11/8(火) 今日は立冬とか、それにしては暖かい。中目黒駅のホームに立ち始発の日比谷線電車を待つ、ふと眼差しを上げるとホームの屋根の間から青い空が覗いていた。山手通りに目を転じると小春日和の陽光が煌めいている。俯き加減に歩を進める癖がある。漸く今朝の陽光に気付くとは・・・。
今朝は五時半から台所へ、相変わらず眠りは浅い。今朝の弁当メニューを考えようと冷蔵庫の野菜部屋を引き出す・・・そこで思い出した。昨夜、今朝のメニューを考えて冷凍庫から食材を移してあった。朝から、とんだ呆け振りである。
今日は、「冷凍水餃子」、それに冷凍の「ブラックタイガー(小)の揚物」を中心に据えたメニューの手はずを整えていたのだ。水餃子用のスープを拵えて、人参・白菜・オクラ一緒に茹でる。(茹で汁が沢山余った、スープとして呑む。旨い!)
揚物は、小麦粉と片栗粉を半々で下味を付けたブラックタイガーにまぶす。そしてジャガイモの素揚げが今朝の揚物。
もう一つ、卵料理のオムレツを作る。バター炒めをしたシメジを具にした。以上、三品が菜である。簡単といえば簡単な料理だが、手の込んだ物を作る気にはなれない。
今日も三人前と思いきや、長女は弁当は要らないとか・・・昨夜からそう云われていながら、すっかり忘れていた。家人とKの弁当を詰めた後、折角だからと長女の弁当も作りTelする、弁当の押し売りだ。
昨夜は久し振りに「ちょっぷく」へと立ち寄った。一月近くは行っていないような気がする。同伴は何時ものU老である。先月の下高時に食した、「蒲鉾・天ぷら(江戸では薩摩揚げと呼ぶらしい)・ジャコが旨かった・・・高知にいるのでTelして頼もうかと思った」という。私は一言「重くていやだよ」と・・・。
高知の蒲鉾・竹輪は確かに美味い。この手の物は全国津々浦々、当地こそはと自慢する処が掃いて捨てるほどにある。が、私の味覚からすると『土佐物が一番』である。少なくとも十種類以上、十ヶ所以上の産地品を食しているに過ぎぬが。歯触り・食感・色合い・香り・甘辛と総合して最高と思う。(そこいらのソバ屋、居酒屋の品はもとより論外だが)
世間を渡り歩いてきた、古稀を過ぎたU老までもが”旨かった”買ってきてほしいと云うぐらいだ。お墨付きをもらったも同然。上物は、ちっと値が張るのがたまに疵か・・・。
そんなこと言っている内に、仕事の件で呼び出したNoboruが到着した。更にハイボールが進む・・・。
私のハイボール歴は筋金入りと云える。二九歳の頃、シンガポールのシャングリラHでブランデー&ソーダを飲んで以来、アルコールはロック・カクテル・ビール以外はハイボール、炭酸割に徹してきた。これに勝るものなし、家で取り寄せている水も微炭酸水と、一途である。