いま東京周辺の空がうるさくなっています。
羽田空港の国際便を増便するため、この2020年3月29日から着陸飛行ルートを変更し、埼玉県東部と東京都の県境付近から東京周辺をぐるっと回って、板橋または練馬、中野、新宿、品川、大井上空を経て羽田に着陸するからです。
いまは試験飛行として、わが家の上空を飛んだり、南の上空1キロ先を通るときもある。夕方の3時間というけれど、約2分に1機飛んでくるのでホントに多い。
いずれも川口市と東京の境、見沼親水公園駅の先で方向を変えるのが見える。
夜になると煌々と光る飛行機の前照灯が東の空に近いものと遠くのものと2つ見え、それがぐんぐん近づき、音もゴォーと大きくなっていく。
ぼくの所は高度1500メートル以上なので、音はうるさいが生活に支障はない。
でも、新宿上空では高度900メートルくらいなので、相当大きく見えるそうです。
飛行機の騒音については、伊丹、博多、那覇、あるいは自衛隊や米軍基地の近くに住む人はたいへんらしいです。
まあ、都心に近い羽田空港の国際便を増やして外国旅行者を迎入れ、国内便のハブ空港として強化しようということなんだけれど、うーん、じゃ成田は何だったのかとなるよね。
東京オリンピックを契機にさらに外国人を呼ぼうとする政府の観光政策があるけれど、有名観光地は外国人ばかりでなんだかなあ、と思うときもありますね。
でも、こういうことはちゃんと知っておく必要はありそうです。
これについては国土交通省のホームページに詳しい。
日暮れ時散歩に出ると、飛行機の煌々と光るランプについ見上げてしまいます。
ボクは飛行機が好きなんだと思います、ホントは。騒音は敬遠したいけれど。
歩きながら、ちあきなおみさんの「夜間飛行」という歌があったなとか、テレサテンさんの「空港」、中島みゆきさんの「後悔」など、空港を舞台にした別れの歌が浮かんできます。
ちあきなおみ「夜間飛行」
テレサテン「空港」
中島みゆき「後悔」
本人の歌がないのでカバーです。