広報すず4月号の表紙と裏面を飾るのは珠洲市の新1年生85人である。
顔写真と名前、そして「おおきくなったら」ということで将来の夢を聞いている。
「魔法使い」や「かめんライダーガイム」といった微笑ましい夢あり、市内某ホームセンターや某鉄板焼き屋さん、某国民宿舎で働きたいといったずいぶん具体的な夢あり、なかなかおもしろい。
そんな中、トップはやはり保育士さんで10人。
2位は警察官で8人でそれぞれ女の子、男の子のトップである。
以下、看護師さん、大工さん、美容師、消防士と続く。
ちょっと意外なのはサッカー4人、バスケットボール1人の計5人がスポーツ選手をあげているなかで野球はゼロ。
サッカー選手の中には女の子も含まれているのは、やはりなでしこ世代か。
また、建築家や自衛隊をあげた女の子、花屋さんをあげた男の子など、職業に対する男女の固定観念も薄れているのかなと思う。
昨年4月には「先生人気、過去最低へ」という調査結果を報告したことがある。
そこで学校の先生は?とみると、男女それぞれかろうじて一人ずつである。
小学校、中学校、高校と進む中で、こんな先生になりたい!という先生との出会いがたくさんあることを期待したい。
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