17日(日)は日暮里・ポルトゥで行われた、初来日のウィリアム・ギャリソンと田中光栄さんのライブに行って来ました。
7時半過ぎに着いたら、なんと第2部の一番乗り。かぶりつき。
ウィリアムがお弁当(お寿司かな?)を食べた(第1部の演奏を終えてお腹がすいていたでしょうね)後、まだ8時くらいで数人しかお客さんが来ていない時に、アコースティックギターを手に(これが上手い!)、クロマチック・ハーモニカを首にかける専用フォルダーにセットして弾いてくれたんですよ!!
複音のフォルダーは見たことありますが、クロマチックのフォルダーは初めて見ました。もう、たまりませんよね。
これ、ライブ本番ではやらなかったので、先に着いていたひとだけが聴いた貴重なシーンでした。 また、彼のギターと歌、光栄さんも歌とハーモニカで応じるなど、ライブ本番前から盛り上がっていたのであります。
かれは本当に演奏が大好きなんですね。
さて、ライブ本番。
ウィリアムの演奏は、音色のつや、アドリブフレーズの豊かさエトセトラ、とにかく素晴らしいのひとことでした。
光栄さんの演奏もウィリアムの演奏に化学反応を起こしたかのように、すごいプレイでした!
さらにバックを努めたギターの鈴木よしひささん。ポリパフォーマンスと呼んでいるそうですが、手にギター、足では鍵盤ベースを弾き、口ではボイスパーカッションの同時演奏という、とにかく今まで見たこともない 驚異的なパフォーマンスを見せてくれたのです。
すごい組み合わせでした。
レッドソックス・上原投手の息子さんのように、ボクも、
「EXCITING!」
と答えたかったですね。
ところで、持っていたハードバッパーの木製ボディの底にウィリアムのサインをもらいました。SUZUKIでなくてごめんね。触って剥げないようにしなきゃ。それじゃ、使えないということだけど。
CDもサイン入りをゲット。もう、ミーハーですね。
聴いてみたら、カントリーっぽい若かりし頃のヴォーカルメインのアルバム。ハーモニカの出番が少ない。(泣)
彼のギターにはカントリーっぽい匂いがしたけれど、アメリカ人のバックボーンにはやっぱりカントリーの血が流れているのかなと思ったりしました。
現に彼は「ガット・ユー・オン・マイ・マインド」(マデリン・ペルー&ウィリアム・ギャリソン)というカントリー色の強いアルバムで、ハーモニカを吹き、歌い、ギターも弾いています。
こういうすばらしい機会を創ってくれた光栄さんに感謝します。
そうそう、このアルバム、ハーモニカが少ないんですよね。事前情報としてお伝えしておけば良かったですかね~。でも、このアルバムしか残ってなかったし…。
サイン入りハーモニカは、もう使えませんね?
ハードバッパー、実はクラシック用で、これ1本しか持っていないの。ハゲるのがイヤとなると、もう1本買うしかない。高いサイン代になりそうです。