9月上旬の観察記録です。
昨年、我が家の庭のエノキに産卵したハラビロカマキリの卵のう、気がつくと、ほとんどなくなって、中に数匹のカツオブシムシの幼虫がいました。カマキリの卵のうを食べるカマキリタマゴカツオブシムシの幼虫ではないかと思います。
カマキリタマゴカツオブシムシについては、『自然保護NOV. / DEC. 2012 No.530/カマキリの卵鞘を探してみよう』に次のように書かれていました。「…甲虫の一種であるカマキリタマゴカツオブシムシは、晩秋に卵鞘へ産卵、幼虫は冬越ししながら卵を食べて育ちます。翌年の春に羽化した成虫は、カマキリが孵化して空となった卵鞘殻を探して産卵します。夏に育つ幼虫は、卵ではなく殻を食べて育ち秋に成虫になるという1年に2世代のライフサイクルがあります。…」
私が見たのは、卵のう(卵鞘)の殻を食べて育っていた秋に成虫になる第2世代のカマキリタマゴカツオブシムシだったようです。
《ハラビロカマキリの卵のうにいたカマキリタマゴカツオブシムシ?の幼虫 2021/09/01》
《ハラビロカマキリの卵のうにいたカマキリタマゴカツオブシムシ?の幼虫 2021/09/01》
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