毎日HAPPYDAY

いくつになっても人生これから

音楽の力がすごい!-体験話とオハコ

2017-01-18 06:41:41 | 健康づくり&ちょいトレ

音楽レクリエーション続き

 

私が受講した時の講師の実体験があります。

この体験がもとでこの方は講習を受けて講師として広めていこうと決心したそうです。

 

この方は推定年齢65歳くらいのスレンダーなきれいな方でした。

ご主人が59歳で認知症を発症し、6年の壮絶な闘病生活の後65歳で亡くなったそうです。

認知症には3種類あり、

①アルツハイマー型(記憶障害)

②脳損傷型、脳梗塞が原因など(性格が変わる)

③レビー小体型 (記憶障害なし、幻視、幻影あり)

 

③のレビー小体型はまだお医者さんでも知らない人がいるそうですが

アルツハイマー型を越えるのではないかと言われているそうです。

記憶障害がないので「うつ」などと診断され、まちがった治療法で悪くなることがあります。

 

講師のご主人は③のレビー小体型認知症で、わかるまでに時間がかかり

わかってからも治療方法なし、薬なし、受け入れ施設なしで自宅介護をされました。

終末期には要介護5で、15分おきの吸引が必要で、ヘルパーさんはもちろん

家族総動員で介護したそうです。

その時派遣されたヘルパーさんの中に 「ギターを弾くヘルパーさん」がいました。

介護の合間に患者さんのそばでギターを弾いてくれたそうです。

ご主人は寝たきりで意識もなかったのですが、ある曲がかかると

目がぱちっと開きました。この時の写真がありました。

焦点は合っていませんが確かに目を開いています。

「マイウエイ」という曲に反応したそうです。

営業成績が振るわない時、うまく行った時、折に触れて聞いていたのでしょう。

寝たきりで意識もない中で耳に届いたのでしょうね。

歌の中でも「好きな歌」は意識のない人の目も開けてしまうのですね!

 

このように、「私の1曲」というのが誰にでもあるのではないでしょうか。

講習会では「パーソナルソング」と言っていましたが私は「オハコ」とか「18番」と思いました。

いつも口ずさむ曲、怒りを発散できる曲、懐かしい曲、いろいろあると思いますが

「私の1曲」を持つと、倒れた時に歌ってもらえば生き返るかもしれないです。

「私の1曲」を家族や友人に知っておいてもらうこともいいことです。

 

私が参加している「介護予防体操教室」でも筋トレで体の血流はよくなるので

音楽の力で頭の血流もよくしよう!ということになってきました。

体操の終わりに誰かの「パーソナルソング」を歌うといいのではと提案しようと思います。

 

たとえば、私はどうかな~と思い起こしてみると、「花嫁」という曲が好きでよく歌っていました。

♪ 花嫁は 夜汽車に乗って 嫁いでゆくの~♪

(↑ 知っている人は知っている)

中学の卒業式の時にクラスのみんなで歌った思い出があります。

 

介護予防体操教室にて~想像です

さて、今日はアガサさんの「パーソナルソング」をみんなで歌いましょう!

「花嫁」だそうです。中学生の頃の思い出があるそうです。

初恋の人でもいたのでしょうか。嫁に行きたかったのかもしれませんね。

別の人に嫁にゆき・・・・あれから40年(←きみまろ風)パーソナルソングになりました。

 

・・・・なーんて言ってみんなで歌ったら楽しいのではないでしょうか。

ほんとに提案してみようかな?

 

皆さんのパーソナルソングはどんな曲でしょうか?

 

続く (まだ続きます)