志賀原発を廃炉に!訴訟・第20回口頭弁論のお知らせ。
今回の原告意見陳述は原告団副団長の盛本芳久県議。
志賀原発から約8kmのところにある集落で育った盛本県議は、自分の両親の半生にふれながら、産業構造や雇用状況の変化に翻弄され、少子高齢化と過疎化の進行の中で暮してきた能登の生活について語り、原発がそれに深く関わってきたことを明らかにします。
そして、一旦事故が起れば弱者ほど軽視され、仮に生き延びても、かけがえのない自然とふるさと、仕事と生活そのものを奪う原発は必要ありません、と訴える予定です。
原発が立地された志賀町で生まれ育ち、県議会で活躍する盛本県議ならではの陳述です。
続いて原告弁護団からは、有識者会議は法的な根拠がない組織だという被告・北電の反論に対する再反論を提出し、被告弁護団からは大津地裁の仮処分決定についての原告の見解に対する反論と、有識者会議の報告書を受けての原告の主張に対する反論が提出される予定です。
私たちの訴訟は最終盤を迎え、原発敷地直下の断層問題を最大の争点に、早期の結審を求めて被告北陸電力を土俵際まで追い詰めています。口頭弁論前に行われる原告・被告双方の代理人による進行協議も大いに注目です。
原告・サポーター、多くの市民の皆さんの傍聴をお願いします。
◇期 日…9月1日(木)
◇集 合…午後2時15分(兼六公園下白鳥路入口・利家像前)⇒地裁まで行進
◇裁判傍聴…午後2時30分~(金沢地方裁判所)※進行協議のため、1時間遅く開廷
◇報告集会…裁判終了後~約1時間(北陸会館5階ホール ※今回は弁護士会館ではありません)
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