2020年5月下旬の観察記録です。
コナラ林の下草に、白地に白い点紋様のシャクガの仲間の蛾がとまっていました。
いつものように、ウェブサイト『みんなで作る日本産蛾類図鑑V2/シャクガ科』で片端から成虫縮小画像をみていき、ナミシャク亜科のオオナミシャクに辿り着きました。
オオナミシャクについては、ウェブサイト『北茨城周辺の生き物/オオナミシャク』に見分け方がやさしく説明されていました。
①前翅も後翅も地の色は白です。
②頭から腹端まで黄色です。
③腹部背面には,下から5つまで黒いW紋があります。
④前翅前縁中央付近に独特な紋があります。
⑤シャクガ科の多くは止まるとき触角を翅の下にしますが,上に乗せています。
⑥縁毛(外縁の外側にある毛)にも斑模様があります。
写真の蛾は、①から⑤のすべてに当てはまっているような気がします。
なお、幼虫の食餌植物は、わかっていないようです。
《オオナミシャク 2020/05/22》
《オオナミシャク 2020/05/22》