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タンチョウと釧路湿原ー旅のおわり

2014-06-19 05:51:48 | 日記

 

いよいよ、北海道の旅も最終になってきました。

釧路では2泊して、1日目は摩周湖、阿寒湖を巡る

5時間のバスツアー、2日目はタンチョウづる自然公園と

釧路湿原列車のツアーに申込みをしていました。

 

1日目は土砂降りでした。

風も強くて、バスから降りられないくらい!

ガイドさんが、「摩周湖は晴れていても霧で見られないことが多い。

今月の見える確率は20%。」などと

「見えない注意報」を盛んに発令するし、この雨と風じゃ

たぶんダメだね。と覚悟していました。

駐車場から真っ白!ということも珍しくないそうなので。

 

でも、まあ一応バスを降りて・・・この時一瞬で

傘が壊れた! か、かさが・・・とモタモタしていると

「見えます!見えます!」とガイドさん。

展望台に上がると、ほんとだ、うっすらと湖の輪郭が見えるし

真ん中辺の「中之島」と言われる岩も見える!

売店に入って 近づくと波頭も白く見えました。

 

ものすごい強風だったので、霧が吹き飛ばされたのでしょうか。

 

この後、阿寒湖では小降りになっており、湖畔の散歩もできました。

 

旅の神様ありがとうございます。

もう、摩周湖に行くことはないと思いますから

思い残すことなく帰ってこられました。

 

しかし、見えるか見えないかが話題になる湖ってね。

旅行者泣かせの湖ですな。

 

バスで走るときは土砂降りでしたが

ガイドさんが「摩周湖伝説」や「まりも伝説」

歌とお話しで語ってくれて意外に盛り上がりました。

伴奏もないのに上手でした。

 

カメラが濡れてしまうと思い、持って行かなかったのを

非常に後悔しました。

今後は小さいカメラも持って行ったほうがいいですね。

 

2日目はタンチョウと釧路湿原です。

「タンチョウづる」と呼ばれてはいますが、本名は「タンチョウ」だそうです。

つるは渡りをするのですが、「タンチョウ」は渡りをしないそうです。

 

ちょうど、雛が生まれたところでした。

真ん中に小さい薄茶のひなが見えるでしょうか。

ひながヨチヨチ歩くところに必ず親鳥が付いていきます。

 

ネットで仕切られたブースが11あって、それぞれ別の家族が

暮らしています。中は湿原と同じようになっています。

天井は開いていて、自由に出入りしますが安全とわかっている

この場所に夕方には戻ります。

このつがいには 昨年も雛が生まれたのですが、何者かに

盗られてしまったそうです。

一度に2つの卵を産んでどちらか強いほうを育てます

一時は絶滅しそうだった「タンチョウ」は今1500~1600羽まで

増えているそうで、牧場でもたまに見かけました。

 

釧路湿原。

今は目立つ植物がないので広大な緑の水たまりみたいです。

昔、海だったところに植物が堆積して湿原が出来上がったと

いうことで、湿原の中に「岬」とよばれるでっぱりがいくつかあります。

 

この写真を撮るために展望台にあがったのですが

これがすごい所で、手作りの階段を延々登って

着いたと思ったら、「蚊」がすごくて

落ち着いて写真もとっていられないという場所です。

ちょっとでも止まると「蚊」が刺すので

写真を撮るのも大忙しです。

 

ただ、湿原の隅々までよーーく見えました。

こういう日も珍しいそうです。

釧路は霧の街で、春から夏はずっと霧がかかっているそうです。

この日は霧のないすっきり晴れた一日で、

短い滞在期間でいろいろな釧路を体験できました。

釧路湿原からは、「ノロッコ号」に乗って、

湿原の中を走って釧路駅まで帰ってきます。

蛇行する釧路川や湿原を飛ぶタンチョウが見られました。

 

最後はガイドさんに教えてもらった「回転すし」で

夕食をとって北海道の旅はおしまいです。

 

釧路の回転寿司はクオリティが高いですよ!とガイドさん

ほかの地方で展開しているお店が入ってこられないそうです。

ほんとにおいしかった。

ウニだけは、函館がおいしかった!