裏高尾 小下沢林道へのアプローチは、旧甲州街道沿いの明治後期に造られたきれいなアーチ型の中央本線高架橋を抜けると、すぐ右に見えてくる。
煉瓦造りの高架橋の際で、グヮーグヮーとカエルのように鳴くガビチョウを発見する。
外来種、、、おまけにいろんな鳥の鳴きマネが得意ときた。
人家あたりでオオルリやクロツグミの鳴き声を聞いたら、間違いなくコイツだな( ̄ー ̄)
林道には、雪がいっぱいだ。
そんななか、目の前を横切る二羽の小鳥がいる。
お~!かわいいジョウビタキの女の子じゃありませんかぁ(o^-^o)
静かな木立のなかをわざとザクザクと足音をたてながら、川をたどっていきました。
雪はだいたい20センチ。
とは言え、車輪のあとや、踏みあともあるため、とても歩きやすいんですよ。
あ~ひさしぶりにこのミラーに来ましたね~。
んで、またもや記念のパチリ。
今日はアイゼンの代わりに、これまたひさしぶりのゴム長靴で参上なのです(・ω・)
林道歩きもここまで。
あっという間に、景信山への分岐に来たようです。
この先、木橋を渡って登りがはじまる、、、
実はここ、普段でも途中からかなり傾斜がキツくなるのを知っているのだ!
今日は大丈夫かな~(>_<)
沢を離れて、こっちを上がると景信山ですよ~ってな案内が見えていません。
あとはジグザグとキツい山の斜面を上がっていけば良いのですが、人がつけたトレースをあんまり鵜呑みにしちゃ、ダメですよ~(>_<)
案の定、二ヶ所ほどだれかが間違えて斜面につけた紛らわしいトレースを見つけました。
おまけに、途中のトラバース道が、かなり雪で狭くなっているため、谷に落ちそうで危ない箇所もありましたしね。
高尾山とは言え、雪山を侮るべからず。。。
そんなこんなで、おおきな東尾根に合流しました。
後ろの道標が指していないバリエーション道に、踏みあとがありました。
右が自然林、左が植林。
木の姿がはっきり見てとれる東尾根。
そういや、前回来たときは、此処ヒグラシだらけで、凄まじかったことを思い出しました…
ときどき、雪が深くなります。
どんどん上がると、まわりの山が見えはじめました。
あの奥は、北高尾山陵だ、、、ここより標高が低いとは言え、おそらく今日あたりはここよりかなりキツい雪中行だと思います…( ̄ー ̄)
景信山のてっぺんが目前になりました。丹沢の山々もきれいに並んでいます。
まだまだ雪が残るベンチの屋根には、小さな氷柱も付いていますね。
大室山と富士山を敢えて並べて撮ってみました。
雪の大室山に立ったのは、いつだったかな~。。。
丹沢を見ていると、なんだかセンチな気分になりました。。。
んで、とっとと、泥だらけの景信山に別れを告げて、小仏峠から小仏バス停へと再び旧甲州街道へ入ります。
ふと見た看板に、道路を傷つけるな、と書いてある。
そ~か~。
どっから見ても、ただの山道にしか見えない小仏峠からの道って、東京都の道路「都道516号線」だったことを思い出しました。
そんな東京都の道路で、クロジがこっちに気付くことなく、しきりに何かをつついています。
雪もなくなり、道路もいよいよアスファルトに代わった先で、冬の枯木にルリビタキの女の子が止まっていました。
なかなか、男子には会えません…残念。
そんな最後。小仏バス停前のキジバトが、何故か逃げずにポーズをとっています。
仕方なしに撮ってあげましたが、今日一番によく撮れていましたね…( ̄ー ̄)