家族の誰かが録画していた 宮崎アニメ「ハウルの動く城」
HDDから消す前に見てみました。
特に、おもしろいという内容ではないですよね?
児童文学の映画化なのでしょうか?
今頃見て、感想を書いているというのも変ではありますが。
はじめて見ました。
第一印象は、「宮崎監督の作品にはドロドロがつきものなんだな」でした。
ハウルが緑のネバネバで覆われるところ。
ソフィーの様子では、洋服には全然付いてなかったので、
スライム的なネバネバなんでしょうね。
それくらいしか、思わなかったのに、ある疑問を解決するために
2回も見てしまいました。
疑問とは、ソフィーの呪いはいったいいつ解けたのか?
確認すると、ハウルが本格的に鳥になるころから
元の少女の姿になってました。
それまでも、90歳のおばあさんから75歳くらいまでは
若返っていたので、あの荒地の魔女の呪いは
徐々に緩和されていくタイプのものだったのでしょうか?
それと、おばあさんのソフィーはちゃんとおばあさん口調になるのがおもしろい。
「あたしゃ~」なんてね。
人間はいつから年寄り口調になるのか、
使いこなしている人は本当にいるのか?
というのは、私のちょっとした研究テーマでして。
日常生活では 「あたしゃ、知らないよ~」なんて口調で話している人は
見たことないんですけど、アニメなんかではちゃんと存在する。
年よりは必ず使っている。 「わし」と言う人もいる。
唯一、「ちびまる子ちゃん」のまる子は 小3でありながら
場面によって年寄口調も使いこなしていますが。
あの口調の発生源も研究しなくてはと思ってます。
「ハウル」のマルクルも変装すると 「わしはいもはキライじゃ」
なんて言ってました。
荒れ地の魔女は変化なし。いいキャラクターですね。
サルマン先生は年寄だけど、普通の奥様口調でした。
ということで、ソフィーの呪いの謎は結局、未解決。
3回見るのはカンベンしてね (←誰も頼んでないけどね)