ブログ仙岩

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日本出身優勝力士現れていない大相撲

2016-01-19 10:01:22 | 問題
相馬出身の父を持つ3度目の賜杯を受けてから、10年日本人力士の優勝はない。

ラジオテレビで報道、一番優勝に近い稀勢の里はもう4敗目、琴奨菊が無敗で望みがある。白鳳は勝つために横綱らしからぬ変化の相撲で無敗を保っている。

野球賭博やドーピング問題のスポーツ界だが、その大相撲界で力士会が巡業の改善を求めて日本相撲協会に、移動時間の短縮につながる日程、稽古を番付の東西交代制にして休養を取りやすくし、慰問の充実などの要望をしている。

素晴らしいことである。私も日本人力士の弱さで相撲放送から遠ざかっている一人である。プロは強いものが勝つ。巡業で稽古がおろそかになるという親方もいるという。これがうさぎ跳び、長時間の練習につながっている思考だ。

力士会が要望するように変えなければいけない。十分な休養を取り、市民との交流を深め短時間の集中する稽古から本当の瞬発力が生まれる。稽古の前の準備運動より、終わってからの整理運動を大切にした監督時代の経験からである。だらだらとやる稽古、バットで喝を入れる親方は去ってほしい。

集中した稽古から休養を取り、十分な睡眠、たゆまぬ研鑽努力、そしてちゃんこのバランスのいい食事から優勝力士が生まれる。