世界の七聖賢アレキサンドリヤに集まる!!
事実如何は分からない。すべてはアカシックレコードに記された物語である。
しかしながら、ここで検討される情勢分析には同意できる。事実に即していると思われる。人類は絶えざる進化を目指している。退化することもあるが大局的には進化の過程にあると思われる。そのために賢人がいてもおかしくはない。
勿論、進化とは魂の進化である。
ある時には仏陀(ゴータマ・シッダルタ)、ある時にはゾロアスター、ある時にはイエスがその任を当たっていたというなら納得できる。ソクラテスもそうであろうし、プラトンのそうであったに違いない。孔子・孟子もそれに含まれても良いであろう。
今般は、イマニエル・イエスについてである。
<蓮 :記事に無関係>
<サルスベリ(百日紅=ヒャクジツコウ):記事に無関係>
メングステ、カスパー.....etc.は、歴史上、史実にあるかどうかは知らない。イエスと言えば12使徒がいるが、それ以前にスタッフがいたと言うことは面白い。何か、宇宙人のような気もするが、それはご想像に任せるしかない。
史実について、どうこう考えることは今回のテーマではない。物語る内容そのもについて、同意できるものがあるか否かと言うことに尽きる。
世界の七聖賢アレキサンドリヤに集まる。集会の目的。開会の言葉。
開闢(かいびゃく)以来各時代ごとに、七人の聖賢が生れた。
各時代の初めに、これら聖賢たちは、国民、民族、種族、言語の推移を記録するために集まり、そして、人類が公正、愛、正義に向ってどれだけ進んだかを記録し、来るべき時代に最も適当な法典、宗教原理、及び規則などを公式化するのである。
一時代が去った。見よ、次の新しい時代が始まった。聖賢たちは召集されなければならぬ。当時、アレキサンドリヤが世界最高の思想の中心であった。そこでここにファイロの家に聖者たちが集まった。
支那からメングステが来た。インドからビヂャパチが来た。ペルシャからカスパーが来た。アッシリヤからアシビナが来た。ギリシャからアポロが来た。マセノはエジプトの聖者であった。それからファイロはヘブライ思想の首長であった。
時が来て、会議が開かれ、一同七日間坐して沈黙した。
先ずメンゲステが立って言った。「時の車輪は一回転し、人類は一段高い思想の段階に居ります。われらの祖先が織った着物は尽きました。天人ケルビムは天の織物を織りました。それがわれわれの手に入ったから、これから人々のために新しい着物を作らねばなりません。
人の子らはもっと大きな光を仰ぎ求めて居ります。もはや木できざみ、土で造った神々を好みません。手で造らない神々を求めて居ります。
彼らは来るべき日の光を見ますが、まだそれが十分に分かって居らない。
時が熟している。人類のために適適当な着物を作らねばなりません。人々のために、公正、慈悲、正義、愛の着物を新調し、来るべき日の光が輝く時に、裸体を蔽いかくすようにしましょう。」
次ぎにビヂャパチが言った、「われわれの僧侶はみな気が狂って居ります。彼らは荒野で悪魔を見、これにランプを投げつけて破られ、どんな僧侶も人々に微光だも与えない。
夜は暗い。インドの心は光を求めています。
僧職の改革は出来ません。これはもう死んでいます。その一番大きな事は墳墓と追悼歌である。新時代は自由を求めています。人々がめいめい僧侶となって単独に行動し、神の社に自分の供物を捧げるようになります。」
次ぎにカスパーは言った、「ペルシャの人々は恐怖でおびえて居ります。悪事をすればこわいから善事をする。悪魔がわが国一番の強者です。これは作り話であるが、悪魔は老若を問わず、これを膝に乗せてあやしています。
わが国は暗く、悪事は暗黒のなかで跋扈(ばっこ)して居ります。
恐怖は吹き来る微風(すずかぜ)に乗って、すべて生命あるものにひそみこんで居ります。悪の恐怖は作りごと、幻想、罠(わな)だが、何か大きな力が現われて、エーテルを光の程度まで挙げるまでは、恐怖は生きながらえましょう。
いよいよこれが起るようになれば、マギ僧の国は光に照らされて栄え、明るくなりましょう。ペルシャの魂の求めるものは光です。」
【宝瓶宮福音書:栗原 基訳】
第十二部 世界の七聖賢の評議会
第五十六章 世界の七聖賢アレキサンドリヤに集まる。集会の目的。開会の言葉。
1)開闢(かいびゃく)以来各時代ごとに、七人の聖賢が生れた。
2)各時代の初めに、これら聖賢たちは、国民、民族、種族、言語の推移を記録するために集まり、
3)そして、人類が公正、愛、正義に向ってどれだけ進んだかを記録し、
4)来るべき時代に最も適当な法典、宗教原理、及び規則などを公式化するのである。
5)一時代が去った。見よ、次の新しい時代が始まった。聖賢たちは召集されなければならぬ。
6)当時、アレキサンドリヤが世界最高の思想の中心であった。そこでここにファイロの家に聖者たちが集まった。
7)支那からメングステが来た。インドからビヂャパチが来た。ペルシャからカスパーが来た。アッシリヤからアシビナが来た。ギリシャからアポロが来た。マセノはエジプトの聖者であった。それからファイロはヘブライ思想の首長であった。
8)時が来て、会議が開かれ、一同七日間坐して沈黙した。
9)先ずメンゲステが立って言った。「時の車輪は一回転し、人類は一段高い思想の段階に居ります。
10)われらの祖先が織った着物は尽きました。天人ケルビムは天の織物を織りました。それがわれわれの手に入ったから、これから人々のために新しい着物を作らねばなりません。
11)人の子らはもっと大きな光を仰ぎ求めて居ります。もはや木できざみ、土で造った神々を好みません。手で造らない神々を求めて居ります。
12)彼らは来るべき日の光を見ますが、まだそれが十分に分かって居らない。
13)時が熟している。人類のために適適当な着物を作らねばなりません。
14)人々のために、公正、慈悲、正義、愛の着物を新調し、来るべき日の光が輝く時に、裸体を蔽いかくすようにしましょう。」
15)次ぎにビヂャパチが言った、「われわれの僧侶はみな気が狂って居ります。彼らは荒野で悪魔を見、これにランプを投げつけて破られ、どんな僧侶も人々に微光だも与えない。
16)夜は暗い。インドの心は光を求めています。
17)僧職の改革は出来ません。これはもう死んでいます。その一番大きな事は墳墓と追悼歌である。
18)新時代は自由を求めています。人々がめいめい僧侶となって単独に行動し、神の社に自分の供物を捧げるようになります。」
19)次ぎにカスパーは言った、「ペルシャの人々は恐怖でおびえて居ります。悪事をすればこわいから善事をする。
20)悪魔がわが国一番の強者です。これは作り話であるが、悪魔は老若を問わず、これを膝に乗せてあやしています。
21)わが国は暗く、悪事は暗黒のなかで跋扈(ばっこ)して居ります。
22)恐怖は吹き来る微風(すずかぜ)に乗って、すべて生命あるものにひそみこんで居ります。
23)悪の恐怖は作りごと、幻想、罠(わな)だが、何か大きな力が現われて、エーテルを光の程度まで挙げるまでは、恐怖は生きながらえましょう。
24)いよいよこれが起るようになれば、マギ僧の国は光に照らされて栄え、明るくなりましょう。ペルシャの魂の求めるものは光です。」
【原文:The Aquarian Gospel of Jesus by Levi H. Dowling 】
SECTION XII<o:p></o:p>
LAMED<o:p></o:p>
The Council of the Seven Sages of the World<o:p></o:p>
<o:p> </o:p>
CHAPTER 56<o:p></o:p>
The seven sages of the world meet in
Alexandria. The purposes of the
meeting. The opening addresses.<o:p></o:p>
IN
every age since time began have seven sages lived.
2) At first of every age these sages meet to note the course of nations,
peoples, tribes and tongues;
3) To note how far toward justice, love and righteousness the race has gone;
4) To formulate the code of laws, religious postulates and plans of rule best
suited to the coming age.
5) An age had passed, and lo, another age had come; the sages must convene.
6) Now, Alexandria was the center of the world's best thought, and here in
Philo's home the sages met.
7) From China came Meng-tse; from India Vidyapati came; from Persia Kaspar
came; and from Assyria Ashbina came; from Greece Apollo came; Matheno was the
Egyptian sage, and Philo was the chief of Hebrew thought.
8) The time was due; the council met and sat in silence seven days.
9) And then Meng-tse arose and said,
The wheel of time has turned once more; the race is on
a higher plane of thought.
10) The garments that or fathers wove have given out; the cherubim have woven a
celestial cloth; have placed it in our hands and we must make for men new
garbs.
11) The sons of men are looking up for greater light. No longer do they care
for gods hewn out of wood, or made of clay. They seek a God not made with
hands.
12) They see the beams of coming day, and yet they comprehend them not.
13) The time is ripe, and we must fashion well these garments for the race.
14) And let us make for men new garbs of justice, mercy, righteousness and
love, that they may hide their nakedness when shines the light of coming day.
15) And Vidyapati said,
Our priests have all gone mad; they saw a demon in the
wilds and at him cast their lamps and they are broken up, and not a gleam of
light has any priest for men.
16) The night is dark; the heart of India calls for light.
17) The priesthood cannot be reformed; it is already dead; its greatest needs
are graves and funeral chants.
18) The new age calls for liberty; the kind that makes each man a priest,
enables him to go alone, and lay his offerings on the shrine of God.
19) And Kaspar said,
In Persia people walk in fear; they do the good for
fear to do the wrong.
20) The devil is the greatest power in our land, and though a myth, he dandles
on his knee both youth and age.
21) Our land is dark, and evil prospers in the dark.
22) Fear rides on every passing breeze, and lurks in every form of life.
23) The fear of evil is a myth, is an illusion and a snare; but it will live
until some mighty power shall come to raise the ethers to the plane of light.
24) When this shall come to pass the magian land will glory in the light. The
soul of Persia calls for light.
【続く】