る。色使いも面白いし、何より杉などの板がいい。よほど注意して選んでいるのだろう。そんな土井さんの創作過程を知ることができるツアーである。

皆さん、ぜひお申し込みください!
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黒滝村から今井町へ/職場旅行PARTⅡ.

2019年02月25日 | 奈良にこだわる
昨日の「PARTⅠ.」に引き続き、職場旅行のPARTⅡ.を(2/23)。「黒滝 森・物語村」のヨーロッパ山荘風の宿で一夜を明かした翌朝は、周辺をぶらぶらと散策した。敷地内にはレトロな「黒滝村旧役場庁舎」があった。これは日本遺産「森に育まれ,森を育んだ人々の暮らしとこころ~美林連なる造林発祥の地“吉野”~」の構成文化財だ。日本遺産のHPによると、





明治の吉野林業を伝えるモダン建築 建物は明治43年、吉野材木黒滝郷同業組合事務所として建てられた洋風木造建築。大正2年から黒滝村の役場として60年余り利用されてきました。現在は2階が吉野林業に関する資料を集めた「民俗資料館」として活用され、樽丸づくりの道具(県指定)が展示され、庭には和歌山にあった黒滝材の貯木場の祈念碑が移設されています。平成7年に同村中戸から現在の地へ移築する際、念入りに修理もされたため建築後95年になるとは思えないモダン建築を見ることができます。





茶粥のついた美味しい朝ご飯のあとは、道の駅経由、広橋梅林経由で、一路・橿原市今井町へ。予定では車中で吉野の話をするつもりで、パワポ資料もバッチリ用意していたのだが、マイクロ2台に分乗することになったので、これは諦めた。今井では、当ブログでおなじみの若林稔さん(今井町町並み保存会会長)に、町内をガイドしていただいた。若林さんと保存会のことは昨年(2018年)10月17日、奈良新聞「明風清音」欄で詳しく紹介させていただいた。引用すると、


広橋梅林(下市町)は、咲き始めだった

橿原市今井町はわが国で屈指のむかし町(歴史的町並み保存地区)だ。「中世末、寺内町として形成され、近在から在郷武士を含む有力な信徒が移住し」「四周を環濠と土居で囲んだ現在の町割りが成立した」「大幅な自治権が認められた大和の商業の中心地として発展し、大名貸しを行うような商人も誕生している」(以上、『奈良まほろばソムリエ検定 公式テキストブック』)。



昭和30(1955)年、当時東京大学の助手だった伊藤鄭爾(ていじ)氏は町内に滞在して町家調査を行い「中世の町がこれだけ大きい規模で残されているところは珍しい」と町長に進言した。「この大切な町を保存しよう」という機運が一部町民の間で生じ、「古くて暗い町」のイメージが変わる兆しが現れたときで、高市郡今井町が隣接町村と合併して橿原市となる1年前の話だ。



その力が昭和46年、称念寺の住職だった今井博道氏らによる「今井町を守る会」結成へとつながり、49年には妻籠宿(長野県木曽郡)、有松町(名古屋市)の地域づくり団体との連携により「町並み保存連盟」が発足。

同連盟の尽力により、翌年「重要伝統的建造物群保存地区」(重伝建)制度が実現した。従来の住環境を維持しながら住民の保存に対する意識を高める制度で、今井町は長年の議論ののち平成5(1993)年に重伝建の制度を受け入れた。「守る会」の遺伝子は現在の「今井町町並み保存会」に受けつがれている。



保存会の若林稔会長(78)にお話をうかがった。「今井町が注目され国から多額の助成金が降りるようになりましたが、落とし穴がありました、高度成長期の頃です。『あれも助成金で、これも助成金で』と他人やカネに頼るような体質になったのです。助成金で見た目だけが立派な町になりましたが、この町を築いてくれた先人たちの進取の気性やもてなしの心が失われていくのを強く感じました。本当の宝物は建物ではなく『心』だったのです」。



そこで若林さんが取り組んだのはシンボルづくり。安土桃山時代の豪商で茶人、千利休・津田宗及とともに天下三宗匠の1人、今井宗久は、今井町の出身といわれる。しかも奈良はわび茶の発祥地だ。若林会長は「今井町並み散歩」というイベントの規模を大幅に拡大、フリーマーケットを並べるほか、宗久の時代の茶行列を創案した。このイベントは大ヒットし、今年で23回(年)目を迎えた。



「私のイベントは手間暇がかかり、そんな効率の悪い町づくりに、当初はしぶしぶ賛同してくれる人が大半でした。しかし徐々に遠方の学生たちが協力してくれるようになりました」。学生たちのために、若林さんは自宅を開放して寝食をともにする。ピーク時には20~30人にもなるそうだから、これは奥さんも大変だ。そんな学生の1人が「昔のものにふれることが少ない今の時代に、昔のものの温かさ・よさを感じることができた」と感想を語っている(『いまいは今』第41号)。

その後も若林さんは数々のイベントを仕掛けた。今は「働き者が育ってきていることを頼もしく感じます」。今井町の保存は若林会長の統率力のもと、これからも全国の保存地区から注目され、輝き続けていただきたいと願う。






若林さんの名ガイドは12時40分で終了。徒歩でランチ場所に向かった。飛鳥川にかかる蘇武橋(そぶばし)のたもとでは、菜の花が真っ盛り。思わずシャッターを切った。





ランチ場所は今井町から国道に出る道沿いにある「食堂楽(しょくどうらく)」へ。私は「安い、うまい、ボリュームたっぷり!」と当ブログで紹介したことがある。一部を引用すると、


同僚が注文した海老の天ぷら。梅の赤、菜の花の黄と緑を連想させるきれいな盛り付けだった

今年(2013年)の2月9日(土)、吉野町の美吉野醸造へ酒蔵見学に行き、どこかで打ち上げをしようということになったので、この店を推薦した。30人近いメンバーでくり出し、お店は大混雑状態。気のあった仲間と飲んだり食べたりで、大いに盛り上がった。




山盛りの鶏の唐揚げ(1人前)

「生ビール」(大 890円)は、ジョッキというよりピッチャーのサイズで出てくる。「鶏の骨付き空揚げ」など、ゲンコツほどの大きさの空揚げが5個ほど(740円)。最後に精算すると、1人たった2,000円だったので、皆、唖然とした。ボリュームがあるので、グループで行ってシェアするのが一番ピッタリくる。なお焼肉メニューもある。





お店は少し路地に入るのでやや分かりにくいが、広い道路に面して立派な駐車場があるので、それが目印になる。美味しくてコストパフォーマンス抜群のお店、ぜひお訪ね下さい!


チャーシュー麺

私は、半ちゃんラーメン(ハーフサイズのチャーハンとチャーシュー麺のセット)を注文。出てきたラーメンはこんなにボリュームたっぷり!しかもチャーハンは通常の1人前の量だった。うーん、食べられるだろうか。


チャーハンは通常の1人前のボリュームだった!


トドメは、超弩級(ちょうどきゅう)のあんかけチャーハン、これで1人前とは!

続々とみんなが注文した料理が出てきた。これはすごい!「相当残るだろうな」と踏んでいたが、結構よく食べる。結局、鶏の唐揚げだけが残ったので、パックに詰めて持ち帰ってもらった。あ~あ、よく食べた。

それにしても、とても楽しい「古典的」職場旅行だった。「地域活性化」をめざす部署なので、中和と南和をバスで巡るという発想がいい。これは幹事さんのおかげである。私も忙しいところを少しムリして参加して、本当に良かった。来年はどこに連れて行ってもらえるのだろうか、今から楽しみにしている。皆さん、どうもありがとう!
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黒滝村から今井町へ/職場旅行PARTⅠ.

2019年02月24日 | 奈良にこだわる
2月22日(金)の夕方~23日(土)、職場の14人で社員旅行に出かけた。向かうのは黒滝村の温泉つき宿泊施設「黒滝・森物語村」。はるばる奈良市まで、送迎バスでお出迎えいただいた。17時30分に猿沢池畔を出発し、到着したのは19時30分だった。「黒滝村から大阪のミナミまでなら高速を乗り継いで1時間で行きます」とのことだったが、奈良市は遠いのだ。若い社員が多いが、わりと古典的(?)な社員旅行になった。


部長の挨拶が始まった


茹でガニ(1人1尾)


こちらは焼きガニ用のタラバガニ(3人前)

夕食は「蟹会席」。カニ刺し、茹でガニ、焼きガニ、カニすきと、カニのオンパレードだった。以前、ここでは村の名物・ぼたん鍋(猪鍋)をいただいたことがあるが、カニは初体験。リニューアルされたばかりで、とてもきれいな施設だ。ここの公式HPには、


カニすき用のズワイガニ(3人前)


スグレモノを発見!関兼常(せきかねつね)のカニハサミ(KC-027S)。早速、ネットで注文

森の交流館 森のオアシスならではの、木をふんだんに使った宿泊施設です。お部屋は落ち着いた和室をメインにご用意。名物の猪鍋をはじめ山の幸、川の幸が盛りだくさんのお料理も好評です。ゆったりとした空間で心ゆくまでおくつろぎいただけます。


カニを食べるときは静かになる


手前は締めのカニ釜飯。これも美味しかった!私はカニすきのダシ汁をかけていただいた

森の交流館・冬の味覚プラン◆冬の味覚・本ずわいがに(かにすき)をご堪能◆冬の味覚の王様、本ずわいがにを心ゆくまでお召し上がりいただけます。このプランは1泊2食付となっております(対象期間 2018/11/15~2019/03/31)。



2017年7月15日にリニューアルオープンしたばかりの温泉(人工温泉)「黒滝の湯」も、身体の芯から温まった。最近はとても忙しくしていたので、朝まで爆睡。翌日はマイクロバスで橿原市今井町へ。続きは、また明日(2/25)。
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