2020年4月下旬の観察記録です。昨年撮った生きものの写真のうちこれまでに紹介していないものは、?か⁇の付くものばかりになります。
いつもの犬との散歩道、北陸自動車道と交差する農道のトンネルの壁に、茶色っぽい蛾がとまっていました。ナミシャク仲間と見当をつけ、ウェブサイト『みんなで作る日本産蛾類図鑑V2』のナミシャク亜科の成虫縮小画像一覧の写真を片端から何度も見て、ツマキナカジロナミシャクに似ていると感じました。ところが、ここに載せられていた幼虫の食餌植物は、タカネウスユキソウやベニバナイチゴ、ウラジロタデ、クロマメノキ、ハクサンシャクナゲなどほとんど平野では見られないものばかり。これは違うかなと思いましたが、名古屋市などの写真記録もあり、よくわかりません。
というわけ(どういうわけ?)で、?付きのツマキナカジロナミシャクとして紹介します。
《トンネルの壁にとまっていたツマキナカジロナミシャク? 2020/04/30》
《トンネルの壁にとまっていたツマキナカジロナミシャク? 2020/04/30》