3/1(木) 愈々、弥生三月。今朝は春嵐が吹き荒れるとの予報だったが、東京は平穏?だった。私にはそう思える天候であった。想定外は、交通が乱れると考えた長女が、何時もよりかなり早い時間に来たことだ。弁当を受け取りに・・・・。
その時刻は飯が炊きあがる寸前で、最後の卵焼きに取り掛かっていなかった。暫し待て、後五分だと言って待たせた。厚焼き玉子の予定が、スクランブル卵になった。春嵐の予報で混乱したのは、我が家の弁当事情、その程度であった。
昨夕は、新宿で友人との懇談であった。取引のある某社の監査役WATANABEさんと、二十代半ばの頃に同じ職場に居たAZAMIさんの三人であった。お互い旧知の間柄で年に一度ぐらいだが、他のメンバーも加わって懇談する。サラリーマン時代の友人だが、私が今の仕事に就いてからは何かと仕事でお世話になった関係者である。色んな局面で、未だに友人の有難さを実感するが、ここのところそれが多い。
監査役をしているNABEさんところの社史(七十年史の直近十年史になるが)を受託することになっている。が、これが相手先の事情で初動が悪かった。NABEさんに相談すると、直ぐに動いてくれて状況が好転した。そんな連絡を取り合っている内に、久々に一杯やろうとなった次第。
飲むほどに昔語りに花が咲き、それぞれの時代を人を懐かしみながら飲んだん。サラリーマン時代の面々と会う酒は、かくなるものであろうが・・・・。
二次会は無しなので、帰宅は十時前と早かった。またしても、駅前のスーパーで弁当食材を買ってからの帰宅。どうやら日課になりそうな気配だ。
早い帰宅なので、暇にあかせて翌朝の弁当メニューを考えてからの就寝。夜中の三時過ぎに目覚めるも、なんとかもう一度眠りに就くことができた。念のために、六時に目覚ましをセットした。その甲斐あって、今度は時計のベル音で目覚めた。
今日のメニューは「チンジャオロース」である。牛肉の塊、と言っても200gだが。これに紹興酒、挽肉などを前夜に買っておいた。牛肉&ピーマンの細切や筍、調味料(オイスターソース・醤油・味醂・刻み生姜・ニンニク・塩胡椒・片栗粉etc)を整えた。何時もなら目分量で適当にやるのだが、今日は計りながらだった。
こうしてメインの「チンジャオロース」ができた。お魚は「蛸」にした。タコのピリ辛炒めである。ぶつ切りにしたタコを、唐辛子を焦したオリーブ油で炒める。味付けは、塩胡椒と酒&醤油をひと振りするだけの簡単さだ。
煮物は「茎ワカメ」と薄揚げの炊き合わせと云うところか。昨夜のうちにボウルに入れたワカメを一晩塩抜き。これを刻んで素揚げと一緒に煮るだけのことだ。味付けは、根コブ出汁と砂糖・醤油のシンプルさだ。
最後の厚焼き卵に入る前に、長女が登場した。急かされて、熱したフライパンに卵を落とし入れてかき混ぜる。たったそれだけの卵料理?、料理とは云えんな。弁当写真を撮る暇もなく、持ち去って行った。
と云うことで、春嵐予報の朝の弁当が出来上がったのだ。