石川県教育研究集会が21(金)~22日(土)の日程で能美市内で開催された。
私も1日目の全体集会と記念講演、2日目の分科会に参加。
記念講演はNHKの解説委員早川信夫さん。演題は「震災とこどもの学び」。
早川さんは今回の東日本大震災の大きな特徴として被災者の広域避難があると指摘し、子どもたちの学びに大きな影響を及ぼしていると現状を、自ら新潟県内の避難所を聞き取り調査した経験をもとに話した。
分科会は「地域・保護者と結ぶ教育」に共同研究者として参加。以前、「環境・公害と食教育」の共同研究者をさせてもらったことはあり、昨年は「平和教育」に参加させてもらったが、今回の分科会は初めてである。
7つのレポート報告があり、参加者の皆さんで質疑、討論。
それぞれ地域の行事や資源を活かし、地域の皆さんの協力、保護者の皆さんの参加の中で学習活動を実践してきた素晴らしい報告だった。
試験の点数重視の学力観に振り回されている学校現場にあって、子どもたちの本当の意味での生きる力をつける学びを地域の皆さんと一緒になっての追求してきた実践報告であり、教研活動の意義が大きく表れる分科会だと感じた。
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