コレステロール革命
~100歳まで長生きできる
大櫛陽一著 (東海大学医学部教授)
長岡書店 2010年
かかりつけ医としていた医院で血液検査をしたところ
コレステロール値が高かった。
動脈硬化も始まっているけどどうする?
と、医者に聞かれた。
どうするって急に言われてもどうするかわからないわけで
薬を飲むかどうかっていうことですか?
と、聞いてみたら
そう
ということなら、
一応飲んでみてよくなったらやめたい
と、言ってみた。
よくなるわけないじゃない。10kgぐらい激やせでもすれば別だけど。
と、言うのでスタチンという薬を処方してもらい調べることにした。
その結果、スタチンと言う薬はちょっとあぶないし、コレステロール値が高いことと
脳梗塞や心筋梗塞とは直接の関係はないので、スタチンで防ぐことはできないんだって。
「コレステロール革命」の中で海外の論文や実験の結果などをもとに
詳しく説明してあった。
コレステロールが悪者であるという
「コレステロール仮説」をもとに薬を処方してきたけれど、なんと
10年も前に「コレステロール仮説」は崩壊したんだって!
「治療をためらうあなたは案外正しい」という本にも同じようなことが書いてあったし
処方されたスタチンは飲むのをやめた。
と同時にこの医院に行くのもやめた。
態度が最悪だし、あまり勉強してないみたいだし。
本の最後に年齢別、性別の血液検査の基準値が示されていて
それを見たら、私の数値は基準値内に収まっていた。(多分老化が考慮されている)
元々、薬いらないじゃん!老化に薬は効かないからね。
この表はなぜ出回っていないのだろう?????
それ以上に気になるのは、処方された薬を盲目的に飲むのではなくて
自分で調べたほうがいいと書かれていたこと。
医学の知識もなくて調べきれるかわからないし、まず医師を疑ってかかることになるけど。
変な基準値や薬を承認して製薬会社から寄付をもらう政治家や医師のせいで
こういうことが起きているらしい。
健康診断の基準値をどんどん厳しくすればどんどん患者が増えて大儲け。
策定した医師には数十億の寄付金、官僚は製薬会社に天下り。
厚生労働省は国民の命を利用して金儲けを許しているということになるね。
シロウト考えだけど、必要ない薬なら現場の医師が出さなければいいんじゃないかな。
「自分の体は自分で守ろう」って書いてあったよ
そりゃそうだけど、医学部教授に言われちゃね~。
今してみたら、飲んでる薬は「ロパススタチン」となっていました💦
かかりつけ医はいい先生だし、困った・・・
飲むべきか飲まざるべきか・・・
コレステロールを善玉と悪玉に分けてありますがどうもその辺はからくりがあるそうです。
コレステロールは細胞の再生などに欠かせないもので、血管に傷がつくと再生しようと集まってきて繰り返されると結果的にかさぶたになるそうで、元は血管の傷だそうです。
以前の病院で処方された薬を飲んでいましたが、その病院に行かなくなり今は飲んでいません。
今、通院している病院での血液検査では、薬を飲む程ではないのか、コレステロールの薬は処方されていません。
卵を食べると良くないみたいに言われていましたが、今は普通に食べて良いと言われていますよね。
今はいくつ食べてもいいことになっていますよね。
コレステロール値は年齢に比例して高くなり、特に女性は女性ホルモンの代わりをするためにコレステロールががんばるので高くなるそうです。
米国では血圧やコレステロール値は5年に1回測ればいいそうです。
気を付けなければいけないのは、なぜ数値を下げようとしているのか、元の病気は何なのかということみたいです。