前回に引き続き、同じトイレの話題です。
オオミズアオ?を見つけた同じトイレのドアに、翅頂付近が鉤状に曲がっているカギバガの仲間の蛾がとまっていました。
帰宅後、撮った写真をウェブサイト『みんなで作る日本産蛾類図鑑V2』のカギバガ科の成虫縮小画像と較べていくと、オガサワラカギバでした。
同サイトによると、オガサワラカギバはカギバガ科カギバガ亜科の蛾で、開帳は30~40mm。本州,四国,九州に分布し、成虫は6月と7~8月に現れます。幼虫の食餌植物は、カバノキ科のツノハシバミ、サワシバ、クルミ科のオニグルミ、カバノキ科のイヌシデなどです。
オガサワラの名前から、小笠原諸島に生息する南方系の蛾かと思ってしまいましたが、名前の由来は小笠原諸島とは関係がないようです。
《オオミズアオ?といっしょにトイレのドアにとまっていたオガサワラカギバ 2022/05/28》
《トイレのドアにとまっていたオガサワラカギバ 2022/05/28》