アカテガニは、ベンケイガニ科の中型のカニで、乾燥によく適応し、海岸や川辺の岩場、森林などに生息しています。
富山県内では「各地で見られたが、近年、きわめて生息域と生息数が減少し、神通川下流の特定の場所等限られた場所でしか確認されなくなった」(『富山県の絶滅のおそれのある野生生物』)とされています。神通川堤防の耐震工事で生息場所が狭められているのが、気懸かりです。
《倒木の樹皮下で越冬するアカテガニ 2014/01/07》
《倒木の樹皮下で越冬するアカテガニ 2014/01/07》
《立ち枯れした木の中で越冬するアカテガニ 2014/01/07》
《石の下で越冬するアカテガニ 2014/01/07》
《石の下で越冬するアカテガニ 2014/01/07》
《堤防の耐震工事が進められて狭められるアカテガニの生息地 2014/01/07》