マーラー
交響曲第2番「復活」
指揮…バーンスタイン
演奏…ニューヨークフィル
合唱…ウエストミンスター合唱団 他
好み度…4.5(5点満点)
1987年ライブ。
冒頭からだいぶゆっくりしたテンポでたっぷり表情のついた旋律の歌い回し。
基本的にゆったりした流れの中、音のレンジもテンポの緩急も表情の幅も大きくときに激しい。
情はべったり(というのもどうかと思うが)濃く、確かにこんな演奏はバーンスタインしかしないだろう。
実直で敬虔な美しさや漲る緊張感が感じられるといったタイプではないように思うが、巨大で十分に感情的で、マーラーは感情的であるべし、とするなら最上位に位置する盤だろう。
合唱もよく、静かにゆっくり入る合唱はほのかに温かな光といったようなものも感じさせながら厳かでジンとくるものだし、十分に速度を落として歌い上げるフィナーレは壮大。
私の中では演出が濃すぎるイメージのあるバーンスタインだが、この曲ではそれがはまって壮大な復活になっていると思う。
交響曲第2番「復活」
指揮…バーンスタイン
演奏…ニューヨークフィル
合唱…ウエストミンスター合唱団 他
好み度…4.5(5点満点)
1987年ライブ。
冒頭からだいぶゆっくりしたテンポでたっぷり表情のついた旋律の歌い回し。
基本的にゆったりした流れの中、音のレンジもテンポの緩急も表情の幅も大きくときに激しい。
情はべったり(というのもどうかと思うが)濃く、確かにこんな演奏はバーンスタインしかしないだろう。
実直で敬虔な美しさや漲る緊張感が感じられるといったタイプではないように思うが、巨大で十分に感情的で、マーラーは感情的であるべし、とするなら最上位に位置する盤だろう。
合唱もよく、静かにゆっくり入る合唱はほのかに温かな光といったようなものも感じさせながら厳かでジンとくるものだし、十分に速度を落として歌い上げるフィナーレは壮大。
私の中では演出が濃すぎるイメージのあるバーンスタインだが、この曲ではそれがはまって壮大な復活になっていると思う。