盛土して造成された北陸自動車道の法尻には、アカメガシワなどの陽樹が侵入して生育旺盛です。少し時間があったので、アカメガシワの葉裏を覗いていると、大きめのチョウバエのような小さな虫がとまっていました。近づいてよく見ると、その虫はミノムシにとまっていました。もう少しよく見ると、その虫はそのミノムシと交尾しているようで、刺激を与えてもミノムシから離れませんでした。
気になって、翌日小雨の中、同じ場所に見に行くと、まだ交尾したままでした(結局、最後に確認した2017/05/15の昼過ぎも、同じ状態でした)。
名前については、ウェブサイトや図鑑などを調べ、富山県産蛾類WEB博物館のKさん、富山市科学博物館の岩田さんにアドバイスしていただき、キタクロミノガにたどりつきました。
《アカメガシワで交尾するキタクロミノガ 2017/05/13》
《アカメガシワで交尾するキタクロミノガ 2017/05/13》
《翌日になっても交尾していたキタクロミノガ? 2017/05/13》
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