ハーモニカな日乗

すばら式ハーモニカライフ、ガーデニングなどその他日常雑多を綴る。

今度出るSUZUKIのバスクロマチックハーモニカは画期的!

2019年05月21日 | ハーモニカ

5月19日(日)、田中光栄さんの教室ライブのプログラム終了後は、光栄さんのミニライブ。

光栄さんが手にしていたのは、7月5日発売予定のスズキのバスクロマチックハーモニカ、シリウスバスクロマチックS-48B。
光栄さんによると、このS-48B、世界でまだ4人くらいしか持っていないとのこと。
ボクはこれを聴けること自体が事件じゃないの、と思ったくらいです。

 

 

これで「ニューシネマパラダイス」を吹いてくれました。

演奏が終わった途端、周りにいた出演者一同からは、おおっという感歎の声が。
よどみなく吹けるのは光栄さんだからということかもしれませんが、最低音部も伸びのある重厚な音で、まるでチェロのよう。吹き吸いもスムーズです。
64穴ハーモニカの低音部とは次元の違う、まさに低音楽器の音なのです。
S-48Bは画期的なハーモニカです。

 低音域を実現する特別なリード・バルブ。リードに錘が付いている。

  

このハーモニカだったら、小アンサンブル、あるいは本格的な大アンサンブルでのチェロの役割を果たせると思いましたね。


ハーモニカ界のバスハーモニカといえば、コードハーモニカとセットで、ブンチャ、ブンチャというパターンが多いですが、メロディアスに吹けるこのハーモニカの登場でこれまでの概念を変えてしまうかもしれませんね。
複音ハーモニカ界でも評判を呼ぶのではないでしょうか。小さくて軽い(わずか300g。S-48Sの334gよりも軽い)のはありがたいはず。そして新しいアレンジが求められる?

商品の紹介はこちら。

S−48Bは、間違いなく欧米、そしてハーモニカ人口が増えているアジアでもその名を轟かせるに違いありません。

7月5日の発売が楽しみです。

ボクは買うかって? G-48、S-48を発売と同時に買ったように、かつてならコレクションとしてでも手に入れるはず。
ただ今は、仲間であるハーモニカウインドのメンバーとアンサンブルをもう少し本格的にやろうとなったら、すぐにでも買いたいと思いますね。