今日は珠洲市内の中学校の卒業式。
私も三崎中学校の第70回の卒業式に出席。
今年の卒業生はおそらく三崎中の歴史の中では最も少ない12人。
だけど個性豊かな12人だ。
数日前に三崎中の育友会だよりが届いた。
毎回、読みやすく興味を引くテーマで、いまどきの中学生の考え方が親子関係などうかがい知ることができるので楽しく読んでいるが、今回のテーマは「卒業 親子の手紙」である。
卒業生12人のお父さん、お母さん宛ての手紙、そしてお父さんかお母さんからの返事が掲載されている。
卒業生からの手紙はもちろん15年間育ててくれた感謝の気持ちが込められているが、部活や勉強の様子、さらには親へ注文も盛り込まれていて、笑いあり、涙ありの結構充実した紙面だ。
抜粋してを紹介したい。
「・・親父、15歳の誕生日の時に、『あれ?盗んだバイクで走らないの?』と言ってましたね。ものすごくつまらないです。37点。もっとギャグセンスを磨いてください。」
「昔、はやりのギャグだったのだが、通じず歳を感じたよ。許せ。」(父より)
「3年生になって唯一勝てた全能登大会、・・・何であの試合だけ調子よかってんろ?と考えたら、一番はいくらのおすしのおかげ、二番目に二人ともが応援に来てくれたおかげだと思います!」
「働き始めたら親孝行するんで、何がいいか決めておいてください。旅行に連れてってあげるよ(たぶん)。」
「OOが2年生の時、市の大会で、61年目にして、三崎中が初優勝することが出来ました。OOが勝ち越しシュートを決めた瞬間もしっかりとDVDに『奇跡のシュート』として我が家にあります。」
「トビから鷹が生まれたようでごめんなさい。鷹に生まれたくせに、テストでいい点数取れなくて、ごめんなさい。」
「母へ♪ ・・・初めに言わせていただきますが、愚痴は控えてください。」
(お母さんから)「家事などを積極的に覚えて下さい。家族で過ごしている今の間に、しっかり身に付けましょう。大人になった時、きっとよかったと思える日がきます。」
などなど。
皆さん、卒業おめでとうございます。
12人の卒業生の隠れファンより