林の中の開けたところ(ギャップ)に生えたササの葉の上に、茶色く細長いものがとまっていました。見たことがないものだと思いました。でも、近寄ってよく見ると、交尾しているモリチャバネゴキブリでした。
《ササの葉の上で交尾していたモリチャバネゴキブリ 2022/06/18》
《ササの葉の上で交尾していたモリチャバネゴキブリ 2022/06/18》
富山県内で生息が確認されているゴキブリ目(網翅目)の昆虫は、ゴキブリ科(ワモンゴキブリ*、コワモンゴキブリ*、クロゴキブリ、ヤマトゴキブリ)の4種、チャバネゴキブリ科(ヨウランゴキブリ*、ツチゴキブリ*、チャバネゴキブリ、モリチャバネゴキブリ)の4種、オオゴキブリ科(オガサワラゴキブリ*、オオゴキブリ)の2種、計10種です(*は温室に生息)(『富山県産無翅昆虫類および直翅系昆虫類(富山県の昆虫シリーズ第2号)』参照)。
私は、このうちチャバネゴキブリを除く9種を見ています。ある人によると、チャバネゴキブリは○○線の車内や飲食店などにそれこそウジャウジャいるそうですが、幸いなことに、私は(それと認識して)見たことがありません。でも、ここまできたら、どこか(我が家ではない所)でチャバネゴキブリを見つけて写真に撮りたいと思います。