市の介護保険対策である「元気体操サポーター」講習に行ってきました。
私の市は、埼玉県の中でも高齢者の割合が高く全国平均を上回っています。
今回の高齢者対策で国のモデル地区に選ばれました。
それで、補助金が付き理学療法士さんや保健婦さんなどの
専門家におねがいしてプログラムを作成し、指導していくことになった。
そして、市の中でも3つの地区を選びまずそこから広めていきます。
選ばれた3つの地区に私の自治会が入っています。
講習会で話を聞いてみると、現在介護保険を使って運営している施設が
近い将来満員になってしまうので、地域で何とかしようということらしいです。
今まで自宅介護だったものを、介護保険を導入して外に出したはいいけれど
保険料がかさみ、施設も足りなくなり、かと言って家に戻すわけにもいかず
苦肉の策で地域に戻すことにしたんですね。
私の市では、5年後に65歳人口がピークになり、高齢化が加速していく。
体操だけでなく、親睦会的な役割もあるので地域の無料デイサービス的な
位置づけになると思います。
そこに通ってもらい、介護認定者を減らす、せめて現状維持したいということです。
モデル地区とはいえ、理学療法士さんや市の担当者がついてくれるのは3か月限定で
その後は自治会の自主運営になります。
まあ、そうしないと費用がかさみますからね。
義母も、相当介護保険のお世話になっており今のところ助かっていますが
これが、次の世代への負担として残されていくのであれば、ここで止めたいです。
講習会で質問しようとして辞めたおいたのは
「この取り組みでどのくらいの費用削減ができるのか」ということです。
この場にそぐわない質問かなという気がしましたので。
養成期間はあと2か月あるので聞くチャンスがあるでしょう。
サポーターの頑張りで税金の節約ができるのであれば、やりがいもあると思うので。
我が市は「ラジオ体操」を毎日、公園で行っていますが、元気でないと参加できないので、これと「元気体操」を平行して実施するといいと思います。
市のHPを見てみましたが、このような取り組みは無いようです。
そして、高齢化も他市よりも進んでいるので、行政も考えていますが・・・
ただ、サポーターも高齢者なのでどうなるか心配はあります。
これから全国展開されるようです。介護保険の負担を考えると今のところ一番いい方法なのでしょうね。
私たち世代です。
考えると、とっても不安です。
出来るだけ、介護保険のお世話にならずに済むよう、ひとりひとりが心がけないといけませんね。
体操もその一つですね。
お金を掛けずに親睦もできて運動もできる場所の確保が必要になってきますね。
「元気体操サポーター制度」は、閉じこもっている高齢者にも声を掛けていこうという目標もあるようです。
行政だけでは手が回らなくなったようです。
現状の厳しさを知って日常で心がけるとだいぶ違うでしょうね。