富山は、一昨日、昨日、今日(2022/04/11)と三日続いての夏日。
朝の6時ころ、犬との散歩を終え、鉢植えの草花などに水遣りをしているとき、昨日のことを想い出して庭木に取り付けてあるカマキリの卵のうを見て回りました。予想したとおり、最後に見たユズに取り付けたオオカマキリの卵のうから、何かが湧くように出てきていました。タイミングよく、前幼虫が卵のうから次々と出てきて、ぶら下がり、脱皮して1齢幼虫になっていくときでした。卵から前幼虫から出てくる(孵化?)様子は、卵のうの中なので確認できません。
前幼虫が卵のうから出てくる様子は、まるで水族館で見たことのある「チンアナゴ」のようでしたす。
この1齢幼虫の脱皮は、10時ころには終わりました。まだいくつも卵のうがあるので、
① オオカマキリの1齢幼虫は何時ころ出てくるのか?
② ハラビロカマキリの1齢幼虫は何時ころ出てくるのか?
など、確かめてみたいと思います。
これだけ全部がカマキリの成虫になれば、庭中カマキリだらけになる筈ですが、そこは自然の摂理、天敵に食べられたり餌の制約があったりしてそこそこの密度になると思っています。
ここでもう一度、オオカマキリの孵化の様子について書かれた、『フィールド版昆虫ハンター/カマキリのすべて」のページを引用しておきます。
「春爛漫のころからオオカマキリの孵化が始まります。エビのような形をした『前幼虫』が卵鞘から出てきます。頭には茶色でなめらかなこぶ状の構造があります。これは『頭頂嚢』で、卵鞘から出てくる時に頭を守るクッションの役割をしています。役割を終えた頭頂嚢は1~2時間ほどで体内に吸収されて、なくなってしまいます。
やがて、白い糸でぶらさがったまま前幼虫が脱皮をはじめます。
糸はとても細く、少しでも風が吹くとブラブラとゆれますが簡単に切れるようなことはありません。少しずつ脱皮が進むにつれて、カマキリの形になってきます。」
写真はそれほどうまく撮れませんでしたが、見たかった瞬間をみることができ、この日一日は充実感がありました。(なので、今回は同じような写真ですが、いっぱい載せました。)
《オオカマキリの卵のうから次々に前幼虫が出てきて脱皮して1齢幼虫に(06:07)2022/04/11》
《オオカマキリの卵のうから次々に前幼虫が出てきて脱皮して1齢幼虫に 2022/04/11》
《オオカマキリの卵のうから次々に前幼虫が出てきて脱皮して1齢幼虫に 2022/04/11》
《オオカマキリの卵のうから次々に前幼虫が出てきて脱皮して1齢幼虫に 2022/04/11》
《オオカマキリの卵のうから次々に前幼虫が出てきて脱皮して1齢幼虫に 2022/04/11》
《オオカマキリの卵のうから次々に前幼虫が出てきて脱皮して1齢幼虫に 2022/04/11》
《オオカマキリの卵のうから次々に前幼虫が出てきて脱皮して1齢幼虫に 2022/04/11》
《オオカマキリの卵のうから次々に前幼虫が出てきて脱皮して1齢幼虫に 2022/04/11》
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