北野進の活動日記

志賀原発の廃炉に向けた取り組みや珠洲の情報、ときにはうちの庭の様子も紹介。

公約リテラシー

2014-01-16 | 雑感
 今日(1月16日)の北陸中日新聞「こちら特報部」は最近富に目を覆わんばかりの政治家の公約破りに焦点を当てている。

 

 沖縄・仲井間知事の辺野古埋め立て
 安倍政権のTPP参加交渉(重要五品目は聖域だったはず)
 安倍政権の原発政策(原子力依存しなくてもよい経済・社会構造を目指す → 重要なベース電源)
 野田首相の消費税増税
 小泉首相の国債発行枠30兆円
 ・・・

 これに対して公約破りに歯止めをかけるには?とうことで各界の識者の意見を聞いている。

 どれももっともな意見だが、この中で最もなるほど~と思ったのが内田樹先生の指摘だ。
 「公約は昔から空手形の代名詞で、ウソが6割から7割。信じること自体が間違っている」とし、以下のように「公約リテラシイー」を身に付けること、そしてそのために政治家がどんな人間か見極めることが必要だと提案する。

 
 
 確かに先に列挙した公約違反の数々は多くの国民にとって「やっぱりね、彼の本心通りだよね」というものばかりであり、「騙された」なんて無垢なふりしちゃいけないという内田先生の指摘になるほどとうなづいてしまう。

 そこで登場するのが「公約リテラシー」。
 最近流行りのリテラシーだが、公約を読み解き、識別する能力といった意味か。

 さて、目前の東京都知事選。
 各候補者の公約が次々と発表されており、都民の公約リテラシ-、さらには都知事選に関心を持つ多くの国民の公約リテラシーが試されそう。

 石川県知事選でも今日は川裕一郎氏がマニフェストの一部を公表したそうな。
 志賀原発について、「転」原発を目指すとのこと。
 石川県民の公約リテラシーも問われている。

 

 

 


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