ブログ仙岩

各紙のコラムや報道番組、読書の感想、カメラ自然探索など。

帰還できる福島の未来

2016-01-05 09:33:41 | エッセイ
震災負の遺産として、石巻の大川小など2つの小学校を残すかどうかで住民から意見を聞くという。また、富岡のパトロールで津波犠牲のパトカーを残すと決まっている。私は震災遺構の石碑にすべきと常々考えている。

12/26の国勢調査から、大熊、双葉、浪江、富岡が0で、特に南相馬市13,145人の減少、これは小高地区が戻っていないからで、広野楢葉に続いて、今春は葛尾村住民の帰還へ向けてまず村役場が移転する。

田村市船引などで暮らす700人ほど減少の都路住民も郷土料理で帰還の我が家を思い出すであろう。飯館村や川俣の山木屋地区もこの申年にちなんで、仮設や借り上げ住宅から去ってほしいと願う。

森林除染が進んでいないから帰還は無理と言わずに、線量が下がっているのでだから、除染した範囲に柵を設けて、子供が森林に迷い込まない工夫をすべきである。

大きく人口減少した福島県は、いわき、相馬、三春、大玉が流入で増加、南相馬や広野、楢葉、葛尾、そして都路、飯館、川俣、飯野、霊山へ戻れば、復興も加速する。南相馬の小高神社で、新春恒例はしご乗りが奉納された。その写真が福島民報トップ記事で載っている。

双葉郡に二次救急拠点を県と福医大が整備を進めており、ふたば未来学園から人材が、明日に向けて進んでおる。