黒っぽくて中ぐらいの大きさの蝶が、滑空してきてサンシュユの葉にとまりました。翅を開いてとまっていますが、少し高い位置なので表側は見えず、裏側が見えるだけです。ミスジチョウの仲間で、後翅裏の付け根に黒点があるホシミスジです。この公園ではときどき見かけます。
1999年発行の『富山県の蝶(Ⅱ)』(富山市科学文化センター収蔵資料目録第12号)には「…本県では記録が大変少なく、局地的に産地がある…」とされていますが、最近はあちこちで見かけており、産地が増えているのかも知れません。
今度は、幼虫や蛹を見てみたいのですが、なかなか見つかりません。
《サンシュユの葉にとまって翅を広げるホシミスジ 2022/06/05》
《サンシュユの葉にとまって翅を広げるホシミスジ 2022/06/05》