ニュース番組の中に出てくる外人さんの吹き替えをやっている声優さんて
いったいどういう存在なんだろ?
映画の吹き替え以上のなり切り度なんですけど。
映画の場合ある程度俳優さんの存在で見られるところがあるけれど
ニュースの場合は全くの未知の人なので、あれって結構な技が必要なのではないでしょうか。
外国人の裁判官、検察官、街角の人々など、ドラマチックに吹きかえられていて感心します。
街角の人々などは 「キャサリン」的になっていて特におもしろい。
それと、翻訳の仕方が日本では絶対にありえないような口調になっているのも特徴。
「私はいつも持ってるわ!友達ももちろんみんな持ってるわ!」 (←たぶんマスクのこと)
なーんて、まるでCMかと思うような口調になってる。
ナレーションの声も (容疑者の声なども)相当芝居がかっている。
これって、いったい誰のモノマネなんだろうと思うと
会ったことも見たこともない人のモノマネをしているということで
すごいと言えばすごいけど、いいかげんといえばいいかげん。
日本の街角インタビューで、
「今日、銀座に行って来たわ!楽しくておすすめよ!」な~んて口調で
話す人はいないですものね。
これって、短い時間の中で文化の違いまで表現して、ある意味職人技なのかも。
映画の翻訳でも感じるのですが、口調が日本語ではない・・・かと言って
アメリカでは本当はどういう言葉使いなのかはよくわからない・・・・
けど、とにかく外国人がしゃべってる感が出ている。
そこのところは、どんな吹き替えにも通じるものですね。
今日の結論。
ニュース番組の外人の吹き替えは日本語なのに外人っぽくて職人技。
(以上、強制終了)