11/15(火) 深夜三時半に目覚める、夢をみていた。そのまま本読み、ラジオを聞き朝を迎える。六時前に弁当作りに着手となった。
今日は昨夜に買ってきた「牛もも肉の焼肉」がメイン。それに根菜の温サラダと小松菜の煮浸し。焼肉の添えには、バター炒めのエリンギ・ピーマン・モヤシ。根菜は、人参・ジャガイモ・卵を茹で、オリーブオイルと塩胡椒で軽く和える。
最後の一品、小松菜を生揚げと一緒に和風味の煮浸しにしてお仕舞い。今日も三人前の弁当となった。
「またしても穴子巻き」
昨夜、隣の「高松」にて軽くU老と“金魚湯割”を飲んだ後、日本橋の穴子料理店「玉ゐ」までブラブラと歩いた。旨かった穴子巻きを購おうという算段である。
店の場所は凡そ分かっていた。先週、渡邊さんに神田の支店に案内された折、パンフレットを貰ったのだ。U老の帰り道に近い、日本橋の本店に立ち寄ろうとした次第。
此処で土産用の穴子巻きと箱飯を求めた。準備のできる間、ビールを一本飲む。本当は穴子酒と行きたかったが、時間が掛るとのことで断念した。
今朝、U老の開口一番は「旨かった」であった。巻きを一本進呈し、味見をして貰ったのだ。
本当に旨い、旨い穴子料理である。鰻の歯触り舌触りとはチョッと違い、身味は柔らかくて食し易い、タレの味付けと抜群にマッチして鼻孔をくすぐる。
穴子の程よい脂と、マッタリながら、後を引かないタレの味は、程よいと言うよりはチョッと濃い目か。これがまた食味を誘って何ともいえぬ味わい。
U老が御礼だと、不味いと云うミカン一個とジョアを一本くれた。心掛けがいい・・・。
「小旅行」
先週、金曜日の早朝に家を出た。7時半が空港での集合時間、前泊しようと誘われていたが何とか間に合う時間。問題は前夜の深酒が心配であったが、何とか凌いだ。
行き先は当ててほしい・・・成田から二時間強の土地である。満席の機内から現地に降り立ったのは昼過ぎ。そのままガイドに従って、当地の名所といわれる場所を何ヶ所か巡った。朝の内は雨が相当に降ったようだが、午後には厚い雲ながらも雨粒は落ちてこなかった。
曰く、龍の首の岩とか、この地に最初の人間(3人の男)が生まれた場所(三穴)とか、市場云々、夜は海鮮鍋(大したことは無い代物)を食した後、カジノでスロットマシンで軽く運試し。運は無かった!
一行は四人、毎年八丈島へ行く会であるが今回は趣向が変った。何の興味もない処であったが、長年の付き合いから同行することとなった。
初日の海鮮鍋
翌日の土曜日、簡単な朝食を飯屋で済ます。相変わらず雲は重かったが、東海岸の目的地に着くとすっかり晴れた。溶岩流の長~い洞窟や、映画のロケ用に作ったと云う城(某氏に言わすと、太秦の映画村よりはしっかり作られているとか)や、藁葺きの村(民族村と云うそうだ)を訪ねて昔の暮らしを聞く。日本でも昔は同じようなことであろうが・・・。
この村で、説明をしてくれた村の女性の巧みさに惑わされてか「冬虫夏草」を買うこととなった。これまで何の関心も示してこなかった代物だが・・・。
そして、これも映画のロケの為に作られたという海岸に建つ「教会」へと向かった。海の色と燈台の白、教会の佇まいが妙にマッチしていた。岬に咲く野菊の紫・黄色が印象的で沁みた。
その夜は四人でまたしても海鮮料理店へとなった。これが結構なボリューム、ビールと焼酎を飲み一人5000円弱。
最後の日曜日、当初予定しなかったコース(南の海岸)の視察に参加することとなった。これもガイドの上手さが為せる技。案内する話の端々に客を誘う話題を織り込み、刷り込む。(当社のスタッフにも学ばせたいような巧みさである。これは、大いに参考になった、最大の収穫)
南に向かうルートには一面のミカン畑。ミカン・ミカン・ミカンの畑が延々と続く、たわわに実って美味そうであった(実際、美味かった。甘いだけでな、く甘酸っぱい)。最近は貿易自由化の煽りで値下がりし、農家は大弱りとか。なんでも、ここ南部は和歌山と同じ気候で作っているミカンも紀州ミカンと聞かされたが・・・。
5000年前の溶岩流が海岸に織りなした岩模様、1000年前の寺院を再建したお寺etc。昼に食した「雉シャブシャブ」が美味かった。小旅行で食した中ではベスト、ビールがマッコリが大いに進んだ。
さて、此処は何処だろう・・・?。大陸から盲腸のように突き出した半島、その先の東シナ海に浮ぶ島(大阪府と同じ面積とか)です。
図らずも幹事役のK氏、かの地のドラマのファンであるとか。そんなことから、かような企画となったようだ・・・。(私ゃ、何の関心もないが!)