tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

奈良市で大茶会「第1回珠光茶会」、2014年2月12~16日開催!(Topic)

2013年11月30日 | 奈良にこだわる
来年(2014年)の2月12~16日、奈良市で大茶会が開催される。産経新聞奈良版「世界遺産の社寺など来年2月 茶会 奈良市 お茶券の電話予約 来月4日から開始」によると、
※最も詳しい情報は、奈良市のHPに出ている

奈良市は29日、市出身で「わび茶」の祖とされる室町時代の茶人・村田珠光(じゅこう)にちなみ、世界遺産の社寺などを会場にして来年2月に開催する大規模な茶会について、お茶券の電話予約を来月4日から開始すると発表した。社寺などで開催日が異なり、1日に複数の会場で茶会が開かれるため、3種類のお茶券を用意した。

最も高い5千円券は、3席分のお茶席や食事が楽しめるほか、各会場を巡回するバスの乗車券などが付いている。3千円券は、2月14日に東大寺で開かれるお茶席のほか、シンポジウムへの入場などが可能。千円券は、お茶席(1席分)と会場の拝観料が含まれる。

茶会は「第1回珠光茶会」で、2月12~16日、東大寺や春日大社など7社寺や歴史的な町並みが数多く残る「奈良町」などを会場に開催される。社寺では、東大寺の「集会所」や春日大社の「桂昌殿」など、普段は一般公開されていない施設が会場となる。表千家と裏千家、武者小路千家、遠州流の4流派の本格的なお茶が楽しめるほか、シンポジウムなどの関連イベントもある。

実行委員会長を務める東大寺の北河原公敬長老は「全国的に有名なお茶会にしていきたい」、仲川げん市長も「100年を超えるような茶会にしたい」と話している。お茶券は来月18日から、市内のなら100年会館でも窓口販売が始まる。販売は来年2月5日まで。問い合わせは市観光戦略課((電)0742・34・4739)。



この写真は西日本新聞から拝借

茶礼祖・村田珠光のことは以前、なら再発見に詳しく書いたので、こちらをお読みいただきたい。「第1回珠光茶会」のことは奈良市のHPに報道資料が掲載されていて、詳細がよくわかる。引用すると、

■珠光茶会の構成
【お茶席】七社寺、「ならまち」界隈のお茶室で、お茶や点心を実施。
【特別展】「ならまち」にて、お茶道具や、奈良の伝統工芸品、歴史ある貴重な大工道具などを特別展示。
【シンポジウム】
期間の中日である2月14日に、お茶文化に造詣の深い熊倉功夫氏や有馬底氏、神津朝夫氏を招いてのシンポジウムを開催。
【エクスカーション】
「ならまち」で実施されているお茶席や特別展を、観光ボランティアガイドの案内で散策しながら、奈良の文化に深く触れていただくガイドツアーを実施。


シンポジウムについては、

■シンポジウムの概要
【日時】2月14日(金) 午後1時~午後3時
【場所】東大寺総合文化センター 金鐘ホール (300席)
【内容】「奈良の茶の湯 ~日本のおもてなし文化~」
≪第1部 基調講演≫
〇 熊倉 功夫氏 (静岡文化芸術大学学長)
≪第2部 パネルディスカッション≫
〇 パネリスト(予定):有馬 底氏 (臨済宗相国寺派管長)
神津 朝夫氏 (帝塚山大学講師)
熊倉 功夫氏 (静岡文化芸術大学学長)


短い準備期間に、よく考えたものである。奈良では2月には入込客数が落ち込むので、2月上旬から「なら瑠璃会」が開催される。来年はそれを引き継ぐ格好で「第1回珠光茶会」が開かれ、冬の奈良を盛り上げていこう、という仕掛けだ。「エクスカーション」では、ぜひNPO法人「奈良まほろばソムリエの会」に、ご用命いただきたいものである。

奈良市観光戦略課はじめご関係者の皆さん、冬の奈良を大いに盛り上げてまいりましょう!
※トップ写真は、同茶会実務委員・藤丸正明さんのFacebookから拝借

コメント (2)
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apa apa cafe の「スモークサーモンのサラダ丼」

2013年11月29日 | 奈良にこだわる
ぱ~ぷるの『ランチパスポート奈良』(Vol1.)は、いよいよこの土曜日(11/30)に期限が到来する。その前に駆け込みで、と、気になっていたお店を訪ねることにした。奈良市椿井小学校のすぐ近く(同校北側の路地を西に少し入る)、奈良市椿井町51藤本ビル2階の「apa apa cafe(アパアパ カフェ)」というごく小さなカフェだ。

早くに、ならどっとFMのH・Aさんが行かれて、Facebookに「ランチパスポートで500円ランチ!apa apa cafeのスモークサーモンのサラダ丼、美味しすぎっ☆ 」とコメントされていた。800円のランチが500円なのだ。しかし、何だか量が少なそうだったので、後回しにしていた。しかし「ご飯多め」とお願いすれば良いのだ、と気づき、訪ねてみることにした(11/27)。


場所は「あつをの台所」の東隣の2階。狭い階段を上がる

若い女性たちが営んでいる、感じのいいお店だ。窓から差し込む日射しが、気持ちを和ませてくれる。
ランチパスのサイトには

のんびりとしたランチタイム 午後も頑張る為の元気をチャージ!

見た目も鮮やかな人気メニュー! 奈良県産のヒノヒカリと、自家製ドレッシングのマッチングに、リピーターが多い♪爽やかな見た目とは裏腹に、しっかりとしたにんにくの風味が効いているから、しっかり食べたい人にもオススメ!こちらの隠れ家的なカフェの店名に込められた意味は「気楽に行こうよ」。その意味の通りのんびりと楽しいランチタイムを楽しんでね♪




勇気を出して「ご飯、多いめで」と注文した。出てきたのがこの丼である。まずはひと口。おっ、これはイケる。ご飯にしみ込んだタレというか、ドレッシングが絶妙だ。醤油をベースに、ニンニク、タマネギやいろんな野菜を合わせているそうだ。トッピングのスモークサーモンや生野菜も、これとピッタリとマッチする。もっと早く訪ねておけば良かった!

私の『ランチパスポート奈良』(北部版)による収支は、煮込みハンバーグ(fue)、お茶漬け定食(風神)、にぎり定食(春日)、オムライス(おしゃべりな亀)、天ぷら相盛り(越後)、屋台ラーメン(まるほ)、タコライス(Ritz)、焼きそばセット(眞田)、パスタランチ(fis)、麻婆丼(飛天)、とんぺい焼きセット(あつをの台所)、桜えび天おろしそば(そば楽)、すじ肉カレー(はまぐり屋)、コリアセット(あじと)、中華ランチ(花とも)、パームランチ(Parum cafe)、プレートランチ(PAZ)、飲茶ランチ(王楽園)でトータル+5,670円だったので、今回の+300円(=800円-500円)を加算すると「+5,970円」とあと30円で6千円だ。これはぜひもう1ヵ店、訪ねなければ…。ぱ~ぷるさん、どうも有難う!

tetsudaおススメ度(ランチパス使用時の満足度。最高点は3つ星)は、もちろん★★★!

◆passport-info
500円ランチ/「スモークサーモンのサラダ丼」800円→500円
パスポート利用時間/12:00~15:00
利用回数/期間中3回利用できます。

◆shop-info
奈良市椿井町51藤本ビル2F
☎0742-26-3408
営/12:00~翌0:00(23:00LO)
休/不定休
P/無(近隣に有料P有)
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奈良は紅葉まっ盛り!(2013Topic)

2013年11月28日 | 写真
昨日(11/27)のお昼休み時間、奈良県文化会館~興福寺境内を散歩してきた。ちょうど今は、紅葉まっ盛りだった。おそらくこの週末が、紅葉見物のピークになることだろう。



奈良県下の紅葉名所といえば、奈良公園、円成寺(えんじょうじ)、正暦寺(しょうりゃくじ)、 芳徳禅寺(ほうとくぜんじ)、信貴山朝護孫子寺(しぎさんちょうごそんしじ)、竜田川(たつたがわ)、 談山神社(たんざんじんじゃ)、 高取城跡(たかとりじょうせき)、長谷寺(はせでら)、奥香落渓(おくこおちけい)、 吉野山(よしのやま)あたりだ。観光情報サイト「ええ古都なら」紅葉情報によれば、これらすべてが「見頃」マークで埋まっている!



11/30(土)、12/1(日)とも、降水確率は20%と、天気は上々だ。
皆さん、ぜひ錦秋の奈良をお訪ね下さい!
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猿沢荘が、外国人観光客交流館に!(2013Topic)

2013年11月27日 | お知らせ
本年(2013年)8月に閉館した猿沢荘が、「外国人観光客交流館」(仮称)に生まれ変わるそうだ。今朝(11/27)の産経新聞奈良版《「猿沢荘」外国人交流施設に 宿泊設備残し改修へ 県、来年度中に具体案》によると、
※トップ写真は本年5月の撮影

奈良市の猿沢池のほとりにあり、8月に閉館した旅館「猿沢荘」について、県は宿泊設備を残し、外国人観光客同士が交流したり、日本文化を体験したりできる施設に改修する方針を決めた。来年度中に具体案を基本計画としてまとめる。
               
猿沢荘は、地方職員共済組合県支部の運営で昭和29年に開館。しかし、宿泊や宴会の利用者減少が続いて経営状態が悪化し、閉館していた。地下1階・地上4階延べ約3300平方メートルの建物について、県はそのまま使用し、内部を改修する方針を決めた。

客室が24室、宴会場が5部屋あるため、宿泊設備は残し、宴会場を交流や体験の場にするほか、ロビーで外国語の観光案内なども予定している。具体的な運営方法は今後、検討する。県の担当者は「観光で訪れた外国人が、奈良の魅力についてさらに深く知ってもらえる施設になるよう検討していきたい」と話している。


奈良新聞(11/27付)によると、この整備事業について県は800万円の予算(25年度一般会計補正予算案)を見込んでいるという。巷では、建物を取り壊し、地続きの魚佐旅館やならまちセンターとともに再開発するのではないか、との噂も出ていたが、改修し単独で再オープンするのだ。

国内の修学旅行(団体による教育旅行)は、旅行代理店頼みである。しかし外国人観光客は個人旅行の割合が高く、しかも旅行代理店を通さず、自分で手配する人が多い。東京都の調べであるが、外国人は個人旅行の比率が67%、うち「旅行代理店を通さず、自分で手配した」との回答が48%とほぼ半数を占めている。欧米になると、この比率は約6割になる。

新たな「外国人観光客交流館」(仮称)が、インターネットなどで海外の個人に向けてどのような情報発信・PRができるか、その腕前が試される。修学旅行客誘致に大きなウエイトをかけていた県の方針が、外国人観光客誘致(インバウンド)にウエイトを移したということであれば、このニュースの意義は大きい。

(11/28追記)この記事をFacebookに転載したところ、魚佐旅館の金田専務からコメントをいただいたので、以下に紹介する。

外国人をと云うのは正しい選択だとは思いますが、現実には外国人がどれだけ利用するかは、絶対に不透明だと思っています。誰でもそうですし、仮に国内でも、どこへ行ってどんな所へ宿泊したいかって云うのを、事前に、ある程度調査してから行くモノです。しかし、その調査対象になっていなかったら、来られた外国人で、しかも奈良へ来られた方にしか、行き渡りませんから、施設は作ったものの営業実態が伴わないって事が起こります。

この施設があるから来ようって思って貰えるには、それだけの営業戦略が必要なのです。それができていれば、猿沢荘でも問題なかったでしょうし、敢えて閉めなくても良かった筈。日本文化云々を云う前に、外国人を斯様にして集客しますって云う戦略無しでは、「やってます」の、自己満足で終わって、赤字・・改め、経費垂れ流しで、全然人が来ない施設で終わってしまいます。県の営業戦略が、問われている事だと思います。


これに対して私は《Web予約が中心の外国人客向けには、当然、そのための集客戦略が必要です。外国人客は口コミを重視しますので、利用客が満足→ネットで評判を書き込み→新たな集客、という好循環を作らなければなりません。澤の屋旅館のように》とコメントを返させていただいた。
コメント (3)
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G級グルメコンテスト、12月1日(日)開催!(2013Topic)

2013年11月26日 | お知らせ
12月1日(日)、御所市の葛城公園で「2013 葛城の峯 G(ごせ)級グルメコンテスト」が開催される。読売新聞奈良版(11/26付)の「御所(GOSE)だから G級グルメコンテスト」によると、

御所市のご当地グルメを集め、市の名前にちなんだB級ならぬ「G級グルメコンテスト」が12月1日、市役所北側の葛城公園で開かれる。市制55周年を記念して主催する市の担当者は「最優秀に選ばれたメニューは、市の新たな名物料理としてPRしたい」と意気込んでいる。

地元の飲食店や団体などが芋、米、フリーの3部門に、カモ肉を使ったコロッケや米のスティックケーキ、空揚げなど約30点を100~500円で出品。審査員の評価と来場者の投票の合計点で最優秀賞を決める。前売りチケットは1枚500円で、市内の取り扱い店で販売。会場でも購入できる。

東日本大震災被災地の復興を支援しようと、宮城県女川町の女川漁港で水揚げされたサンマを食べるイベントもある。雨天決行で午前11時~午後3時。問い合わせは市企画観光課(0745・62・3001)。


パンフレット、出品される料理、チケットの取扱店舗などは、こちら(PDF)に載っている。

G級グルメコンテストは、2011年10月16日に「第1回 葛城の峯 G級グルメコンテスト」として開催された。私もチケットを確保して訪ねたが、駐車場は遠いし、そこから会場へのバスもなかなか動かない。会場に着いた思ったら、多くの店が「完売御礼」。残った店も長蛇の列で、ほとんど食べることができなかった(当然、投票もできなかった)。仕方なく売店で買って帰った「吐田米(はんだまい)」がとても美味しかったので、何とか腹の虫が治まったが…。(前回の様子は、一文字 寅さんのブログに詳しく紹介されている。)

2011年のミシュランガイドに奈良県内の多くの店が紹介されて以来、雨後のタケノコのようにたくさんのグルメコンテストが行われたが、成功例はごく稀(まれ)だ。たいていは「あっという間に売り切れた」「立ちっぱなしで長時間待たされた」「食べるスペースがない」「交通アクセスが悪すぎる」「投票の公平さが保たれていない」など、運営上の数々の問題点を指摘され、1回きりで消えていったコンテストも多い。

前回のG級グルメの主催者は「コンテストよりも、その後の展開が重要」とコメントしていたが、前回優勝したお好み焼きが御所の名物料理としてどのように「展開」したのか、はなはだ疑問である。

今回の「G級グルメコンテスト」は、市政55周年記念事業として、御所市の主催で開催されるイベントである(前回は「東風の会」主催)。前回の成果と反省を踏まえ、今回はぜひ来場者が満足できるイベントとしていただきたいものだ。



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