ブログ仙岩

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北辰妙見尊だるま市

2016-01-09 08:44:30 | エッセイ
昨日8日はいわき市四倉地区の松送り、恒例の北辰妙見様のだるま市が開かれた。今年は昨年より少ない2軒のだるま市であった。

妙見堂には妙見菩薩の妙見尊星王、北辰妙見菩薩が祀られ、インド由来のものと異なり、中国の星宿思想から北極星を神格化したものである。

平安時代、奥州征伐で軍功のあった千葉氏が赴任し信仰、相馬へ赴任した折に四倉の地に菩薩を置いていった鎌倉時代のものが引き続きの信仰となったもの。北極星の動かない安定の信仰、護国鎮守、除災安定、大漁祈願、家内安全などの護り神として信仰し、如来、菩薩、明王、天の護法神の中で4番目で大黒天や毘沙門天、弁財天と同じ天部にある。

また、あぶくま抄に、8日は昭和から平成に変わった日、昭和天皇崩御を受け、午前0時に改元、当時小渕恵三内閣官房長官が墨書の新元号を示す様子は脳裏に残る。

当初、候補は平成、修文、正化の三案が上がり、平成以外はローマ字がSで始まるので、昭和と同じで混乱を避け、二案が退けられたという。

昭和も遠くなりで、一昨夜高橋秀樹司会での昭和の歌謡曲や武田鉄矢のホークソングの由来など、心にしみるものがあり懐かしんだ。