マイmy巷話

マイMy巷話(かんわ)は「私にはそう見える!」ものを儘に書いているだけの話です。

たかが陸の貝なれど…

2014-01-01 | いきもの(かたつむり)

土管が好きなドカンちゃん。















他の貝よりも表情豊かでとっても個性のあった笑うかたつむり、ドカンちゃん。。。




なのに死んでましたよ。今朝。。。


まだまだ青いプラケースのお城のなかで、のんびり暮らすものとばかり思っていたんですけどね。。。
それでも6年近くは生きていたのかな…?


たかが一匹の陸の貝なれど、心の中にポツンと小さな穴が空いたような気がした朝でした。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ベッコウマイマイの観察 その2

2014-01-01 | いきもの(かたつむり)
尾っぽの長い関東ベッコウマイマイ。

特徴は光沢のあるアメ色の殻と黒い身体、そして長い尾っぽの先の不思議な突起❗️



華奢な身体をくねらせて、這っていますね👀



そんな尾っぽの先をよく見ると、、



白い液体が出てきましたっ❗️



これは一体、、



なんだろう🤔

かたつむりの排泄口は殻口にあるため、もしかすると相手から逃げる際に尾っぽから毒性の液体を出していたりするのでしょうか❓❓


とにかくこのベッコウマイマイは、めちゃくちゃ興味深いいきものなのは間違いない‼️のです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

土管とかたつむり(その3)

2014-01-01 | いきもの(かたつむり)

おや👀
珍しくかたつむりが土管のうえに乗っていますよ。
いつもは、直に這うことはしないのに…。



ジーっと或る一点を見てますね…。
私にはなんにも見えないけれど、かたつむりには何かが見えるのかな。。。



おっ!コッチに気がついたかな?



ひとまず、ご機嫌ではあるようす。
なぜなら生殖口と…



頭瘤がほら?膨らんでいますよねっ!



でも、ヒトに見られるのはキライなマイペースさん。



そんなわけで下りていくのでした。。。🐌


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フクロウの朝ごはんは…

2014-01-01 | いきもの(その他のケモノ)
ご近所に住むフクロウのくまちゃんちのご主人が、元旦からご実家に泊まりでお出かけ中なのです。

そんなわけで、ご主人から出かけ際にくまちゃんへ朝ごはんを出すお仕事を頼まれまして、今朝はお留守中のくまちゃんちにお邪魔してきました。


「こんにちは~」




とお留守宅にお邪魔をすれば、、
「ホーホー」といつもの台所棚上の定位置でくまちゃんが私にお正月の挨拶をわざわざしてくれました。


そして、朝ごはんのメニューは、解凍したピヨピヨちゃんが2羽です💧
これをさばいて腸を取り出したあと、お薬を数滴垂らします。

そしてつくったくまちゃんの朝ごはんを定位置の棚上に1羽ずつ時差をおいてだしました。

さて、くまちゃんは食べてくれるかな😅




朝ごはんを食べはじめるくまちゃん。
ひとまずホッとしました😮‍💨



が、見ている私に気づくや否や、、


アンタあっちいけや~💢と、一発蹴りをもらっちゃいましたー💦
ヒトのペットてはいえ、立派な猛禽ですっ💦シャレになりません💦



オマエっ出ていけや~💢
ピヨピヨさえもらえばアンタに用はないわ~‼️
アタイはひとりで美味しくいただきたいのよ~‼️‼️


…とすごい剣幕で帰れコールをされた次第。。。




どうやら、この剣幕で風切羽が落ちたようです。
それを見せるとますます怒って抗議されました💧


…ちなみに「ホーホー」ね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雲取山登山捕遺

2014-01-01 | 山(その他)
つい先日と思いきや、あれからすでにひと月。。



『山は雲取、酒は双鴨』


これってまさにそのひと月前に雲取山から下山した麓の鴨沢バス停裏で偶然見つけた廃屋の看板なんですが、まるで映画の撮影セットのような佇まいですよね❗️


で、最初てっきり『双鶴』とばかり思っていたものの、よくよく見ればこれ、『双鴨』(そうかも)って書いてあります。
カモ、、という事は、鴨沢の鴨を取って名付けられた地元のお酒なんでしょうか。。

澤乃井なら知ってるけれど、はたして『双鴨』なんてお酒あったかな🤔

と、気になりまして、ちょっと調べてみると、このお酒について、或る地酒屋さんのご主人が書いたとっても興味深いブログを見つけちゃいました💡


どうやらその方も看板がきっかけのようでして、4回シリーズの貴重な話を一気に読ませていただくと、やはり、『双鴨』は昭和40年代に地元の酒造家が廃業してしまい、いまは幻となった日本酒だったのでした。

その酒造店は鴨沢の地で室町時代から続く大変立派なお屋敷だったらしく、かつてはあのバス停並びにあったそうです。

そこで、再度あの廃屋(どうやら食堂だったようですが)にハナシを戻せば、双鴨がつくられなくなったのが昭和40年後半だとすると、その頃からずっと掲げられているあの看板って、、

もしかして今ではかなり貴重『そうかも』‼️



…とつまらないダジャレとともに、ひとり納得したわけなのでした。

(もし、ワタシのように通りすがりにあの看板が気になった方がいらっしゃれば、是非ブログ記事をご一読下さい!双鴨、酒で探せばすぐ見つかりますよ~。ホント、面白いですっ)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

さよならベッコウマイマイ その2

2014-01-01 | いきもの(かたつむり)

いよいよ鬼籍のヒト…いや貝になってしまったベッコウマイマイ。。。


と、いうわけで約2ヶ月間この珍しいマイマイを観察してみた感想を、改めて書いてみたいと思います。


その1:とにかく最大の謎は尾っぽの突起だった❗️

…突起自体も角状に尖っていたり、小さくヘコんでいたりと変化するのも興味深かったが、何よりも起きた直後には先ず突起を舐めて(きれいに磨いて)いたことから、身体のなかでも最もデリケートで大切な部位であるのは間違いないようです。
以前、博物館の方が「なにかのセンサーかもしれない」と言っていたように確かに生存するうえでとても重要な役割があの黒いトンガリには潜んでいるに違いない。。






あわせて、突起から出てきた白い露状の液体はいったい何だったのか❓

状況としては、早足で動いている際によく見られたことから、腹足からの水分(もしくは体液)が最後部の突起に集まって排出されているのかもしれません。
というのも、突起には溝状のスジが垂直にあるため、そこを水分が通っているように見えたから。
ま、推測でしかありませんが、、。


その2:飼育するうえで、エサが最後までなんだかわからなかった❗️

…これが一番の反省点なのですが、いろんなエサを与えても、少し口にはするもののすぐに止めてしまっていたこと。
それでも糞は出ていて、だいたい黒かったことから、樹木もしくは朽木や腐葉土を食べてはいたと思われます。
たしかに山育ちの貝ならば、当然かもしれませんが。。


その3:よく言われるような、ベッコウの長い尾っぽは自在に動く…といった姿はいちども見られなかった❗️

…もちろん尾っぽを上げた威嚇行動なども皆無で、山育ちのマイマイらしく、無駄には動き回らず、ビビり気味で、驚くとすぐ逃げてしまう、、そんなタイプでしたが、逃げ足だけは他の小型のマイマイに比べてかなり俊足だったのが印象的でした。

殻は他の貝に比べてかなり薄く(指で持ち上げようとすると潰してしまいそうなほど)防御には役立ちそうにないため、広い山で逃げ足だけは俊敏になったのかもしれませんね。


そして、最後まで謎だったのは、このマイマイが完全に殻に籠って寝るのを見ることはありませんでした。


このように仮眠程度に軽く寝ることはあっても、常に尾っぽの部分は先を丸めて表に出したまま。。
全体的には先がフック状のかたちで寝ているのをよく見かけました。

もしかすると、ベッコウマイマイは他のマイマイよりも身体に比べて殻の割合が小さいことから、殻に籠ることはできないのかもしれません。

では、かたつむりの最大の弱点、「乾燥」はどうやって防ぐか? …というと、ベッコウは山岳地のなかでも湿った広葉樹か混合林、湧水地の岩場などのような場所を好むため、まわりの環境に依存して、その弱点を防いでいるとも考えられます。

また、ベッコウの殻の表面も他のマイマイと比べてかなり滑り気が強く、これも乾燥を防いでいるのかもしれませんね❗️

では夏場は仮に過ごせても、厳冬期の山ではいったいどんな風に過ごすのでしょうか、、❓

という疑問が湧いた最中、悲しくも逝ってしまったわけなのでした。。
残念です。



「ベッコウマイマイの観察」はじめからは、ここから

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする