ハーモニカな日乗

すばら式ハーモニカライフ、ガーデニングなどその他日常雑多を綴る。

東秩父村・定峰峠の苔アート

2019年01月06日 | 水汲み
1月5日は新年最初の水汲み。
行き先は恒例の東秩父村・足立宗助さん宅の深宗水です。
今年もお世話になります。



着いた途端、東秩父村、里山の宣伝マンこと足立さんが出て来られて、定峰峠の苔アートを見に是非寄ってみてと熱心に勧めてくれました。

自宅前の掲示板には、ご本人が宣伝する苔アートの記事が貼ってありました。この元旦に作成したよし。


実は行きの車の中で、東秩父村の苔アートについて、「テレビでこのあいだやっていたよ」「それ、だいぶ前からツイッターとかでは人気なんだよ」、と話題にしていたところだったのです。
水汲みの最中、宗助さんからそれを強力にプッシュされたら行かないわけにはまいりません。

深宗水の場所から車で約15分。定峰峠の「名物定峰峠の鬼うどん」というお店から100メートルちょっと登って右手にカーブすると、日陰の登り坂の擁壁(ようへき)には苔がびっしり。
それには、「天空の城ラピュタ」の庭園ロボット兵、「千と千尋の神隠し」のカオナシ、真っ黒くろすけ、「となりのトトロ」のトトロほか、ジブリの個性的なキャラクターがいっぱい描かれておりました。





なーんもない山ん中、陽の差さない峠道の擁壁に生えた苔。行く途中、そんな苔の生えた擁壁がたくさんありました。その苔を削ってジブリのキャラクターを描いたなんて、なんか洒落っ気があっていいですね。落書きもここまでいくとお見事!、「アート」ですね。












テレビで放送されたせいか、見にくる人も多いんですね。



鬼うどんのお店や周辺道路脇に車が10台くらい停まっていました。なお、歩道もない道路の壁に描かれたものなので、専用駐車場はありません。
15時、店仕舞いを始め、ビニールテープで道路との境界線を張っていた「手打ち定峰峠の鬼うどん」のお店の人に苔アートの場所を訊ねたら、「すぐそこ」と教えていただきましたが、鬼うどんのお客様なら歓迎なんでしょうね。

ぼくはたまたま苔アートのあるところから100メートル上の道路脇の空き地に停めることが出来ました。

山が面積の80パーセントを占め、これという名所があまりない東秩父村。
宗助さん、実は9年前から自宅前の東秩父中学校の周囲の緑地(公園になっています)に真っ赤なヒガンバナをコツコツ植えてきて、今や2000本とか。新しい名所にするんだそう。写真を見せていただきましたが、それは綺麗です。
いやー、名所になるでしょう。ぼくも宣伝します。

ぜひ苔アートを見に行ってね。秋のお此岸の頃には東秩父村の中学校脇のヒガンバナを訪ねてね(この周辺は車を停める場所があります)。