やまぼうしー自然の記録帳ー

富山県内の自然を中心に、自然や自然現象を記録にとどめておきたいと思っています。

オオカマキリ(1齢幼虫)(半飼育)(富山市)

2022-04-11 03:47:01 | 昆虫類

富山は、昨日、今日(2022/04/10)と二日続いて夏日。庭では、昨日開花し始めたジューンベリーの花が今日はもう満開です。

朝、9時半ころ、庭のセイヨウバイカウツギに取り付けていたオオカマキリの卵鞘から1齢幼虫の脱皮殻がぶら下がってい揺れているのに気づきました。よく見ると、1齢幼虫がたくさんうろついています。前幼虫が脱皮してからそれほど時間がたっていないのではないかと思います。

オオカマキリの孵化の様子については、『フィールド版昆虫ハンター/カマキリのすべて」に詳しく書かれています。
「春爛漫のころからオオカマキリの孵化が始まります。エビのような形をした『前幼虫』が卵鞘から出てきます。頭には茶色でなめらかなこぶ状の構造があります。これは『頭頂嚢』で、卵鞘から出てくる時に頭を守るクッションの役割をしています。役割を終えた頭頂嚢は1~2時間ほどで体内に吸収されて、なくなってしまいます。
 やがて、白い糸でぶらさがったまま前幼虫が脱皮をはじめます。
 糸はとても細く、少しでも風が吹くとブラブラとゆれますが簡単に切れるようなことはありません。少しずつ脱皮が進むにつれて、カマキリの形になってきます。」

庭にはまだまだオオカマキリやハラビロカマキリの卵のうが取り付けてあるので、今度は前幼虫が卵のうから出てくるときや前幼虫が脱皮して1齢幼虫が出てくるところを見てみたいと思います。


《オオカマキリの卵のうと1齢幼虫 2022/04/10》


《オオカマキリの1齢幼虫 2022/04/10》


《オオカマキリの卵のうと1齢幼虫の脱皮殻 2022/04/10》


《オオカマキリの1齢幼虫 2022/04/10》

※ この日(2022/04/10)、我が家の庭では今年初見のキアゲハとモンシロチョウが飛んできました。昨日今日の暖かさで、季節が急激に進んでいます。


《庭に飛んできたモンシロチョウ 2022/04/10》


《大根の葉で休むモンシロチョウ 2022/04/10》


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