ブラームス
ピアノ協奏曲第1番
ピアノ…アンダ
指揮…ヨッフム
演奏…アムステルダムコンセルトヘボウ管
好み度…4.5(5点満点)
出だしのオケの響きはどこか硬く、各パートの揃いぶりもどこか危なっかしいような印象を受け、このオケらしい淡く輝くような艶とか気品が感じられず、ちょっとこの名人集団らしからぬ印象を受けるが、ピアノは澄みながら和音に頼らず一音一音の血の通った力強さと美しさで聴かせるような、オケがどうだろうとこのピアノだけで聴く価値ありだな、と思わせるものを聴かせる。
オケも次第に馴染んできて、相変わらずこのオケらしいとは言えないが武骨っぽい渋い力の効いた響きを随所に聴かせてある意味このピアノにはあっているかもしれない。
ピアノは第1楽章の力もいいし、第2楽章の情を宿すような音もいいし、終楽章も少し奔放さを加えてトーンダウンすることなく、ライブの少々のムラみたいなものはあるようにも感じるが、完成度というのでなく、感銘という点で、やっぱりピアノが印象深い盤のように思う。
ピアノ協奏曲第1番
ピアノ…アンダ
指揮…ヨッフム
演奏…アムステルダムコンセルトヘボウ管
好み度…4.5(5点満点)
出だしのオケの響きはどこか硬く、各パートの揃いぶりもどこか危なっかしいような印象を受け、このオケらしい淡く輝くような艶とか気品が感じられず、ちょっとこの名人集団らしからぬ印象を受けるが、ピアノは澄みながら和音に頼らず一音一音の血の通った力強さと美しさで聴かせるような、オケがどうだろうとこのピアノだけで聴く価値ありだな、と思わせるものを聴かせる。
オケも次第に馴染んできて、相変わらずこのオケらしいとは言えないが武骨っぽい渋い力の効いた響きを随所に聴かせてある意味このピアノにはあっているかもしれない。
ピアノは第1楽章の力もいいし、第2楽章の情を宿すような音もいいし、終楽章も少し奔放さを加えてトーンダウンすることなく、ライブの少々のムラみたいなものはあるようにも感じるが、完成度というのでなく、感銘という点で、やっぱりピアノが印象深い盤のように思う。
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