飄(つむじ風)

純粋な理知をブログに注ぐ。

不思議な少年!! その87

2010-10-14 15:33:43 | 物語

ナザレに居るキリスト者。イエス会堂で語る!! 


 「予言者(預言者)は故郷の人々にはうやまわれない。」とは、有名な言葉であるが、余り知られていない。

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記事に無関係>  


 

 聖書にも少しだけある。

ヨハネによる福音書 / 4章 44節
イエスはみずからはっきり、「預言者は自分の故郷では敬われないものだ」と言われたのである。  


 その意味するところは大きい。が、多くの人々は知らない。そもそも、その器が違うのである。予言者(預言者)は数は極めて少ない。ましてやメシヤと呼ばれる者は時代に於いては唯一とされる。凡俗の測るところではないのである。


 あまねく人類のものだ。


 これと同じで、イエスはユダヤ人のものばかりではない。イスラエルのものではない。ましてやキリスト教一派やバチカンの専有物ではない。こう云うとクリスチャンの顰蹙(ひんしゅく)を買うことを覚悟での事だが、そう言うことだ。そう考えることが、真のイエス、キリストの理解に役立つ。


 この言葉には、そう言う意味が込められている。


 人間の生命(いのち)は普遍であろう。ユダヤ人もインド人もギリシャ人もないのである。勿論、中国人も日本人もそれに於いては同様である。只、機縁がある。時にはクリシュナもゴーダマ・シッダルタ(仏陀)も同じくメシアとして降臨されたものと思われる。サイババとて同じだろうと考える一人だ。


 語られる内容は、よくよく検討すると、対機説法は兎も角としても同じだと考える。


 

ナザレに居るキリスト者。イエス会堂で語る。人々、彼の言葉に立腹し彼を殺さんと謀る。彼は不思議に身を隠して再び会堂に帰る。


 キリスト者はナザレに居た。安息日にイエスは会堂に行った。書物の管理人はイエスに一冊の書を渡したので、イエスはこれを開いて読んだ。


 「エホバの霊われに臨めり。彼はわれに膏(あぶら)を注ぎて、貧しき者に福音をのべつたえ、捕虜(とりこ)を解き放ち、見えざ者の目を開き、しいたげらるる者、膓つける者を救い、めぐみの年の来れることを宣言せしむ。」(イザヤ六一)


 彼はこれだけ読み終わると書を閉じて言った、「この書は今日あなたがたの面前で成就されて居る。めぐみの年が来た。イスラエルが世界を祝福する時である。」


 それから彼は聖なる者の御国について、隠れた生命(いのち)の道について、罪のゆるしなどについて、多くのことを語った。


 さてこの語り手は何人か知らない者もあったが、或る人は、ヨセフの息子でないか、母はマーミ才ン通りに住まって居らないかと言った。また或る人は、これはカナ、カペルナウム、エルサレムなどですばらしい大きな業をした人だと言った。


 その時、或る人は、「医者よ、自分をいやせ、ほかの町で行ったようなすべての力あるわざを、ここであなたの親族のなかでやれ」と言った。


 これに対してイエスは言った、「予言者は故郷の人々にはうやまわれない。また予言者はすべての人々につかわされた者ではない。

 エリヤは神の人であった。彼にカがあって、天の門を閉じたから、四十ヶ月間雨が降らなかった。そして彼が聖言を語ると雨が降り、地は生き返った。国中に多くの寡婦(やもめ)が居たが、このエリヤはザレパテの外には行かないで、彼女だけが祝福された。

 またエリシャ(エリヤ?:転載者注)の生存中、見よ、イスラエルに多くの癩病患者が居ったが、清められた者はただひとり、その人は信仰あるシリヤ人であった。


 あなたがたは信仰がない。気まぐれな好奇心を満足させるだけのしるしを求める。しかし信仰の目を開くまでは見ないだろう。」


 そこで人々は慣然として、彼に突進して来て、縄でしばりあげ、遠くもない断崖(だんがい)に連れていって殺そうとした。

 しかし、彼らがしっかり彼を押えたと思っていたのに、彼は姿をかくし、いつの間にか怒っている人々のなかを通りぬけた。人々は途方にくれて、これは一体どうした人かと言った。


 そして人々が再びナザレに来て見ると、彼が会堂で教えているのを見つけた。


 彼らはもう彼に手出しをしなかった。全く恐れてしまったからである。


 

 

【宝瓶宮福音書:栗原 基訳】            

第十四部 イエ スのキリスト奉仕者としての第一年
 

第八十六章 ナザレに居るキリスト者。イエス会堂で語る。人々、彼の言葉に立腹し彼を殺さんと謀る。彼は不思議に身を隠して再び会堂に帰る。


1)キリスト者はナザレに居た。安息日にイエスは会堂に行った。

2)書物の管理人はイエスに一冊の書を渡したので、イエスはこれを開いて読んだ。

3)「エホバの霊われに臨めり。彼はわれに膏(あぶら)を注ぎて、貧しき者に福音をのべつたえ、捕虜(とりこ)を解き放ち、見えざ者の目を開き、

4)しいたげらるる者、膓つける者を救い、めぐみの年の来れることを宣言せしむ。」(イザヤ六一)

5)彼はこれだけ読み終わると書を閉じて言った、「この書は今日あなたがたの面前で成就されて居る。めぐみの年が来た。イスラエルが世界を祝福する時である。」

6)それから彼は聖なる者の御国について、隠れた生命(いのち)の道について、罪のゆるしなどについて、多くのことを語った。

7)さてこの語り手は何人か知らない者もあったが、或る人は、ヨセフの息子でないか、母はマーミ才ン通りに住まって居らないかと言った。

8)また或る人は、これはカナ、カペルナウム、エルサレムなどですばらしい大きな業をした人だと言った。

9)その時、或る人は、「医者よ、自分をいやせ、ほかの町で行ったようなすべての力あるわざを、ここであなたの親族のなかでやれ」と言った。

10)これに対してイエスは言った、「予言者は故郷の人々にはうやまわれない。また予言者はすべての人々につかわされた者ではない。

11)エリヤは神の人であった。彼にカがあって、天の門を閉じたから、四十ヶ月間雨が降らなかった。そして彼が聖言を語ると雨が降り、地は生き返った。

12)国中に多くの寡婦(やもめ)が居たが、このエリヤはザレパテの外には行かないで、彼女だけが祝福された。

13)またエリシャの生存中、見よ、イスラエルに多くの癩病患者が居ったが、清められた者はただひとり、その人は信仰あるシリヤ人であった。

14)あなたがたは信仰がない。気まぐれな好奇心を満足させるだけのしるしを求める。しかし信仰の目を開くまでは見ないだろう。」

15)そこで人々は慣然として、彼に突進して来て、縄でしばりあげ、遠くもない断崖(だんがい)に連れていって殺そうとした。

16)しかし、彼らがしっかり彼を押えたと思っていたのに、彼は姿をかくし、いつの間にか怒っている人々のなかを通りぬけた。

17)人々は途方にくれて、これは一体どうした人かと言った。

18)そして人々が再びナザレに来て見ると、彼が会堂で教えているのを見つけた。

19)彼らはもう彼に手出しをしなかった。全く恐れてしまったからである。


【原文:The Aquarian Gospel of Jesus by Levi H. Dowling  

CHAPTER 86

The Christines are in Nazareth. Jesus speaks in the synagogue. He offends the people
and they attempt to kill him. He mysteriously disappears, and returns to the synagogue.

THE Christines were in Nazareth. It was the Sabbath day, and Jesus went up to the synagogue.
2) The keeper of the books gave one to Jesus and he opened it and read:
3) The Spirit of the Lord has overshadowed me; he has anointed me to preach the gospel to the poor; to set the captives free; to open sightless eyes;
4) To bring relief to those oppressed and bruised, and to proclaim, The year of jubilee has come.
5) When he had read these words he closed the book and said,
This scripture is fulfilled before your eyes this day. The year of jubilee has come; the time when Israel shall bless the world.
6) And then he told them many things about the kingdom of the Holy One; about the hidden way of life; about forgiveness of sins.
7) Now, many people knew not who the speaker was: And others said,
Is not this Joseph's son? Does not his mother live on Marmion way?
8) And one spoke out and said,
This is the man who did such mighty works in Cana, in Capernaum, and in Jerusalem.
9) And then the people said,
Physician heal yourself. Do here among your kindred all the mighty works that you have done in other towns.
10) And Jesus said,
No prophet is received with honor by the people of his native land; and prophets are not sent to every one.
11) Elijah was a man of God; he had the power and he closed the gates of heaven, and it did not rain for forty months; and when he spoke the Word, the rain come on, the earth brought forth again.
12) And there were many widows in the land; but this Elijah went to none but Zarephath, and she was blessed.
13) And when Elisha lived, lo, many lepers were in Israel, but none were cleansed save one ? the Syrian who had faith.
14) You have no faith; you seek for signs to satisfy your curious whims; but you shall see not till you open up your eyes of faith.
15) And then the people were enraged; they rushed upon him, bound him down with cords, and took him to a precipice not far away, intent to cast him down to death;
16) But when they thought they held him fast, he disappeared; unseen he passed among the angry men, and went his way.
17) The people were confounded and they said, What manner of a man is this?
18) And when they came again to Nazareth, they found him teaching in the synagogue.
19) They troubled him no more for they were sore afraid.


【続 く】

 

 


三井還氏告発状の内容が明らかになった!!

2010-10-14 13:31:08 | 三井環

先に大阪地検検事正以下10名を告発した!!
9月27日のことである。
今回、元検事総長、大阪高検検事長など6名を追加で告発!!



 内、元大阪特捜部長、副部長が逮捕されたに過ぎない。樋渡元検事総長までの告発は今回が初めてだ。他に、検察官資格審査請求もしているが、検察官退任者はその対象にはならない。

Kokuhatsu1

Kokuhatsu2

「101013Kokufatsu.pdf」をダウンロード



 告発事実は犯人隠微罪である。


 検察組織は、常に上級庁の事前協議を経て逮捕執行を行う。ましてや、高級官僚、政治家案件ではそれなくして行うことはあり得ない。証拠の事前返還もあり得ない。証拠改竄発覚後の報告、協議が為されなかったはずはない。


 それに加えて重要なことは、『公用文書毀棄の罪』である。いわゆる、『取り調べメモの毀棄(きき)』である。これなども経過説明されているとある。さすがは元検察官の面目躍如と言うべきであろう。

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 こうしたことは、一切報道されない。よって、敢えて拡散する次第である。


 まともに告発受理されるとは考えられない。しかし、これも賢明な主権者国民は良く承知している必要がある。事ほど左様に、今や、検察・マスゴミは腐敗しきっている。このような情況の中で、世の中の真実を見つめると云うことは、至難の業であるが、真実は必ず顕れるものであることを示す必要がある。


 

【転載開始】

告 発 状
                   平成22年10月12日
                   大林宏検事総長殿

一 告発人
三井環(元大阪高検公安部長)

電話 03-****-**** Fax/03-****-****
携帯電話 080-****-****
e-mail:info@***********

 
平成22年9月22日、同月27日付告発状に本件告発状を追加して告発する。

二 被告発人
① 樋渡利秋(検事総長)
② 伊藤鉄男(次長検事)
③ 鈴木和弘(最高検刑事部長)
④ 中尾功(大阪高検検事長)
⑤ 太田茂(大阪高検次席検事)
⑥ 榊原一夫(大阪高検刑事部長)

三 告発事実
 被告発人樋渡、同伊藤、同鈴木、同中尾、同太田、同榊原は共謀の上、林谷浩二(大地裁検事)、坂口英雄(同庁副検事)、國井弘樹(同庁検事)、遠藤祐介 (同庁検事)、高橋和男(同庁副検事)、牧野善憲(同庁副検事)は平成21年2月頃から同22年3月頃までの間、大阪地方検察庁において「取り調べメモ」 を廃棄し、村木厚子事件の証拠を隠蔽するとともに公務庁の用に供する「取り調べメモ」を毀損した証拠隠滅ならびに公用文書等毀棄の罪に当たる犯人であるこ とを認識しながら、これを隠蔽したものである。

四 罪名及び罪状
 犯人隠避、刑法第103条、第60条

五 告発の経過
 平成22年9月27日付告発事実③において小林敬(大阪地方検察庁検事正)、玉井英章(同庁次席検事)、大坪弘道(同庁特捜部長)、佐賀元明(同庁特捜部副部長)、については犯人隠避罪で告発しているが、その上級庁である当時の幹部6人を追加告発する。
 平成22年3月の村木厚子事件の公判において上記6人の検察官が「取り調べメモを廃棄した」旨証言したが、その証言結果は小林検事正名義で中尾検事長、樋渡検事総長、千葉法務大臣に公判経過報告がなされている(三長官報告)。
 従って、その公判経過報告によって被告発人6人は証言した検察官6人が証拠隠滅罪および公用文書等毀棄の罪に当たる犯人であること十分認識していた。
 それは公判経過報告の決済書類によって明らかである。
 犯人隠避罪のついては不作為によっても成立すること疑う余地はなく、最高検における捜査が充分に行われるため、あえて告発するものである。

六 結論
 以上の告発案件はいずれも組織的犯行であって逮捕、勾留、接見禁止を付して取り調べないことには罪状隠滅のおそれが極めて強い。したがって被告発人を逮捕、勾留して真相を解明し、起訴されたい。

以上

【転載終了】