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映画ベンジャミン・バトン
wowow
85歳で生まれてだんだん若返っていく人の話。
ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット
少し前の映画ですが、wowowで放送していたのでブラッド・ピット目当てに見ました。
ストーリーはだいたい想像の範囲内で、人生に起こりそうなことが
順序が逆になってやってくる。
よぼよぼのおじいさんで目も良く見えない体でも心は幼い子供。
反対に7歳で認知症。
そういう物語なんだと思って見るといろいろ考えさせられることがある。
85歳で生まれるってことは人生は85年ということかな。
子供に帰っていって7歳くらいで「人生はあと7年だ」と思ったとしたら
どうなんだろう。
映画ではこの時は認知症でそのようなことは考えられなくなってホットした。
若返りって研究されているみたいだけど、ある程度のところでやめてもらわないと
子供になっちゃうんだね。
それと、不老不死の一族の物語もあるけれど、あの人たちはちょうどいいところで
止まってるみたいだけど、あれはどうなってるのかな?
エルフとか。
ブラッド・ピットの特殊メイクがよくできていた。
でも、やっぱり若くなった時のほうがよかった。
CGの技術にも驚かされる。
10代の頃からを演じるケイトブランシェットがちゃんと10代に見える。
10代から20代のお肌の感じがちゃんと出ている。
もう一つ感じたのは死に方。
ブラッド・ピットが暮らすのは育ての親の営む老人ホーム。
そこでは日常的に人の死があるけれど、みんな安らかになくなっていく。
寝ているうちに、あるいは椅子に腰かけて音楽を聴きながら。
救急車で運ばれることもなく、人工呼吸もなし、点滴もなし。
自然でした。この辺りが一番印象的だった。