オヤジの弁当箱

日々の手作り弁当だけが生甲斐のしょぼくれオヤジ。弁当メニューと併せて日々の雑感を付記。

牛焼

2011-12-28 | Weblog

12/28(水) 愈々今年の仕事納め、と云うことは弁当納めの日でもある。その納めの日に相応しく「牛焼」となった。

牛は、過日にO君が弁当用に持参した代物、漸く出番が来た。旨そうな上々の肉である。

シンプルに塩胡椒で焼くだけ。肉の旨味だけで美味しく焼けた。付け合せに長ネギ・ピーマンなどをオリーブオイル炒め。

                   

広島からMがまた牡蠣(殻つき)を送ってきた。最後に残っていた二つをバター焼きにする。そして、イタドリ(関東ではスカンポと呼ぶか)の煮物があったので、これも菜にする。それに竹輪やゆで卵も入った。

以上が、今年を締めくくる弁当である。何時もの三人前の他、お菓子が入っていた箱でオムスビ弁当を作る・・・しかし、これを誰が食するのか?大した量なのだ。

              

海苔を巻いた俵型のオムスビが四個と牛焼・イタドリ・竹輪・牡蠣バター・蒲鉾にゆで卵が付いた特製弁当。果たして誰の手に渡るやら・・・。

 

 「深夜まで・・・」

 昨夜はメールの誘いにのって赤坂・一つ木通りに在るピアノラウンジ『禅』に顔を出した。正しくは、カフェラウンジ禅となっているが、どうみてもカフェじゃない。ここのホームページを作ったが、基本的にはボランティアだが、私的には出来に満足していない・・・。(試しに見て頂戴)

店のオーナー葉子さんは、明日から老いた母が居る秋田へと向かうそうな。昨夜が今年最後の営業であった。葉子さんとの付き合いも四半世紀を過ぎた。お互い、それだけ年老いた分けだ。

彼女が映画の主題歌として歌った「あなたは旅人」(東宝映画の東京湾炎上の主題歌、古い話だが)を久し振りに唄って貰った。ベースギターのKASAI君を構いながらハイボールを飲る。

                   

話の中で、先日亡くなった竹脇無我さんのことから、氏がよく飲んでいた店「ニュー春」のママ・春駒さんが先日来店し、無我さんのことでさめざめと泣いたと云う・・・。

春駒姐さんは、戦後のゲイ脳界を生き抜いてきた正真正銘、正統のゲイである。先輩の姐さん方が逝き、「長老よ!」と威張っていたとか・・・。

春の店には長らく顔を出していない。一時は、深夜まで飲んで騒いだものだが・・・。久々に顔を出すことにした。この店を紹介した友人のHを呼ぶ。彼は私以上に顔を出していない、渋っていたが・・・。

婆さんと呼べばいいのか、はたまた爺さんなのか、どっちでもいいか?相当に酔いが廻っているので言ってることも、態度も滅茶苦茶。私らしいと云えば、私らしいが・・・。それ以上に態度がでかいのが春さんだが・・・。

四半世紀も前はゲイの店で飲んだ呉れていたが、近頃はそんな元気もネーや。六本木の゛ママ髭゛ニューハーフの゛プチシャトー゛、渋谷の゛お化けクラブ゛と、よくまあ遅くまで飲んでいたものだ。

それが昔日の面影なく、早寝早起きの規則正しい弁当オヤジに成り下がった。が、昨夜は遅くなった、酔いました。それでも夜半の風の冷たさだけは覚えている。

 

 

コメント
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