3月3日、恒例の安行桜を見に行ってきました。
暖冬だったせいか去年より10日くらい早い。
平日だと人は少なくてのんびりしています。
参道は8分咲き、境内は満開という感じ。週末まで楽しめるでしょう。
次はさいたま花と緑の振興センター。
ハクモクレン
続いて万葉植物苑。
咲いていたのは梅。万葉集は萩に次いで梅の歌が多いのだそうです。立て札は大友旅人が梅を詠んだ歌。
我が園に 梅の花散るひさかたの 天より雪の流れ来るかも
今日は18度と上着が要らないほどの暖かさ。世情は新型コロナウイルスに右往左往しているけれど、花たちは知るよしもなし。
3月3日は上巳の節句といい、古代中国では、3月初め川辺に出て不浄を除くため水で祓(はらい)を行うという風習があったとのこと。日本にも古来より、人形(ひとがた)に不浄を託して川や海に流して、災厄を祓うという風習があり、この二つが合体して「上巳の節句」となり、これが桃の節句、ひな祭りに転じたようです。
チコちゃんじゃないけれど、おおかたの日本国民はそんなことも知らずにこの日を過ごすでしょう。ボクも知りませんでした。