オヤジの弁当箱

日々の手作り弁当だけが生甲斐のしょぼくれオヤジ。弁当メニューと併せて日々の雑感を付記。

イタドリ煮

2014-12-08 | Weblog

12/8(月) 昨日の日曜日、朝と晩に飯を炊いた。朝は「カニ飯」を、晩は「五目チラシ」である。土曜日、金沢市に在住の家人の妹から「コウバコ」と呼ぶ越前カニのメスが届いた。このカニは小さい(その分安い)が、カニ味噌が美味く、子を持っている。身をほぐすのが大変だが、子も取り出して合わせて「カニ飯」を炊くのが、私の楽しみになっている。

土曜日の晩は、義理で「歌劇」を渋谷で鑑賞することになっていた。そんなことでカニ飯が出来なかった。オペラの後、「奈加野」で店主を相手に一杯飲んで帰宅。それからカニを喰ったが、専ら翌朝の「カニ飯」用にと身をほぐし、子をとった。そんな面倒をした末、日曜日は朝からカニ飯を炊いたと云う次第。

そして夜だが、長女が「オヤジの誕生会をやろう」と言い出した。三日早い誕生祝いだが、やると云うものを止めろと云うも大人気ない。勝手にやらすこととした。午後、会社に顔を出したが早目に帰宅して飯を炊く事にした。今年の柚子酢が採れたばかりなので、この酢を使った土佐風の「五目チラシ」だ。なんと言っても、自分の畑で採れた柚子だからネ・・・。

蓮根・牛蒡・人参・筍・油揚げを刻んで煮る。米に昆布を敷き、酒と塩を入れて炊いた。煮上がり、炊きあがったどうしを混ぜ合わす。この時に使う酢が「柚子酢」と云う次第で、至って簡単である。

長女一家に、次女も花なんぞを買ってやって来た。朝炊いた「カニ飯」と「「五目すし」何ぞを交互に喰って、菜の豚シャブには柚子酢でタレを作って喰った。自分で飯を作ると喰い過ぎるのが難点、そろそろ飯暮らしから卒業した方が身の為だが・・・。

 

そんでもって、今朝も飯作りである。思うこととやることが、これだけ乖離するオッサンであるが、致し方なし。

弁当用に「イタドリ」を少し煮ることとした。このイタドリ、今年の春に従姉が採って塩漬けにしたもを冷凍して在った。冷蔵庫で邪魔物になってきたので喰ってやることにした。イタドリは専ら保存食としての利用だが、子供の頃には川縁や山で採って食べたものだ。チョット酸っぱいので、砂糖を付けたりした覚えがある。

今朝は、一晩水に晒して塩抜きをしたものを、油揚げ・筍と一緒に煮るのだが、最初にごま油で少し炒めてから、酒と砂糖・醤油・出汁で薄味に煮た。久々の「イタドリ煮」であった。

今日のメインは、実は「鶏肉のトマト煮」である。鶏肉に人参、何故だか蒟蒻が加わり生トマトと一緒に煮る。これも最初に、オリーブ油とニンニクで香りを立ててから煮込んだ。仕上げに片栗粉を一匙いれてトロミを付けた。そしてもう一品は、豚小間とピーマン・エノキ・セロリの中華味炒めとなった。魚は冷凍の出来合品「ブリ醤油焼」とか云うやつで、弁当に入れるだけの優れ物ならぬ、何の面白みもない代物が加わった。

                

               晒し中のイタドリ             鶏のトマト煮          長女&家人の弁当  

以上であるが、私の弁当には昨晩の残り物「焼き豚」も二切れほど収まった。長女と私の弁当は、白飯と残り飯の五目チラシのハーフ&ハーフである。家人は、シンプルがもっとうなのだ。

以上、今朝のお仕事時間は45分であった・・・。

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする