ハーモニカな日乗

すばら式ハーモニカライフ、ガーデニングなどその他日常雑多を綴る。

かりんアフタヌーンコンサート

2012年11月19日 | ハーモニカ
18日(日)、クロマチック・ハーモニカの鈴木真澄さん、菊地祐子さんのコンサート「かりんアフタヌーンコンサート」に行って来ました。場所は東武東上線・朝霞台/武蔵野線・北朝霞にある「りとるかりん」。ピアノは濱崎洋子さん。鈴木さん、菊地さんは崎元譲先生門下の実力派です。

Part1はクラシック曲中心。オープニングはデュオで平野淳一作曲の「風-さびしくて」「美しいあしたを」の2曲。続いて菊地さん、鈴木さんのソロ。菊池さんの「ファイアブランド」、鈴木さんの「トレド」など。

Part2は、“ハーモニカでは奏でるフォスターのメロディ”。フォスター名曲集という二部構成。フォスターの曲は崎元譲先生の楽譜集「日本の四季・我が心のフォスター」(全4冊)に収められているもので、すべて美野春樹さんの編曲。

お二人の演奏はさすが。素晴らしかったです。曲は知られたものがほとんでしたし、後半は親しみやすいフォスターの曲、しかも洒落たアレンジですので変化に富んだ充実した2時間でした。
フォスターの曲はジャージーな部分がけっこう出てくるのですが、菊池さん、この部分の演奏がカッコいいんですね。ジャズっぽいのがお好きかな。間違っていたらごめんなさい。
お二人のフォスターとその曲にまつわるお話はとても分かりやすく、ためになりました。

鈴木さんは会社勤めをしながら2009年にはCD「ロマンス」を出し、クロマチック・ハーモニカコンサートを毎年開いています。「りとるかりん」では4回目とのこと。これは並大抵のことではありません。「絶滅危惧種」といわれるクロマチック・ハーモニカをなんとかしたい、という強い想いがあるからだと思います。

クロマチック・ハーモニカを手にしたぼくらもこうしたコンサートに目を向けて盛り上げて行きたいものです。


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4 コメント

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ありがとうございました (ますみ)
2012-11-20 12:30:03
お礼のメールを出すのが遅れてしまったので、こちらに書きます。
寒い中ご来場ありがとうございました。

何度ステージを重ねても、練習やリハーサルでやろうとしたことの半分もできないものです。まだまだ修行の足りなさを実感するものとなってしまいました。

また来年もやらせていただくつもりでおりますので、よろしければまた足をお運びください。

本当にありがとうございました。
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こちらこそ (やーこん)
2012-11-20 12:47:53
書き込み、ありがとうございます。
いいコンサートでしたよ。
演奏者としては反省はおありでしょうが、それが次回のバネにもなるのでしょうね。次回も楽しみにしております。
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ジャジー (Katsuya)
2012-11-23 07:43:06
菊地さん、ジャジーでしたか!
菊地さんの音色は、好みの音です。

ハーモニカは、絶滅危惧種なのでしょうか?
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ものの喩え (やーこん)
2012-11-25 11:48:11
菊地さんはハンドカバーをあまり使わないのでハーモニカの本来の音が素直に出ますね。ですから、ジャージーな部分でのベンドがカッコいいんです。崎元先生門下生のほとんどがハーモニカを全部覆うようなハンドカバースタイルですので、私には新鮮でした。

絶滅危惧種。普及浸透しない危機感のたとえです。この言葉に反応する方は間違いなくハーモニカファンでしょう。
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