オヤジの弁当箱

日々の手作り弁当だけが生甲斐のしょぼくれオヤジ。弁当メニューと併せて日々の雑感を付記。

ハーフ&ハーフ

2014-12-22 | Weblog

12/22(月) 今年の業務も今週で終わる。と、云うことは今日を含めて四日しかない。アッと云う間の一年である。せめて、一年を締めくくるに相応しい弁当でもできればいいのだが、残念ながら今朝も手抜き弁当となった。

昨夜の残り飯が半端に有り、先ずはこれを片付けようと「炒飯」となった。オムライスの手もあったが、ホタテが有るのでこれで炒飯に落ち着いた。菜の方は、お手軽な「鶏と大根の煮物」、「パスタとジャガイモ・人参のサラダ風」、ミートローフのオリーブ油炒め」と、いずれも手抜き、お手軽の品々だ。

             

今日の弁当を「ハーフ&ハーフ」と命名したのは、炒飯と白飯のハーフにしたことに由来する。チャーハンだけでもよかったが、炊きたい米があったのだ。先週の金曜日、珍しく年末挨拶と称して鎌倉橋~虎の門~豊洲と客先を訪ねた。最後に訪れた豊洲の某社へは、未だ陽光が注ぐ時間だったので新橋からモノレール「ゆりかもめ」に乗車、東京湾の景色を眺めながら向かった。

                        

其処で、友人の広報室長から小袋入りの米を頂いた。その米は、某社の下請け会社が地域起しの一環として作っている「魚沼産コシヒカリ」で天日干しとのこと。某社が応援して販売や、営業用に使うことにした品であった。貰ったのが二合入りの小袋だったので、『もっとないの?』と厚かましいことを言ったが、「人気でこれだけだ」と云われた。

                     

今朝は、その米を炊きたかった。そんな次第で、炒飯と魚沼産天日干しコシヒカリのハーフ&ハーフになった。炊きあがりを一口だけ含んだが、この米は美味かった。さて、昼になって冷えた米の味はどう変化するだろうか・・・・。

 

週末、土曜日は朝から雨となった。六時半に目覚めたので、そのまま台所に入った。午後にTUGAWAさん宅を訪ねて、一献交わすことになっていた。それに持参しようと「猪鍋」を炊いた。この猪肉は、先週帰省した折に貰ったものだが、「体重12~3貫目で脂がのって美味いのが獲れた」と聞いた猪である。

アバラの骨付き肉をそぎ切りして、ひと煮して灰汁を取り、酒・醤油・味噌・味醂に酒粕を少々加えた。生姜に大根・蒟蒻で煮た。まだ若い猪なので灰汁は少ない。肉も柔らかくて上々の味であった。この煮たのをタッパーに入れ、自然薯の摺り下し冷凍パックなどを持参した。

雨音とBGMの流れる中、緩やかな時の流れに身を任せて遅くまで居た。H女史もすっかり料理のレパートリーを増やしており、手尽くしの肴を堪能したのであった。だんだんと暮れ行く中、雨の音を聴きながら心置きなく時の流れに身を任せた贅沢なひと時を過ごした。

帰路、渋谷に立ち寄り「奈加野」へ。伊佐美の湯割りを四杯飲み、太刀魚焼きに箸をつけた。これで帰ればいいものを、もう一軒顔を出して年内の義理を果たすことにした。旧缶詰BARであるが、今の店名は「ル・ツール」。場所は、東急文化村の先の三階と同じである。ここでは、ハイボール二杯で切り上げた。

今夕は会社の忘年会と称する飲み会がある。山賊の酒盛りとか、乞食の宴会とか呼んでいるやつだ。これに「猪汁」を作る予定だ。この猪は、今年の猟期が明けて直ぐに獲ったやつらしい。11月に貰って、会社の冷凍庫に置いてあった。これを、鍋じゃなくて汁にする。

昨日の昼に出社して、冷凍庫から冷蔵室に移した。打ち合わせコーナーの拡大もしたので、前よりはちっとは広くなった。ここで酒盛りと云うやつだが、酒のみのスタッフが少なくなったし、食べる量も減ったようだ・・・。

田舎の畑で採れた最後の柚子(柚子湯用だな)と、不器量ながら味のあるミカンでも提供しよう・・・・。

                     

 

 

 

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