志賀原発を廃炉に!訴訟の原告団総会が午後1時半から野々市フォルテで開催された。
この一年の活動を振り返り、志賀原発廃炉に向けてさらに法廷内外のたたかいをさらに強化する方針が確認された。
総会後、元福島原発国会事故調査委員会の委員である田中三彦さんが「福島原発事故の真相」と題して記念講演をおこなった。
この演題はこちらで決めて田中さんにお願いしたものだが、冒頭、「まだ何もわからない福島事故の真相」という講演になるという話から始まる。
(講演の記録はこちらから)
その後、会場を移り、弁護団の皆さんとともに田中さんを囲んでみっちり2時間、学習会をおこなう。
田中さんは、かつて日立で原子炉圧力容器などの設計に実際にたずさわっており、話は極めて専門的かつ具体的。はっきり言って内容をすべて理解する基礎知識がこちらにはないが、実は規制する側のかつての原子力安全委員会、原子力安全・保安院、そして現在の原子力規制庁にも、田中さんが実際におこなってきた現場の設計の実務を理解できる人はいないという。
ごまかすのは簡単、というか提出したものに対して訂正を求められたこともないという。
新規制基準については、細部の問題点を聞く時間的余裕はなかったが、原発の規制を厳しくして安全を確保するものではなく、危険な原発を受け入れさせるためのもの。原発に対する安全性の考え方が大きく変わったということを認識しなかればならないという指摘は防災対策にも通じる。
いずれにしても、原発の危険性に関する本質的、核心的話がたくさん聞けたが、志賀の裁判にどのようにつなげていくか、そこがこれからの知恵の絞りどころである。
この一年の活動を振り返り、志賀原発廃炉に向けてさらに法廷内外のたたかいをさらに強化する方針が確認された。
総会後、元福島原発国会事故調査委員会の委員である田中三彦さんが「福島原発事故の真相」と題して記念講演をおこなった。
この演題はこちらで決めて田中さんにお願いしたものだが、冒頭、「まだ何もわからない福島事故の真相」という講演になるという話から始まる。
(講演の記録はこちらから)
その後、会場を移り、弁護団の皆さんとともに田中さんを囲んでみっちり2時間、学習会をおこなう。
田中さんは、かつて日立で原子炉圧力容器などの設計に実際にたずさわっており、話は極めて専門的かつ具体的。はっきり言って内容をすべて理解する基礎知識がこちらにはないが、実は規制する側のかつての原子力安全委員会、原子力安全・保安院、そして現在の原子力規制庁にも、田中さんが実際におこなってきた現場の設計の実務を理解できる人はいないという。
ごまかすのは簡単、というか提出したものに対して訂正を求められたこともないという。
新規制基準については、細部の問題点を聞く時間的余裕はなかったが、原発の規制を厳しくして安全を確保するものではなく、危険な原発を受け入れさせるためのもの。原発に対する安全性の考え方が大きく変わったということを認識しなかればならないという指摘は防災対策にも通じる。
いずれにしても、原発の危険性に関する本質的、核心的話がたくさん聞けたが、志賀の裁判にどのようにつなげていくか、そこがこれからの知恵の絞りどころである。
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