被爆70年の8月6日、この大きな節目の日におこなう石川県教組加賀支部の教育研究集会中間集会での講演依頼をいただいた。
もちろんありがたい話なので引き受けさせてもらったが、テーマは原発ではなく憲法。
当然ながら戦争法案の問題をはずすわけにはいかず、演題は「憲法の危機! 教え子を再び戦場に送るな」と大上段に振りかざさせてもらった。
ただし、加賀支部の大半の組合員が集まる機会なので、集会のアピールなどではなかなか話せない憲法9条に関わるふか~い話を(^^ゞ
改憲の基本的な話から戦争の歴史、国内外の非戦思想の流れ、非戦思想の制度化、戦争違法化、押し付け憲法論、さらに大日本帝国憲法下の戦争と教育、そして現下の情勢下での教育の危機を平和主義だけでなく国民主権や基本的人権など絡めて解き明かし、安倍政権の軽薄さを批判し、最後は県教組への期待で締めくくるという実に欲張りな内容。
もちろん予定の40分では無理(>_<)
パワポの図解でポイントがわかりやすかったとの声もいただいたが、かなりはしょって、それでも時間オーバーですいませんでした<(_ _)>
それにしても、平和運動センターの事務局長をしていた頃は憲法や安全保障関係の話をする機会もときどきあったが、ここ4年間は原発以外のテーマでの講演の依頼はなし。なぜ私に憲法の話の依頼が来たのか今日の講演が終わるまで疑問だった。
かつての平和センタ-にいたときの縁だと知り感謝、
貴重な勉強の機会をもらったことにも感謝。
県教研に素晴らしいレポートが出ることを期待したい。
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