ドヴォルザーク
交響曲第9番「新世界より」
指揮…アバド
演奏…ベルリンフィル
好み度…4.5(5点満点)
アバドはほんとに風格と厚みのあるまっとうな音をしっかりつくる指揮者だと思う。
難を言うとすればそれがあまりにまっとうすぎることだろうか。
冒頭は静かだが、雰囲気漂う印象的な出だし。まっとうだが厚みと風格のある響きで次第に最初の高揚部へ導かれていく様はさすがの感がある。
終楽章の金管による主題のファンファーレは少し速度を落として堂々と力もあってかっこいい。
どちらかといえば金管の目立つ演奏が多いような気がするこの曲にあって、低弦の支えも含めて大変バランスのよいアンサンブルの中で弦が厚く豊かに響くこの演奏はアバドらしい正統性と豊かさと風格を感じる演奏だと思う。
交響曲第9番「新世界より」
指揮…アバド
演奏…ベルリンフィル
好み度…4.5(5点満点)
アバドはほんとに風格と厚みのあるまっとうな音をしっかりつくる指揮者だと思う。
難を言うとすればそれがあまりにまっとうすぎることだろうか。
冒頭は静かだが、雰囲気漂う印象的な出だし。まっとうだが厚みと風格のある響きで次第に最初の高揚部へ導かれていく様はさすがの感がある。
終楽章の金管による主題のファンファーレは少し速度を落として堂々と力もあってかっこいい。
どちらかといえば金管の目立つ演奏が多いような気がするこの曲にあって、低弦の支えも含めて大変バランスのよいアンサンブルの中で弦が厚く豊かに響くこの演奏はアバドらしい正統性と豊かさと風格を感じる演奏だと思う。