飄(つむじ風)

純粋な理知をブログに注ぐ。

水が燃える技術、ついに完成!!③

2010-02-20 19:30:49 | 水が燃える②

マイヤーの水を燃やす技術を完成させた
日本人がいる!!

GhostRiponさん(HN)その人だ!!
有言実行、とうとう『
日本製品』を作り上げた!!第3弾


 一体、水が燃えるなどと言う、トンデモ科学があるかというお叱りも聞こえてきそうなので、その原理を解りやすく解説した資料を転載しておくことにする。


 これは既に触れたことでもあるので、重複するが、所謂、ブラウンガスというものの存在である。水はH0 、ブラウンガスは、HHOと表す。つまり、分子ではなく元素の集合体なのだ。H Oでもない。つまり、水素ガス、酸素ガスではないのだ。だから、ブラウンガスという。


 従って、水の電気分解とは元来違う。従って、このガスは、火を付けない限り爆発しない。燃えないのである。細かい性質については、下記の引用転載記事、もしくは転載元を参照すれば理解できよう。


 これをトンデモ科学と揶揄するのは魂胆がある。知られては都合が悪い輩である。もう一つの側面がある。分けも解らず、詐欺に明け暮れるグループもいる。そういう輩が、この技術を信用失墜させている。これは元の狙いは、同じである。エネルギー革命を忌み嫌っている人々がいる。それは誰か? そんな者、すぐ分かる.......。


 要するに、このガスを効率よく生成できる技術があれば、エネルギーは無尽蔵になると言うことである。それだけのことだ。簡単な話である。


 水が燃えるガスに変わり、又水に戻る。これほどクリーンな燃料はない。


 

O0409048610296588382


 

【転載開始】 <いちぶ引用>
http://www.recycle-solution.jp/shinki/dai3/05.html
ブラウンガスというのは、ブラウン運動のブラウン先生ではなく実はブルガリア生まれのユール・ブラウンさんという先生が発見したものです。発見といいますか、簡単に言えば水の電気分解です。ふつう水の電気分解ですと水素と酸素を別々に分離して取り出しますけれども、彼の場合にはこれを混合気体として取り出す。そしてこの場合に分子状の水素と酸素を混合したものでなく、いきなり発生させたときの、つまり原子状の化学用語でいう発生期の水素、酸素ガスの状態でこれが出てくるのです。私も化学の出身ですから発生期というのは大昔習ったのですけれども、非常に不安定な状態で、ものすごく短時間に原子状のものが分子になってしまう。そういうことしか教わっていなかったわけですが、どうもこのブラウンガスの場合には、だいぶその常識とはかけ離れたような挙動がいろいろ見られるのです。

ブラウンガスというのは学術名というふうに我々は言っておりますが、学術名はブラウンガス。 それを勝手にというか、皆さんが水酸素ガスとか、水素酸素ガスとか、あるいはZETガス。今日はZETガスの話に触れるわけですが、同じ言葉ですけれど も、ゼロエミッション・テクノロジー・ガスの略だそうです。あるいはCPガスというのはクリーンパワーガスとか、アクアガスとか、会社によって自分の名前を勝手につけているというわけです

ブラウンガス自体は非常に単純なものですから、水を電気分解して水素と酸素の混合気体を取る。今までみたいに分離しないで。

それでは水素と酸素が混合しているからものすごく不安定で、振動とかショックですぐ大爆発でもするのではないかと思うのですが、これは皆さんご存じのように爆発限界というのがあります63、64%ぐらいになると爆発する可能性はありますが、これはちょうど水素と酸素が2対1ですから、約67%ということで、爆発限界から若干離れているわけです。化学の特性というのは非常にうまくできているもので、若干でも、これは全く爆発しない

では、爆発しないで火をつけたらどうなるかというと、これは爆縮するのです。凝爆ともいいますが、爆縮とか凝爆。英語で言った方が分かりやすいのは、爆発はエクスプロージョンですが、凝爆はインプロージョンです。 うちに爆発するというか、爆縮です。そのために、例えば着火しますとバッと燃えて周りが真空になるわけです。つまり空気の容量から液体の容量に、水になっ てしまうわけですから、液相に移るわけですから、その空間がなくなるので、これは真空になる。ですからバーナーの炎を手に近づけて、このぐらいの炎が出て いるとしますと1cmぐらい近づけてずっと手を置いておいても、全く熱く感じない。火傷もしない。そういう非常に集中した、エネルギーを外に無駄に流さな いと言った方が……(素人的にはいえば、)そのような特性があります。

さらに面白いのは、炎の温度だけは280℃と非常に低いのです。と ころが、これを鉄に当てますと、鉄板1mmでも2mmでも簡単に孔がスポッとあきます。ちょっとサンプルを持ってきました。これは日銀さんには悪いけれど も百円玉をブラウンガスで、小さな普通のアセチレンバーナーと同じものを使ってあけたのです。そうすると、これは4~5秒で孔がスポッとあいてしまう。ふ つうアセチレンを当てますと、このニッケルの百円玉は真っ赤になって溶けることはしないのですが、これがブラウンガスですと5~6秒でスポッと孔があいて しまう。

それから、タングステンの棒を用意します。タングステンというのは融点が3480℃ですから、鉄よりもタンタルよりも高いわけで す。そこにブラウンガスを当てますと、例えば1cmぐらいの太さの棒がすぐ真っ赤になります。15秒ぐらいで真っ赤になって、タラッと溶け出します。溶け るだけではなくて、激しく燃えるというか、昇華します。ですから少なくとも3400℃の熱がそのブラウンガスが出ているわけで、それが蒸発しますから、 5000~6000℃以上の温度になっているのでしょう。つまり、相手の物質次第で温度が自由に上がるこういう不思議な炎というか、特性を持っているのです

なぜ、今までそんなすごいものが使われなかったのだろうか。 今の理由も一つですが、これはユール・ブラウンさんがソ連で研究していて、その後GPUに追われ、それでオーストラリアに逃げて、それから韓国へ行って韓 国で研究して、オーストラリアでも韓国でも弟子ができてその人たちが細々と小さな発生機を作り、最後は中国へ行ったりしています。そういう所でいろんな弟 子がブラウンガスをつくって、細々といいますか、せいぜい冷蔵庫の大きなものぐらいの発生機を作ったりしていたわけです。ですから、小さなものはもう世界中に何百台も出回っていまして、これは小さな炎でスポッと溶融しますから宝石の加工に非常に向いている。あるいは歯科技工の加工機とか、今一番出ているのは鉄とかステンレスの溶融切断です。これは産業としてまだあまり知られていませんけれども、ある程度普及し初めて浦安の鉄工団地などで使われています

実は、あまりにもデモを見るとすごいので、いろんな山師たちが群がってそこで一旗儲けようということもありまして、余計ブラウンガスの業界といいますか、フィールドを怪しくしてしまって、そんなものには手を出すなということもあるのです。そういう中の一つに、先ほど理論が分からないけれど、核変換がどうもこのブラウンガスで現象的には起きるらしいと。これは元MITのミルズ先生が自分のホームページで世界中の学者のディスカッションを載せていますが、常温核融合もその中の一種になり得るということで、常温核融合学会の中でもこのブラウンガスのペーパーが出ていると聞いております。ともかく常温核融合とか核変換なんていうと、ますます自分たちの身近とは遠くなってきて、なんか怪しくなってくる。

一例を言いますと、六ヶ所村で灰放射能の処理施設を2兆円もかけて造っているわけですけれども、これがもしブラウンガスで、溶融してしまうと放射能が減じるとか消えてしまうという実験が韓国の工業技術研究院ではなされているそうで、実際にその現象があると聞いています

PEFC型の燃料電池にいきなりブラウンガスを入れてちょっとした工夫をすると、それで小さな豆電球がつきますから、水素を分離しなくてもいけるという実験結果もあります。 そんなことを考えると、家電メーカーさんが、あと2年ないし3年後に家庭用の燃料電池の10キロぐらいのものをリーズナブルな値段で発売すると言っていま すので、そういうところにこれが使えそうかなあと期待しています。そうすると、電気と水だけあればこの燃料電池がどんとんできるわけです。

水素のエナジーといっても、今、我々が測定しているのは分子状の水素のエネルギーです。発生期の水素のエネルギーというのは、あまりにも不安定で短時間なために、それだけを測定したという人はあまりいないでしょうし、あるいは測定器というのはないのです。

水にこのブラウンガスをかけたらどうなるのでしょうか。ブラウンガス自身が水をまた加熱して一部ブラウンガスにして燃えますから、それでボンボン燃えるということが今言われています。

3 気圧ぐらいで今みんな使っているけれども、これが10気圧まで上げても何でもなかったと。ところが韓国のある先生は、10気圧以上に上げるとこれがそのま ま水になってしまう。つまり非常に不安定な状態なので、圧縮すると水になってしまうと言うのですが、10気圧に上げても大丈夫だったという人と両方います ので。

ブラウンガスを活用した最新溶融技術の開発状況 より
http://www.recycle-solution.jp/shinki/dai3/05.html
【転載終了】


 
【転載開始】2009年11月28日(土)

資材の購入先(セルボディ)

O0600040010321639935

(これぐらいできればねえ・・・現実は↓)


とりあえず、セルボディです。

セルボディ、それは容器です。
スタン氏など、みなさん円筒形を採用しているので、素直にパクリましょう(笑)
本来筒である必要はないのですが、既製品で済ませられそうなので採用します。

セルボディは、水の分解状態が見えるように、筒部分は透明アクリルパイプ。
※【重要】泡の出るところを見るのが、この実験の目的であり醍醐味。
上下の蓋を、塩ビパイプ(水道管)用の掃除口を使うことにした。
量産されているものを買うのが、ワンオフで作るより安くつくし追加の入手も容易だ。

これにした↓

O0416029310322030753


掃除口購入先

VUキャップ掃除100 VPCO : 488円
VUツマミ掃除口100 VPCO : 450円
100と言うのは呼び径で、一応、図面で確認したところ内径100mmです。
本来は外側面を使用してソケットで接続するのですが、内側でも行けそうです(笑)
こう言う樹脂部品は、図面通りでない場合が多いので、現物を測定して確認しました。
問題なくいけます。

建築設備・建築資材の激安・現金問屋オートミ・インターネットホームセンター
http://www.ohtomi.com/
現物を確認したくて伺ったのですが、在庫は意外と少ないみたいでした。(倉庫が別のもよう)
購入は、通販がよろしいと思います。価格は、安いのか良くわかりません。
ホームセンターでも買えると思います。
呼び径100です。125で行こうと思ったのですが、現物確認したらデカすぎ(笑)でした。

O0599031710320413459

(HPより拝借)



アクリルパイプの購入先


はざい屋(知りうる限り最安値)
http://www.hazaiya.co.jp/category/akuriru_pipe1.html
在庫があれば、切り売りしてくれる場合あり。
径100mmは、肉厚5mmもありました。
2mmは少し頼りない(握ると変形する)ので、3mm以上がしっかりしていてよろしいと思います。
入手したのは、
径100mm 長さ250mm 肉厚3mmです。
キャストと押し出しがあるようですが、キャストの方です。(どちらでも良いと思いますが)
店頭になかったので店員さんに確認したところ、長いパイプから切ってくれました。

O0593015710320413458

(HPより拝借)


購入した部材たち。
掃除口は、つまみのないタイプ(左)のほうが、収まりは良いが、
つまみタイプに比べて蓋の肉厚が薄いので、ネジ切りは辛いと思う。
どちらが上になるかは、気分です(笑) 今のところ、つまみが上かなあ・・・ 
なんとでもなるので、じつはあまり問題にはしていない。

O0600040010320413450


とりあえず、はめてみると、ガタなくスーっと入る感じです。
掃除口の側面は肉厚なので、アクリルパイプとの固定に芋ネジを使用しても大丈夫そう。
薄くシリコンを塗れば、水漏れの心配はなさそうです。
エポキシで、完全固定しても良いだろう。

立てても、外側の塩ビが落下しないので、嵌め合いの状態が理解できると思う。(画像確認↓)

O0600049110322146348

 

O0600031610352362184_2

 

O0600046710322146353
ぶっといガラス管ヒューズみたいだ。Φ100です(笑)
あとで、ネオン管みたいに光らせたくなる予感がする。

現金問屋オートミとはざい屋は、お店同士が近いので在庫確認して、はしごするのも手でしょう。

セルの見栄えは無視してます。
追加工がほとんどない方法なので、参考になると思います。
ローコストだしね。

ステンレスパイプは、納品が遅れると連絡が来たので、現物確認後に載せます。
自分用の資料も兼ねてます。

以上、メモ。

ブラウン・ガス(水で走る自動車)関連リンク集
http://ameblo.jp/ghostripon/entry-10368895283.html

<script type="text/javascript"> </script> <script type="text/Javascript" charset="UTF-8" src="http://stat.ameba.jp/blog/js/googleadsense.js"></script> <script type="text/javascript" src="http://pagead2.googlesyndication.com/pagead/show_ads.js"> </script><script src="http://googleads.g.doubleclick.net/pagead/test_domain.js"></script><script>google_protectAndRun("ads_core.google_render_ad", google_handleError, google_render_ad);</script><script language="JavaScript1.1" src="http://googleads.g.doubleclick.net/pagead/ads?client=ca-cyberagent-ameblo_js&amp;output=js&amp;lmt=1266659702&amp;num_ads=3&amp;channel=opt8&amp;region=s1%20s2&amp;ad_type=text&amp;ea=0&amp;oe=utf8&amp;flash=10.0.45&amp;hl=ja&amp;url=http%3A%2F%2Fameblo.jp%2Fghostripon%2Fentry-10397556531.html&amp;adsafe=high&amp;dt=1266659702816&amp;correlator=1266659702819&amp;frm=0&amp;ga_vid=715184248.1262077608&amp;ga_sid=1266659703&amp;ga_hid=1553731277&amp;ga_fc=1&amp;u_tz=540&amp;u_his=13&amp;u_java=1&amp;u_h=800&amp;u_w=1280&amp;u_ah=800&amp;u_aw=1280&amp;u_cd=32&amp;u_nplug=28&amp;u_nmime=113&amp;biw=1263&amp;bih=557&amp;ref=http%3A%2F%2Fameblo.jp%2Fghostripon%2Fentry-10428585367.html&amp;loc=http%3A%2F%2Fameblo.jp%2Fghostripon%2Fentry-10397556531.html&amp;fu=0&amp;ifi=1&amp;dtd=82"></script>

【転載終了】


亀井大臣記者会見-記者クラブ会見とフリー会見比較-

2010-02-20 14:30:15 | 亀井静香

記者クラブ会見とフリー会見には
自ずと大きな違いがある!!
刺々しい記者クラブ会見、
和気藹々(あいあい=和やかな意)なフリー会見!



 いつかは比較掲載しようと思っていた。仲々、良い機会がなかった。これは必見である。


 会見内容にそんな差はない。しかしながら、その雰囲気には自ずと大きな差がある。記者クラブ会見は、さながらハブに身構えるマングースの様な緊迫感が漂う。勿論、ハブが亀井大臣で、マングースが記者連である。別に、風体が似ているという意味ではないことは、ご承知のことと察する。

20091010dsc00452a_2


 亀井さんは、似てなくもないが.....。失敬!!


 記者クラブの記者連は、もっぱら、言質取り、粗探し、懸念探しの質問。これを記者魂と想ってでもいるのだろうかという風情。どう見ても、ある種の潜入観念に動かされているとしか見えない。


 これは、特権意識か、気位か、はたまた、どこかの指令で動かされている諜報部員かと思ってしまうのは、投稿者ばかりではあるまい。これが大手マスコミの記者の実体だとは嘆かわしくなる。


 それを、見透かされて機先を制して、亀井節でお小言を賜る羽目になるから、返す言葉もない。見ていて(読んでいて)溜飲が下がる。

002_2


 翻って、フリー会見は先にも書いたが、『和気藹々あいあい=和やかな意)』な会見雰囲気。亀井節も心なし舌も滑らかに感じられる。会見とは、出来るだけ情報を引き出す手段であるから、こうでなくてはならないだろう。


 政権交代の特筆すべき成果と言うべきであろう。政権交代と言うより、亀井大臣の器量の成せる技と言うべきかも知れない。


 ともかく、形骸化した記者クラブは廃止すべきでる。こんな記者クラブ会見は、たまたま全文公開しているから良いようなものの、一部だけ記事になれば、どう書かれるか分かったものではあるまい。密室会見ならば、それこそ、リークのオンパレードとなる。


 それにしても、亀井大臣の國母選手と朝青龍両問題に対する見解には、納得した。そして、笑った。

Oaf1002151238002n1

Ws001250000


【転載開始】

亀井内閣府特命担当大臣閣議後記者会見の概要

      

(平成22年2月16日(火)9:08~9:23 場所:金融庁会見室)

      

【大臣より発言】

      

とくになし

      

【質疑応答】

      
問)
       

中 小企業金融円滑化法(中小企業者等に対する金融の円滑化を図るための臨時措置に関する法律)ですが、昨日、6大銀行が、「昨年12月に2万件の申請があっ て、そのうち約4,000件の返済見直しを認めた」との集計結果をまとめました。現在の状況と問題点をどのように捉えているか、大臣のご見解をお聞かせく ださい。

      
答)
       

おかげさまで、金融機関が社会的責任を強く自覚されながら経営をしておられて、この金融円滑化法についても、その趣旨を理解して、今、非常に前向きに対応していただいていると思います。

そ ういう意味では、よく懸念されている「猶予を申し出れば新規の融資が受けられなくなる」とか、そういう危惧(きぐ)と言うか、そういうものは今の金融機関 の姿勢では、(必要が)なくなった、というようなことが、わりと融資を受ける側にも伝わっているのではないかと思いますよ。一時あったそういう危惧がだい ぶなくなってきていますので、わりとどんどん相談に行っているという状況がありますから、非常に良いことだと思いますね。

だけ ど、こんなことよりも、仕事が出る状況をつくらないと。いくら返済猶予をしてみても仕事が出なければ、(それも)儲かる形で仕事が出ていかなければ解決に なりませんので。この政権も、今からそうしたことを、早く予算を成立させ、執行するということを含めて、そういう努力が必要な時だと思います。

      
      
問)
       

一 部報道で、「亀井大臣と原口(総務)大臣が先週金曜日に協議して、ゆうちょ銀行の預入限度額を3年後に撤廃する、親会社への政府出資比率2分の1超、金融 2社への出資比率3分の1超とする方向で大筋合意した」というふうにありましたけれども、これについての事実関係をお聞かせください。

      
答)
       

そんなガセ記事ばかり送っていたら主幹に叱られるのではないですか。悪いけれども、完璧なガセです。誰が書いたのですか。叱るわけではないですけどね。ガセを書いて気の毒だと思っているから言っているので(笑)。(原口総務大臣と先週金曜日には)会ったこともありません。

   

と にかく、私は昔から、警察時代から、ミスリードするのが大嫌いな男ですから。どこかの捜査機関みたいに、リークして「どうだこうだ」ということも、「やら ない」とまで言わないですが、あまりやらない代わりに、私はずっと、政治家になっても、ミスリードすることだけは避けることにしておりますから、ないもの はないと。

      
      
問)
       

返 済猶予で申し込んだ件数で、拒絶した件数が大手行でも数件ぐらいしかないと。ある意味機能しているのかもしれませんけれども、ずっと国会でも言われていた 「行き過ぎる心配」、いわゆる、将来、不良債権が増える心配というのは、実際、始まってみてあまり感じられないですか。

      
答)
       

あ なたの社というのは、常に水をかけることしか言わないところですけれども、あなたのところも反省しないと駄目ですよ。それは、良いことで行き過ぎることは 良いのですけれども、別に、それでモラルハザードが起きるとか、金融システムがおかしくなるとか、そういう懸念は全然ありませんよ。あなたもよく調べてみ ればお分かりだと思いますから。あなたの社の中にそういう空気があればあれして(消して)ください。心配要りません。

      
      
問)
       

菅財務大臣が、「3月から消費税の議論を始める」という意向を示されていますけれども、これについて大臣の考えをお聞かせください。

      
答)
       

今 日も、菅(財務)大臣から私のほうに話があって、何か間違った形での報道がされているようですけれども、これは、税調をやる場合に税制全般について議論す るということを言ったまでの話であって、消費税だけ取り出してどうこうということではないと。それは、子供が考えても分かる話ですよ。4年先、4年間実施 しないというものを、それだけ取り出して議論をするなんて、そんなに暇ではないですよね。税制全体をやるというのは当たり前で、「消費税だけを」という意 味ではないと。菅(財務)大臣は、私のところに来てそう言っておられたけれども、それはそのとおりだと。言論の自由があるのですから、税調の委員だって、 それは議論をするのは当たり前の話ですけれども、4年間は実施しないと言っている(消費)税だけを取り出して議論するということになるはずがないし、菅 (財務)大臣も「そういう意味で言ったわけじゃない」ということをはっきり言っていますから。

      
問)
       

税制全般を議論する中で消費税も取り上げる、それだけを抜き出すわけではないですけれども、全般を考える中で…。

      
答)
       

そ れこそ、税制全般を議論する中で、「では法人税はやりません」とかやれるわけがないでしょう。あるいは、「所得税はやりません」とかやるわけがないでしょ う。住民税、これは地方税ですけれども、税制全般をやる場合について、あなたたちはすぐ「消費税は」と聞くからいけないのです。それは、「それも議論しま す」となってしまうのであって、そんな子供みたいな議論をしたってしょうがないと。やらないということは事実、(消費税を)上げないということは、総理 も…。だから、閣僚懇でもその点は非常に確認しています。今日も、閣僚懇でその点を確認しています。それは、あくまで全般について議論をするという、言論 の自由があるのだから封じるわけにはいかないけれども、消費税だけをどうという話ではないということを菅(財務)大臣もはっきり言っておられます。

      
      
問)
       

昨日、GDP(国内総生産)が発表されて、3期連続でプラス、「二番底懸念が薄らいだ」という見方も政府内でありますけれども、これに対する大臣の見方を教えてください。

      
答)
       

これは、私は、経済の基調が完璧に上向きになったというふうに即断をする状況ではないと思いますね。

一 つは、中国向けの輸出、その他アジアに助けられているという面もありますが、問題は、前から私が指摘しているのは、日本の雇用構造が変わってしまっている こと、それと所得の再配分機構が変わってしまっているという状況の中で、残念ながら、全体の、いわゆるそういう産業活動の果実が内需という形で力強く出て いくかどうかということが直結しない。企業が儲けたって、それがその下の中小・零細企業あるいは従業員、そういうところの所得とか収入に直結していかない ように切断されてしまっていると。やはり、その構造を変えない限りは、内需自体が健全に、安定的に伸びていくということになっていかないという深刻さがあ るのですよ。これは、まさに構造が変わったからなので、その構造自体を変えていくという努力をしないと、かつて世界第二(位)の経済大国にぐんぐん伸びて いったような形での経済力を復活するということにはすぐならないと。

とにかく、今から予算を早期に成立させ、早期に執行していくということの中で、経済の動向というのは、極めて神経質に注視して、タイムリーな対策というのを常に打っていかなければいけないと。緊張して対応をしなければいけないと思いますよ。

今、 日銀の金融緩和ということで、「デフレ脱却への希望の光がちょっと見えた」みたいな、いろいろな論調があるけれども、実態は、皆さん分かっているように、 お金はジャブジャブ余っているのですよね。余っているお金が産業資金に使われていっていないという状況があるので、やはり問題は、そうした意味で、需要を どう回復させ、新たな投資をどんどん生んでいくかということをやらないとデフレギャップは解消しないと。

福祉経済というのは良 いですよ。これは、かつて自公がやらなかったことに目をつけたと。良いのですけれども、福祉経済(の経済効果)というのは、ある面、漢方薬みたいなところ がありますから、それと併せて、直接景気に効いていく政策を常に頭に入れて実施するという、これはある面では、あなたの社を始め、マスコミとの戦いという 面がありますね(笑)。

      
      
問)
       

12日に、原口(総務)大臣が、「郵政の出資比率とゆうちょ(銀行)の預入限度額について、亀井大臣と意思の疎通はできていて、既に決まっている」というふうに発言されていたのですけれども、この事実関係についてはいかがでしょうか。

      
答)
       

決 まっていません。最終的には、彼(原口総務大臣)ときちんと話をしなければいけないと思っています。まだ決めていません。私自身がまだ決めていないのです から。それを、あなたたちがああでもない、こうでもないと。本当ですよ。私は、嘘は言わないですよ。決まっていないのです。ちょっと、あなたたちからもい ろいろその(意見・アイデアを)教えてください。だから、再度、信用金庫、信用組合の代表の方々とお会いします。その辺りの方の話をもっと丁寧に、ちょっ と、今度は時間をかけて聞きます。この間は15分ぐらいだったけれども、今度は1時間近く、それぞれ会って聞くというようなこともやって、最後の詰めを月 末ぐらいまでかけてやった上で…。全然決めていません。本当のことです。出資比率も決めていません。それから限度額も決めていません。

ま た、あと検査・監督について、どういう処置をするかというような問題も、今、これは、そうしたユニバーサルサービスという、ある面で公的な負担を課してい く、しかも小規模の、3人や5人の局が9,000以上あるのですから、そういうところについての検査・監督のあり方をどうすれば良いかということと、あと 信金とか信組、そういうものに対する検査のあり方も、やはりある面では、パラレルとまではいかないけれども、考えなければいけないと思いますので、そうい う中小金融機関に対する検査・監督のやり方についても変えるということで、今、事務的に検討させております。

最後は、バーッと決めちゃいますから。いろいろな(意見を)シューッと集めて、バシッと決めちゃって。あなたたちがあれこれ言ったって、もうそのときには決まっちゃっていますから。私は、それまでは聞きますよ。徹底的に聞きます。

      
      
問)
       

普天間の移設問題で、昨日、国民新党からも辺野古の陸上案という部分が出てきまして、社民党はなかなか、まだ、そこには若干納得もされていないようなのですが、この辺は、今後の議論に向けてどのような方向性をお考えでしょうか。

      
答)
       

我 々も県外が一番良いと思っています。県外、今、我々も必死になって探しているのですから。県外が一番良いと思って探しているのですけれども、併せて、県外 でないとすれば、今、現在キャンプ地内ですからね。今、うち(国民新党)が、下地(国民新党政調会長)君が探してあれしているのは、現在あるキャンプ地内 にやるという話ですから。県外ではないけれども、それに準ずると言ったらおかしいけれども、問題は騒音と安全の問題ですから、これを解決するということ で、私どもとしては、有力な一つの選択肢ではないかというように、今、検討しております。県外が良いというのは、それは社民党も民主党も全く一緒なのです よね。

【転載終了】

【転載開始】

亀井内閣府特命担当大臣閣議後記者会見の概要
(雑誌・フリー等の記者)

      

(平成22年2月16日(火)9:25~9:38 場所:金融庁大臣室)

      

【大臣より発言】

      

今日は、特別私のほうから皆さん方にご報告するようなことはありませんが、何かあったら。

      

【質疑応答】

      
問)
       

世界日報の野村でございます。

消 費税のことで菅財務相が言われましたけれども、菊池英博(日本金融財政研究所所長)先生に聞けば、レーガン流のフラット税制を改革していけば消費税を引き 下げることができるというふうなことを詳しくおっしゃっていただいたのですけれども、そういうことも含めて、消費税、所得税、法人税の体系的な改革の議論 をされていくという意味でしょうか。

      
答)
       

今 日も、さっき、閣議の始まる前、菅副総理(兼財務大臣)が私のところに来て、「別に、新聞が言っているような、そういう形での話をしたわけではない」と。 税調が開かれるので、税制全般について議論をするのは当たり前の話ですから、消費税だけ外すというわけにいかないですからね。そういう意味で…。記者がす ぐ「消費税は」と聞くから、「消費税は外します」というふうにいかないわけでしょう。これは当たり前のことなのです。「雲がなければ天気が良い」というこ とと同じなのですよ。マスコミはすぐ、鬼の首とったみたいに「消費税の議論を始める」と。最初から、税調を始めるときに、消費税だけを除くなんてやれるわ けがないでしょう。そのことを言っただけの話なので、「税制全般について、粛々と議論をするということを言っただけのことです」ということを話し(をさ れ)て、それはそのとおりだと。

今日、閣僚懇でもその点はみんなできちんと、内閣として、誤解のないように…。今日、私が言っ たのですよ。あなたたちは別かも知れないけれども、「マスコミというのは、ねじ曲げて報道しようと思って、何か待ち構えているから、それに引っかかるよう なことをしないように気をつけたほうが良いよ」と言ったのですけれどもね。

      
      
問)
       

日本証券新聞社の田口と申します。

国 債についてなのですけれども、今、いろいろと欧州のほうでカントリー・リスクが出ておりますが、格付会社や機関投資家の中には、財政再建がないと国債への 信用度が落ちるという向きがあるのですが、その辺りにつきまして、その財政再建の必要性ということにつきまして、そういった空気についてどう思われます か。

      
答)
       

こ れは、財政再建をしなければいけないというのは当然の話であって、当たり前の話なのですけれども、そのことと、国債を単年度でどう発行していくかというの はある面で…。完全に別とは言わないけれどね。やはり将来的に大きな国債を出すことを防ぐために、当面、国債を発行して景気をちゃんとしていこうという考 え方もあるわけでしょう。私なんかはそういうことを言ってきたわけですけれどもね。だから、それは短絡的なそういうことにもならないし、また、格付会社が いろいろな訳の分からない格付をして金儲けをしているのですよ。今度、なんかうち(金融庁)が、格付会社についての指導…。

      
副大臣)
   

はい。制度整備をします。

 
答)
       

制度整備をしますよ。これ、報道してくださいよ。この下の(記者クラブの)記者会見では言っていないですから。あなたたちだけに言っているわけですから。これはやりますよ。

      
問)
       

どういった形の…。

      
答)
       

今、この二人(大塚副大臣、田村大臣政務官)が…。

      
副大臣)
       

金商法の改正(本年4月1日施行予定)の中でやりますから。要綱(正確には「信用格付業者向けの監督指針(案)」)の中にも書いてありますので1回ご覧ください。

      
      
問)
       

バンクーバーオリンピックが始まりましたけれども、日本代表選手の服装問題が一時問題になりました。日本代表選手のそうした振舞いについて、大臣はどのようにお感じになられますでしょうか。

      
答)
       

私 は、ちゃんとした服装をしたら良いと。私が言う資格はないですね。行儀悪いですから(笑)。いつも言われていますからね。いつも「へそ出して」とか、「足 のすね毛が見えている」とか、そんなことばかり言われているのですから、私が言う資格ないですね(笑)。しかし、一番は精神ですよ。気持ちが一番ですね。

た だ、最近は、若い人がわざとワイシャツを外に出したり、おしりを見せたり、女の子がへそを出して、そういうことまでして歩いているのでしょう。私が前に びっくりしたのは、ニューヨークのオペラハウスに行ってみたら、タキシードを着たちゃんとした人もいるし、若い人がシャツを背中から出しちゃって、オペラ ハウスでですよ。私の周りに、そういうのが何人もいましたよ。一方で、タキシードを着ていて、おおと思いましたけれどもね。ファッションというのは難しい ですね。

私なんか、自分は日本一おしゃれだと思っているのですけれども、みんなそうは思ってくれないのですよね(笑)。「おか しい」と、「ネクタイが曲がっている」とか、頭の毛までみんな直したりしてくれるけれどもね。本人も悪気でしたわけではないのだろうけれども、それは公の 場で気をつけたら良いだろうけれども。

朝青龍(元横綱)だって、私は、相撲協会の処分を、「処分」と言ったらおかしいけれど も、任意でやったわけですけれどもね。モンゴルからやってきて、言葉も分からない、風俗・習慣も分からない、ましてや日本の古来からの、古式に則ってやっ ている相撲道を、そういう青年が最初から身につけられるわけがないではないですか。相撲協会の連中だって行儀悪い連中ばっかりいるではないですか(笑)。 行儀の悪いお酒ばかり飲んでいる連中だっています(笑)。私なんか一緒に飲んでいるのですから分かるけれどもね。モンゴルから来た青年が、日本の古来のあ れに則って横綱の相撲をとってもらいたいと思うなら、そういう教育、しきたりとか、いろいろなものを教えてあげなければいけないですよ。そういう努力もし ないでおいて、これは品格があるとかないとか…。私なんかも「品格がない」とかあなたたちに言われるけど、私は、自分では日本で一番品格が良いと思ってい ますよ(笑)。

      
      
問)
       

フリージャーナリストの高橋清隆と申します。

2月上旬にアメリカのキャンベル国務次官補が来日していましたけれども、大臣は接触とかされましたでしょうか。

      
答)
       

あの程度の小物には会いませんよ(笑)。

      
問)
       

「お正月にアメリカに行かれていた」とおっしゃっていましたが、そのときは、米国債の購入などについて話を…。

      
答)
       

そ れは前、去年の5月の連休明けにセイモア(調整官)さんとかベイダー(大統領)特別補佐官に会ったときに、たまたま次期キャビネット(ネクスト財務大臣) か何かの中川(正春 衆議院議員)さんが、「米国債を買わない」なんて言ったものだから、ニューヨークのあれがババッと下がってしまった。たまたま、セイモア(調整官)さんと 会っているときに、大使館の公使からメモが来たのですよ。だから、私は人事権を持っていないですけれども、「いや、そんなことない。彼は財務大臣にならな いし、新政権はオバマ政権に全面的に協力するよ」と、「その代わり、対等に話をしよう」という。私があのときに「だから心配するな」ということを言った ら、ホッとしていらっしゃったけれどもね。

      
      
問)
       

J-CASTの亀松と申します。

昨 日、銀行から発表のありました中小企業(金融)円滑化法(中小企業者等に対する金融の円滑化を図るための臨時措置に関する法律)の実施状況についてのこと ですが、発表では、断った件数が非常に少ないというようなことが1点と、あともう1点は、個人向けの住宅ローンのほうはかなり良く、4、5倍増えたと。た だ、中小企業については微増であるというような、12月現在ですけれども、そういう発表だったのですが、あの発表についてどのように思われますか。

      
答)
       

これは、メガバンクを含めた金融機関が、社会的責任を自覚しながら、金融円滑化法の法律の精神等を理解していただいて、私は、今、ほとんどのところがちゃんとした対応をやっていただいていると思いますよ。そういう結果が、そういうあれに出てきているのだと思います。

今 まで、返済猶予の相談をすると、「そのところには新規融資は危なくて貸せないということになるのではないか」と思って相談するのを控えているという空気が ありましたけれども、そういう空気は、金融庁の職員も必死になって、全国の金融機関に対して、ちゃんとした指導なりのことをやってくれていますし、そうい うこともあって、そういう危惧(きぐ)の念はどんどん消えていっていると思いますよ。だから、皆さん方からも、ぜひ「そんな心配は要らないのだ」というこ とを、どんどんPRしていただきたいと思います。

しかし、問題は、借金返済を少し先延ばししたって、仕事が出なければしょうが ない話でしょう。しかも、儲かる形で仕事がどう出ていくかということが極めて大事だと思いますので、やはりトータルの政策が必要ですね。金繰りの面という のは非常に難しいですね。今、消費者金融の問題も、(改正貸金業法が)6月施行ということで、いろいろなところから借りている方の問題、いろいろな問題が ありますよね。

金融という世界は非常に裾野が広いので、一部だけうまくいっているといっても、ほかで困っている人もいれば、や はりそれを放っておくわけにはいかないと。政治というのは、一人でも困っている人がいれば、その人にちゃんと対応するというのが政治のあり方です。政治と いうのは多数決ではないので、少数でも困っていれば、そこをちゃんとするというのが政治のあり方なのです。だから、金融の面についても、少しは役に立って いると思います。

      
      
問)
       

金融ファクシミリ新聞の秦と申します。

先ほど、下の(記者クラブの)会見で言及されました中小金融機関についての検査・監督の見直しということで、見直しの論点となるところというか、ポイントとなるところと、あとスケジュール感等お持ちでしたら教えていただければと思います。

      
答)
       

だ から、これは簡単なのですよ。金融庁もかつて、金融庁職員が…、検査官が悪いわけではないのですよ。小泉・竹中(路線)が悪いのですよ。間違った方向で 「検査をやれ」と言うから、舌なめずりしながら(検査に)行って、返済猶予すると不良債権区分に入れざるを得ないようなことをやってきたわけでしょう。そ うではないノーマルな検査、社会的責任をきちんと果たしながら融資をやっていくという方向に大転換したのでしょう。金融庁は、今、全国、そういう姿勢でき ちんとやっていますから。私は、これは金融行政、がらっと良くなったと思いますよ。

【転載終了】
   

石川議員に独占インタビュー

2010-02-20 11:53:23 | 小沢 一郎

『主権者国民レジスタンス戦線』ブログ第33弾!!
石川議員に独占インタビュー!
別件逮捕の実体、狙いは裏献金立件狙い
水谷献金はなかった?!


 リークされた内容と事実は大きく違う。公務員守秘義務違反の追及が必要だ。世論誘導が目的としか思えないリーク報道の現実、それにしても『TBSテレビが流した「ウラ献金疑惑、居合わせた人物が核心証言」のニュース』ともなると、ほとんど謀略報道である。

20100219214041c41


 《このニュースが放送されたのは1月27日(水曜日)。昼と夕方と夜のニュース番組で大きく取り上げられ、映像が流された。

水谷建設に近い関係者という男性が、石川知裕衆院議員の5000万円授受の瞬間を目撃したという衝撃内容だ。
〈疑惑の舞台は都内のホテル喫茶店。04年10月15日のことだ〉――こんな説明が入り、ウラ献金受け渡し現場のホテルの喫茶店内の映像や見取り図がイラストで詳しく示される。

〈しばらくすると、スーツを着た1人の長身の男が現れた。石川知裕衆院議員だ〉
〈(水谷建設の)元社長らの正面に腰掛けた石川容疑者。ここで5000万円が渡されたという〉との説明も。
 記者と男性証言者の一問一答は具体的だ。

記者「紙袋の中は現金だけ?」
男性「上に新聞があった」
記者「袋は1個? 袋は5000万円?」
男性「5000万円」
記者「現金をどういうふうに渡したのか?」
男性「紙袋にお土産用みたいな、絵が描いてあって外側がナイロンでビニールで保護してあるようなやつ」……。

現金授受の現場にいた第三者の目撃証言となれば、5000万円疑惑の信憑(しんぴょう)性は高くなる。起訴された石川議員の裁判でも、検察側証人として出廷する可能性も高い。その意味でメガトン級の大スクープだ。

と ころが、なぜか、この目撃証言はその後、大きなニュースになっていない。地検特捜部が有力証拠にしたという報道もない。不思議だ。あのニュースは何だった のか。司法記者たちの間だけでなく、民主党内でもこのニュースは関心を集め、「調査しないといけない」「石川議員は長身じゃない。最初からおかしいと思っ た」と問題視する動きになっている。

真相はどうなのか。TBSの番組に登場した「水谷建設に近い関係者」という本人に直撃してみた。その一問一答は、これまた衝撃だった。
――04年10月15日にホテルに行ったのか。
「04年10月15日とは言っていない。暑くて酒を飲もうとホテルに立ち寄った。水谷の当時の川村社長、小野専務がいた。その日はホテルのクーラーが涼しかったことは覚えている」

――カネの受け渡しは見たのか。なぜカネと分かったのか。
「自分も(カネを)運んだ経験があるからだ」
「正直に言うと、知人から『聞いた』話も番組に入っている。あんなに大きく取り上げられたから、ビックリして知人に確認したが、『話は間違いない』と言っていた」

――本当に04年10月15日なのか。
「だいたい5、6年前のことを覚えている人はいないでしょう。1週間前の夕食さえ覚えていないのに」

――石川議員を見たのは確かなのか。
「石川は以前、(別の)グランドパレスホテルで見たことがある」

10月15日があいまいとは驚いた。しかも、5000万円を見たわけでもないのだ。それが、どうしてああいうニュースになるのか。

TBS広報部の回答はこうだった。
「私どもが取材した方は、放送した通りの証言をしており、放送内容には何ら間違いはありません」

そこまで自信があるのなら、もう一度、目撃男性を取材して、何が本当なのか、TBSは放送した方がいい。今回の小沢幹事長の事件では、大マスコミの報道姿勢が大きな問題になっている。衝撃ニュースを流して、それで終わりでは済まない。

(日刊ゲンダイ 2010/02/05 掲載)》


 驚きを通り越して、開いた口がふさがらなくなる。これが天下の公共放送をになっているメディアのする事だろうか? 北朝鮮の機関放送でも、そこまではしないだろう。すぐにばれることは、どう考えても損得勘定に合わない。


 しかし、これが日本の大手マスコミメディアの現状である。


 検察刷新も必要なら、大手マスコミメディアの刷新も喫緊(きっきん)の最重要課題である。以下に民主主義を標榜しようとも、肝腎の報道が歪んでいれば、実現するはずがない。実際のところ、『腐りきっている』と言うのが現状であり、決して言いすぎではなかろうと思われる。


 もしもそうでないなら、このブログでも『主権者国民レジスタンス戦線』などと、仰々しく抵抗戦線を張る必要など少しもないのである。目に余るからそうしているに過ぎない。これでは、何としても『真実』が見えなくなるからである。


 本当のところ、前向きな『真実』を追求していきたいというのが、本音なのだ。


 検察刷新が、総務相の言に依れば緒に就く可能性がある。メディア刷新は何としても捨て置く訳にはいかない。これは真の民主主義の根幹に関わる重大事なのだ。


 

【転載開始】日刊ゲンダイ本紙が石川議員に独占インタビュー


政治資金収支報告書虚偽記載で起訴された石川知裕衆院議員(36)が保釈後、初めて日刊ゲンダイ本紙の単独取材に応じた。検察の取り調べはどうだったのか。形式犯なのに起訴された悔しさは? 石川議員の口からは意外なセリフが飛び出した。


「このままでは死んでも死に切れない」
石川知裕3
石 川議員の話を聞いたのは議員会館の事務所だ。部屋にはベビーベッドが置いてある。子供が生まれたばかりの女性秘書のためである。検察は乳飲み子がいる女性 秘書も呼んで、長時間の聴取をした。本人は逮捕、起訴され、今後、長い裁判が待っている。まず、検察が憎くないのか。

――「いえ、私 が許せないのは水谷建設の方です。なぜ、私に5000万円を渡したというウソをついたのか。彼らは東京地検特捜部もだましたのです。なぜ、そんなことをす る必要があったのか。水谷功氏の脱税を隠すためなのか。それとも誰かが絵図を描き、私や小沢幹事長を貶(おとし)めようとしているのか。背後にどんな力が 動いているのか。真相が判明しなければ、死んでも死に切れません」

石川は1月15日に逮捕された。直前にガサ入れがあり、その後もきちんと聴取に応じていた。それなのに、国会開会直前の逮捕。国会関係者も驚いた。

―― 「13日に強制捜査があり、14日にも取り調べられ、15日も行く予定でした。でも、連日はきついし、地元に戻ろうかとも思ったので、弁護士が連絡し、 15日は回避してもらい、その代わり16、17日に行くことにしたのです。ところが、15日の夜7時になって、どうしても今から会って話をしたいと言って きた。これは逮捕だなと思いました。検事が帝国ホテルの1階まで迎えに来てくれて、午後10時3分に逮捕されました。逮捕前は水谷建設からのお金のことば かりを聞かれました。ずっと事実ではありませんと申し上げた。そうしたら、政治資金収支報告書の虚偽記載で逮捕になったのです」

「自殺の恐れ」は、うかがえない。水谷の裏献金で口を割らないものだから、吐かせるために逮捕した。検察権力の横暴、不当な取り調べと言うしかないが、石川は実に人がいい。

―― 「いや、自殺の気はなくても、知人や検事に弱気の発言をした事実はありますからね。検察のご判断なのでしょう。取り調べの検事さんは人間的に優れていまし た。そういう人が特捜部の検事になるのでしょう。私は2人の検事から聞かれましたが、普段であれば、一杯やりたいな、という人たちでしたよ」とか言うので ある。

連日9時間に及んだ聴取の怖さ
検事が声を荒らげたことは? 「小沢はもう守らんぞ」と脅されたことは?

――「取り調べの中身については言わない約束をしたので、ご想像に任せますが、取り調べは紳士的で、怒鳴られたのは1、2度です。ただ、肉体的にはつらかった。取り調べは午前中1時間、午後に3時間、夜に5時間。毎日9時間前後に及んだのです」

一番、つらかったことは?

―― 「何度言っても裏献金の事実がないことを信じてもらえなかったことです。『証拠はそろっている、あとはあなたが真実をしゃべるだけだ』と言うのです。私は 水谷建設が私に金を渡したという10月15日のアリバイを示せなかった。だから、堂々巡りになるのは仕方ないのかなとも思いましたが、許せないのは裏献金 話を捏造した水谷です。水谷の幹部とは懇親会で名刺交換をした程度だし、功元会長については、捜したけど名刺もなかった。それなのに、現金を渡した日付ま で指定して、私にアリバイがあったら、どうするつもりだったのでしょうか」

洪水のようなリーク報道に怒りはないのか。中には金の受け渡し現場を見たという第三者の証言を報じたテレビもあった。
(⇒1/27にTBSで昼と夕方と夜に放映された 下部の<続き>に掲載しました)

――「あれはひどいです。何らかの抗議、訴えることを検討しています」

それでも、一連の責任を取り、離党を余儀なくされた。今後は孤独な裁判が待っている。さぞ、悔しいのではないか。裏金でなければ、収支報告書の修正で済む話ではないか。

―― 「虚偽記載については公判で明らかにしていきますが、反省すべきところもあります。離党については北海道11支部の人々が『離党すべきではない。強制的に 離党させられるのであれば、我々も集団離党する』と言ってくれた。でも、私は離党せざるを得ないと思っていました。小沢幹事長とは会っていません。接触が 禁止されているわけではありませんが、会えば何かと誤解されますから……」

サバサバと吹っ切れたような表情で語る石川だったが、その胸中は察するに余りある。決して検察批判を口にしなかったのは、それだけ、検察の怖さを思い知らされたからなのだろうか。

(日刊ゲンダイ 2010/02/19 掲載)【転載終了】

追加記事

 先日TBSが、「私は石川にカネ運びました」みたいなガセのタレ込みに引っかかり、そいつの映像を流してしまったそうだな。あのガセはマスコミ各社にタレ込みあって、ほかの社は「ガセだこりゃ」ってすぐわかったのに、TBSだけがそのガセに引っかかったらしい(笑)。

 大変だねぇ。石川サイドはTBS訴えるって言ってるよー(笑)。これで訴えられなかったら、逆に裏取引あったってわかっちゃうよねぇ。大変だぁ!あははは。

 え?なんで訴えるって言い切れるかって?私は北海道出身ですよ。わかるに決まってるでしょう。北海道中に草がいますからねぇ~【転載終了】