やまぼうしー自然の記録帳ー

富山県内の自然を中心に、自然や自然現象を記録にとどめておきたいと思っています。

アカハライモリ(死骸)(富山市営農サポートセンター/富山市月岡町)

2022-05-20 06:13:21 | 両生類

公園を犬を連れて妻と散歩していると、園路に何かが落ちていました。近寄ってよく見ると、アカハライモリ(アカハラ、イモリ、ニホンイモリ)です。赤い腹側を見せて死んでいました。少し干からびていました。(ちなみに、この公園は水田に囲まれた農村地帯にあり、中央を大きな農業用水路が横切り、公園内には用水から引水した流れや池があります。)

アカハライモリは、昔は(といっても60年ほど前と歴史的な昔になりますが…)至るところで見かけたような気がします。

ウェブサイト『ウィキペディア(Wikipedia)/アカハライモリ』によると、田園地帯や森林に囲まれた水域では目にする機会も多いのですが、市街地などの護岸された水域では少ないそうです。市街地での個体数の減少に伴い、2006年には環境省レッドリストでも準絶滅危惧種として記載されるなど、他地域でも絶滅が危惧されている個体群は少なくないようです。

アカハライモリは水生動物で終生水の中で生活しているイメージがありましたが、以前、山の中の倒木で越冬している個体を何度か見かけて、やはり両生類なのだと実感した覚えがあります。
同サイトには、こう説明されています。「幼生は十分成長すると、外鰓が消えて成体と同じような形の幼体となり、上陸する。幼生の皮膚は滑らかだが、幼体の皮膚は成体と同じくざらざらしており、乾燥には幾分抵抗性がある。…幼体は、森林内などで小さな昆虫や陸棲貝類、ミミズなどの土壌動物を捕食して3-5年かけて成長し、成熟すると再び水域に戻ってくる。」


《園路上で死んでいたアカハライモリ 2022/05/19》


《園路上で死んでいたアカハライモリ 2022/05/19》


《園路上で死んでいたアカハライモリ 2022/05/19》


《園路上で死んでいたアカハライモリ 2022/05/19》

※ 「富山で30.3度もう真夏日 暑さ全国一」
  今朝の北日本新聞の見出しです。昨日は午前中は晴れ間が多かったのですが、昼からは曇り空。滅茶苦茶暑いという感じではなかったのに、真夏日で全国一位の暑さだったのです。体がだいぶ暑さに慣れてきたのでしょうか。
  脳梗塞を再再発しないよう、野外では水分を十分摂るよう心がけます。
  同じ朝刊に、剣沢小屋の佐伯友邦さんの訃報が出ていました。79歳。病名は違いましたが、7年ほど前に同じリハビリ病院でリハビリしていました。ご冥福をお祈りいたします。


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